前説
[ad]
以前、こんな記事を書いた。
関連記事:結成15周年のバンド特集
だったら、結成10周年のバンドも書いてみよう、ということでこの記事を上梓したい。
本編
WANIMA
すっかり国民的バンドとなったWANIMAは、実は2010年に結成されたバンドだ。
厳密にいえば、今のメンバーに固まり、WANIMAというバンド名で活動したのが2010年、となるわけだが。
メロコアやパンクに距離が近いバンドが、ここまで老若男女に支持されているって考えてみたら面白い話だと思う。
どうせどんどん大きくなるなら、他のバンドでは到達ができないような境地までいってほしいなーと思う。
MAN WITH A MISSION
彼らが日本の地へ降り立ってからも10年である。
このあと、いくつかバンドを並べてみるが、こうみると、マンウィズの人気になっていく速度ってとんでもない速さだったんだなーと実感する。
なんせ、色んな意味で他のバンドよりも重鎮がすごいもんなあ。
いまだ人気が衰えることなく、世界征服に向けて、着々と力をつけてきている印象。
THE ORAL CIGARETTES
もっともこの10年で音楽性が変化したバンドといえば、オーラルなのではないかと思う。
インディーズの頃は、わりとストレートなギターロックだったが、どんどんV系的な音楽だったり、独特なダーク性に身を包むようになったり、他のバンドにはない進化を遂げてきた彼ら。
昨年リリースされたベストアルバムを聴いていると、ここからさらにオーラルは独特の変化を遂げるのではないか、という期待に胸が膨らむ。
邦ロックとV系の垣根を超えたような存在であるTHE ORAL CIGARETTES。
彼らだからこそ、見せることのできる世界観をどんどん作り出してほしいなーと思う。
SHISHAMO
マンウィズに比べると、(おそらく)平均年齢に大きな差があるので、少し変な感じがするが、SHISHAMOもバンドとしては結成10周年を迎えるバンドである。
当時は高校生だった彼女たちが、今ではすっかり大人びた表現力を手に入れており、幅広い楽曲を生み出すようになった。
ポップからロックまで、幅広いサウンドをスリーピースで紡いでいる。
ってか、こうみると、結成10周年バンドの破壊力、とんでもないなーということに気づく。
indigo la End
細かなメンバーチェンジは幾度もあったが、元をたどれば、indigo la Endも結成10周年のバンドとなる。
インディゴもこの10年で面白い音楽変化を遂げたと思うし、ソングライターとしての川谷絵音の覚醒ぶりは眼を見張るものがあるよなーとつくづく感じる。
サブカル、という感じだった彼らも、ムーディーな男らしさを出してくることが増えてきた気がするので、クールな装いでこれからも音楽を鳴らしてほしいなーと思う。
[ad]
Czecho No Republic
シーンにおける存在感という意味では、少し薄まってきているかもしれないCzecho No Republic。
でも、混合バンドならではのカラフルさや、多彩な楽器で作り出すハーモニーは唯一無二で、今でも生み出す楽曲はドキドキさせるものが多い。
バンド内に夫婦がいるという珍しいバンドでもあり、そういうバンドだからこそ、作り出せる音もあるのかなーなんて思ったりする。
記念すべき年だから、今年は色々しかけてくるかもしれない。
それが楽しみだ。
BRADIO
彼らも10周年バンドだ。
メモリアルイヤーということで、初のホールツアーの開催も決定している。
BRADIOは何よりもライブだよな、と思うバンドなので、ライブを観たことがない人はこの機会にうっかり観に行ってみたらいいのではないか、と思うのである。
mol-74
10周年の活動をしているバンド、といっても色々といる。
紅白に出るようなバンドもいれば、ライブハウスでくすぶっているバンドだっている。
mol-74がどの程度の立ち位置かはわからないけれど、きっとこれからさらに伸びるバンドであることは間違いないと思うのだ。
少しずつmol-74の音楽を聴く人は増えているし、読みにくいバンド名の読み方を理解している人の数も増えてきている。
今年は改めて、mol-74にも注目したいなーと思うのである。
キュウソネコカミ
ネズミのマスコットを携えたバンドが、ネズミ年に10周年を迎えるらしい。
今年のキュウソはマジで再び色んな意味でブチかまそうと企んでいるような気がしてならない。
ライブの数はめっちゃ多いし、まだ発表していないお祭りめいた告知だってきっとあるように思うのだ。
今年のキュウソはきっとすごく面白い。
いつも以上に熱くて、いつも以上にワクワクさせることをやってくれる。
そんな気が、強くするのである。
まとめ
というわけで、10周年のバンドを色々並べてみました。
まあ、バンドによってはメンバーチェンジがあったりするので、今のメンバーでは10周年ではないことも多いんだけど、とりあえずバンドの歴史としてみたことを基準にしてなれべてみました。
10周年という区切りだからこそ、気合いの入ったライブなり作品なりを提供するのだろうと思うし、一人の音楽ファンとして、そのときがただただ楽しみである。
というわけで、今回はこの辺で。
ではではでは。
[ad]