前置き

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皆さん、冬が寒くて本当に良かったと思える日々過ごしてますか?

冷えた左手をポケットにお招きしている日々過ごしてますか?

どんな日々を過ごしていようが、明けない夜はないし、冬が終わると春がやってきちゃうわけです。

で、春が来ると、やってくるもの。

それは卒業式です。

まあ、卒業式なんてどうでもいいとお思いの方もいるかもしれないです。

でも、そんな人でも音楽好きの皆さまなら気になることがひとつあるはず。

それは、卒業式でどんな歌を歌うか?

で、以前うっかりこんな記事を書いたんですよ〜。

ただ、この記事は2016年のものなので、3年ぶりにアップデートした記事を書こうかなーと思った次第です。

それでは、早速たぶん卒業式に耐えそう曲たちを紹介していこうと思います!!!

本編

SUPER BEAVER「ありがとう」

今、自分が高校生だとして、卒業式でみんなと一緒に歌うバンドをひとつ決めるなら、僕は全力でSUPER BEAVERを推します。

だって、こんなにも歌詞がストレートに刺さるバンド、そうそういないですよ?

あと、やたらと高い声で歌ったり、やたらとトリッキーな展開をしがちなバンドが多い中で、ビーバーの音楽って、歌いやすいし、シンプルだし、その辺もグッとくるわけです。

色んな要素含めて、卒業式というシーンにぴったりだなーと思うわけです。

ちょっと上の世代の音楽好きも、ビーバーの音楽だったら、けっこうストレートに入って来ると思うんですよ。

ビーバーはガチ。

これだけは言える。

仮にこの曲じゃなくてもいいから、絶対に推しておきたいバンドのひとつです。

[Alexandros] 「ワタリドリ」

けっこうバンドものの歌詞ってパーソナル性が強いものが多いじゃないですか?

だから、卒業式という枠組みだと微妙し歌いづらい歌が多かったりするんですよ。

それに対して、ドロスの歌詞の安定感。

良い意味で当たり障りのないというか、どんな人にも当て嵌まるシーンを歌ってくれているから、安心してその言葉に飛び込めるというか。

ワタリドリの場合、曲の知名度も高いし、テンポ的にも合唱向きだと思うんですね。

そんなわけで、とてもオススメできる一曲だよなーと思うわけです。

3B LAB.☆「一期一会」

名曲ですよ、名曲。

アラサー世代の青春アーティストといえば、19と答える人も相当数いるでしょ。

そんな19のメンバーの一人であった岡平健治が中心となって結成されたバンド。

それが3B LABなのです。

で、そんな彼らの最初のシングルがこの曲なんですよ。

今聴いても、すごく良い歌だなーと思うんですね。

歌詞も良い意味で汗臭いし。疾走感あるし。

ほとんど彼らの音楽は聴かれることがなくなった昨今だけど、ぜひこのタイミングで聴いてみてほしい。

あえて推しておきたい一曲です。

OVER ARM THROW「Thanks」

2003年に神奈川で結成された3ピースメロコアバンド。

けっこうなキャリアのバンドなので色んな持ち歌があるんですけど、僕はダントツでこの曲が好きなんですよ。

もっとはっちゃけている歌もある。

だけど、このバンドが持つピースフルな世界観が詰まっているこの歌が、とにかく好きなんですよね。

メロも覚えやすいし、メロコアバンドにして合唱するイメージが作りやすい曲だし。

卒業式というシーンでもピッタリだと思います。

多分。

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Radio Bestsellers「栞」

意外と失恋ソングって卒業式に向いているんですよね。

スピッツの「チェリー」なんて、その代表だと思うんですけど。

しかも、この歌、複数人で歌うことを想定して作られた歌だから、わりと合唱しやすいと思うんですよ。

ピアノアレンジもしやすいと思うし。

問題はひとつ。

sumikaの片岡健太のパートだけ、片岡節を意識しすぎないかどうか。

春だけど、晴れやかな気持ちで卒業を迎えられない人だっているはず。

そんな人の背中すらも優しく推してくれるこの歌は、絶対に卒業式の強い味方になるよなーと思います。

米津玄師「Lemon」

いやいやいやいやいや重い重い重いとお思いの皆さん。

この歌こそ、意外と「耐える」んですよ。

若いバンドの歌ならポカーンとしがちなアラフィの先生たちも「Lemon」ならわりと耐えるんですよ。

紅白で50%近くの視聴率を取った男の歌は伊達じゃないわけです。

卒業式だからこそ、死と向かうレベルで別れを惜しむのもアリなのではないかと思ったりする次第。

で、この歌もピアノアレンジしやすいし、色んな意味で卒業式向きな歌なんです。

多分。

キュウソネコカミ -「越えていけ」

歌詞のセンテンスレベルで言えば、とにかく痺れる一曲。

それこそ高校生の卒業式なんかだと、自分の希望通りの進路に進めなかった人や、そもそも浪人という道を選んだ人だって、いると思うんですよ。

今まではなんだかんだでエスカレート式に人生を上がってきたけれど、本当の意味で挫折を経験したり、明確に未来に不安を覚えるのが、高校卒業というタイミングだったりすると思うんですね。

もちろん、自分の希望通りの道に進んだ人や、高校生活を充実した日々を過ごした人は、素直な気持ちで卒業式を謳歌したらいい。

でも、そうじゃない人にとっては、やはりきついものがある。

安易な希望を歌ったり、誰かに感謝しようぜって歌は、ほんの少し、きつさを覚えると思うんですね。

でも、そんな人ですらも、勇気を与えれくれる歌っていくつかあると思うんです。

その歌の一つが、キュウソネコカミの「越えていけ」なんじゃないかなーと思うわけです。

才能なんて、運命なんて 越えていけ

この歌のラストセンテンスがこれである。

人によっては、バンドマンは夢を叶えるために一生懸命になっているのに自分はこんなにもグウタラしてしまって・・・とネガティブになる人もいるかもしれない。

けれど、大学卒業という出口で、ある種失敗したキュウソというバンドが、こういう歌詞を歌うからこそ、こういう言葉にも説得力が出るわけです。

だってさ、キュウソなんて、当時は誰もがバンドでメシが食えるようになるなんて思っていなかったわけですよ。

才能のカケラもなんてないと、色んな人からバカにされてきたと思うんですよ。

でも、今のキュウソがどうなっているのかはキュウソを知っている全ての人がご存知の通り。

才能も運命も越えていったわけです。

だからこそ、卒業式でネガティブな気持ちになっている人の背中を押してくれると思うし、どれだけこの先に希望が持てない人だって、その歌詞に寄りかかれると思うんですよ。

だからこそ、この歌は卒業式という場にふさわしいのではないかなーと思うわけです。

まとめ

というわけで、卒業式に相応しいのではないか?と思う歌を改めて何曲か紹介してみました。

ぶっちゃけ、今の現場でどういう歌が歌われているのか知らないままテキトーにご紹介したところがあるので、検討違いなチョイスをしているかもしれないですが、何かの参考にしてもらえたら幸いです。

紹介した歌は名曲だらけなので、一聴の価値はあるかと思います。知らなかった人はこのタイミングでぜひ聴いてみてください。

ではではではでは。

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