前説
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この記事では、最近ハマっている女性ソロアーティストを特集したい。
まあ、女性ソロってくくりが広すぎて、ジャンル的には雑多になってしまうんだけど、その雑多さがいい気もするので、この記事ではごちゃまぜでお送りしようと思う。
では、どうぞ。
本編
iri
日本のR&Bの最前線を突き進むような完成度。
声の体幹(という表現が正しいかは知らないが)がめっちゃしっかりしている感じ。
ブレがないというか。
声に無駄な揺らぎがないというか。
声を聴くだけでもリズム感の良さを感じるし、屈指の存在感を放っているように思う。
宇多田ヒカル
常に一歩先を行くサウンドメイク。
J-POPのベタからはもちろんのこと、ジャンルとしての音楽からも一歩距離を置いたような音の作り込みが流石である。
また、隙間のあるビートでも一切退屈を感じさせない声による彩りが尋常じゃないから。
セールス的なピークは終えても、アーティストとしての才能は衰え知らず。
「Time」においては、妙な不穏さを感じさせる歌詞も良い。
杏沙子
どこまでもドキュンタリーな歌詞とタイトルが良い。
というか、ただただ歌詞を追っていると切なくなってしまう。
人懐っこい声が、歌の物語性をより鮮明に描きだす。
音楽番組ではそこまで積極的に取り上げられていない気もするが、この歌を取り上げないとしたらそれこそ「見る目がないなぁ」な説。
SHE IS SUMMER
片意地はらない自然体な歌が多い印象。
でも、ゆるいんだけどぬるくはない温度感が絶妙で、歌ひとつひとつの完成度の高さには痺れてしまう。
claquepotとタッグをくんだ「summer end」という歌が今月(7月)に発表されて、それもすこぶる良い。
グッズもおしゃれだし、MVも雰囲気あるし、絵の作り方も個人的なツボだったりする。
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寺尾紗尾
曲をリリースするたびに世界観が完成されていて、ゾクゾクする。
まるで短い映画をみているような、重厚な短編小説を読んでいるような、ジブリ映画に潜り込んだような、そんな気分になるのである。
声の伸ばし方が絶妙だからこそ、作品世界が浮かび上がるんだろうなーと思うし、歌の静かさを完全に味方にしているよなーと思う。
なかなか外に出られない人は、ぜひ寺尾紗尾の歌を聴いて気持ちだけでもどこかに旅立ってほしい。
LiSA
一年経ってもまだまだ名曲。
アニソンの世界観を育みながらも、自分の存在感を作り上げるのがLiSAは上手いんだよなーと思う。
鬼滅の刃の原作は最終回を迎えたが、まだまだブームが終わることはなさそうで。
つまりは、まだまだLiSAのターンが続くということの証でもあって。
とりあえず、次の新曲がどんな感じになるのかが楽しみである。
さとうもか
新世代の YUMINGと称されるさとうもか。
思えば、そういう称され方をされる女性アーティストってほとんどいなかった。
椎名林檎と重ねられる人はわりと多かったが、それとは対照的に。
つまりは、それだけさとうもかが独特の立ち位置を築いているということだろう。
実際、これだけのアーティストを並べてもさとうもかは「〜っぽい」というくくりを跳ね除ける個性を持っている。
「melt bitter」は2020年の音楽シーンを代表する一作だと思っているので、ぜひ聴いてほしい。
あいみょん
ブレイクから2〜3年の月日が経っているが、未だにその人気が陰ることはない。
名実ともに日本の音楽シーンでもっとも存在感を放っている女性ソロアーティストであろう。
ひとつ言うとすれば、本来的にはもっと「大物」として扱われてもいいはずのあいみょんは、良くも悪くも「軽い」立ち位置になっている気がする。
まあ、でもそれが良さなのかもしれない。
それだけ距離が近いアーティストだとも言えるし、だからこそ老若男女に慕われている気もするからだ。
「裸の心」は個人的に、久しぶりにぐっときたあいみょん曲だったりする。
何度聴いても曲の良さが消えることはない、屈指のグッドミュージックであるように思う。
まとめ
というわけで、個人的にハマっている女性ソロアーティストを紹介してみました。
人それぞれハマっている人は違うだろうけど、何かの参考にしてもらえたら嬉しい限り。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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