前説
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なんとなくトイズファクトリー所属のアーティストの記事を立て続けに書いていた僕。
今回の記事では、ゆずについて書いていきたい。
本編
ゆずって誤解されている
ゆずってなんか当たり障りのないことを歌いがちなフォークデュオでしょ?と思っている人が多いと思う。
人によっては、コブクロの声高いバージョンでしょ?っていう人もいるかもしれない。
確かに「栄光の架橋」をはじめ、当たり障りのないことを歌う歌も多いし、安心してNHKとかにと出せそうなアーティストというイメージはあるかもしれない。
けれど、実はゆずってわりと「良い子ではない」ことが多い。
インディーズの頃にリリースした『ゆずの素」というアルバムに収録されている「てっぺん」という歌はまあまあ尖っている。
こんな歌詞から始まる。
六大学出のインテリの坊ちゃんには
四回死んでも分かんねえだろうけど
お前らがトップにいるのなら この世のトップにいるのなら
進む道はただひとつ “最強のバカ”になってやる
食べる物がなくても ずっと笑っていられるような
ゆずはどうやら最強のバカになるために活動をしてきたらしいし、この頃のゆずは綺麗とは対極にいるような歌詞を歌うことも多い。
しかも、ゆずの歌詞は「法律を犯している」ことが多い。
『ゆずマン』というアルバムに収録されている「シュビドゥバー」の2番のBメロでは明確に法律を破ってくる。
こんなフレーズだ。
帰り道の途中裏道に逃げ込んで
コソコソとタバコを吸ってみたのはいいけど あっさり捕まって
高校生くらいのことを歌った歌なのだが、タバコを吸ったことを白状している。
今なら、こんなことを世間に晒したらバカッター案件となってしまい、あっという間に炎上してしまう。
また、名曲「夏色」では、坂道を自転車で二人乗りをするという悪業がなされる。
これはどう解釈しても、明確なる道路交通法違反を犯しているようにみえる。
そうなのだ。
意外とゆずの歌詞は「ヤンチャ」していることが多いのだ。
でも、どうせこういう尖った歌詞はインディーズの頃とか、デビューしたての頃くらいなんでしょ?
そう思う人も多いかもしれない。
しかし、それこそ「栄光の架橋」以後も、ヤンチャな歌詞を書いてしまうことがたまにある。
この曲は、その代表だ。
「いちご」という歌だ。
*公式にMVはないので貼りませんが
あいみょんですら、ここまでストレートな下ネタを歌詞にしないし、あいみょんならその下ネタをスタイリッシュにまとめることだろう。
全年齢対象ですよ、という顔をしながら時より容赦ない下ネタソングを歌うのもゆずの特徴なのだ。
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すぐに女装する
ゆずは良い子ちゃんではない。
その証拠に、メンバーは事あるごとに女装をしたがる。
「恋の歌謡日」はその代表である。
公式の動画がないので、ここでは紹介できないが、まあまあレベルの高い女装(というかコント)を披露している歌になっている。
まあ、この歌はそういうコンセプトだから、たまたま女装しただけなのかと思ったが、そうでもないのだ。
「シシカバブー」というシングル曲もあるのだが、この歌のMVでも平気で女装してくる。しかも、そのメイクの気合いの入れ方が「ネタ」のレベルを超えてくる。恐ろしい。
公式に動画がないので、その残虐さをこの場で紹介できないのが残念であるが。
まあ、ご覧の通り、ゆずは常に遊び心がたくさんある。
ライブでも人を楽しませるにはどうしたらいいのか?ということをすごく考えながらパフォーマンスがすることが多い。
だから、老若男女問わず、素直にライブって楽しいな〜っていう気分になるような、盛り上げ上手なライブが展開されるのだ。
こういうみんなのことを考えて楽しませる精神が強いからこそ、いつのように「良い子ちゃん」なイメージが付いたのかもしれない。
まとめ
しかし、それは誤解だ
この記事では、言いたいのは、これだけである。
それは誤解である、と。
ちなみに、ゆずは純粋に良い曲が多い。
寺岡呼人プロデュース時代、蔦谷好位置メインのプロデュース時代など、色々フェーズがあるので、興味がある方は調べてもらったらいいかもしれない。
ヒャダインと組んでいた時代もある。
ちなみに個人的には、ゆずの歌なら「飛べない鳥」という歌と、まだ芋っぽさが残る石原さとみがMVに出演している「桜木町」の2曲が好きです。
もし、あんまりゆずを聴いたことがない人けど、この記事をきっかけに聴いてみたい、という人は、参考にして聴いてみてほしい。
では、今回はこの辺で。
ではではでは
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