前説

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先日、YouYubeにアップロードされたB’zの稲葉とミスチルの桜井の対談を拝見した。

日本の音楽シーンで圧倒的な存在感を放っているボーカリスト同士の対談ということで、そこで語れる言葉は色んな意味で興味深いものだった。

・・・にしても、この二人、老けないなあと思った。

もちろん、年を重ねている部分は感じるんだけど、=老けた、にまったくならないのだ。

円熟した若さ(というと変な言い方になるが)が放たれている感じがするのだ。

そこで、この人たち、いつまでも「若い」なあと思うバンド・アーティストを紹介したい。

本編

B’z

今でも不動の存在感を放っているB’z。

いつまでも円熟した若々しさを放っているように感じる。

特に、稲葉のボーカルとしての佇まいは凄い。

歌っていないとき、ゆったりとトークをしているときは流石に、年を重ねた故に生まれた穏やかさみたいなものがにじみ出ているんだけど、ひとたびマイクを握り、歌うモードに入ると、一気に時空が捩れる。

自分が物心をついて初めて観たときのB’zと迫力がまったく変わらないのだ。

アグレッシブなパフォーマンスと、圧倒的な声量。

数年前にライブを拝見したこともあったんだけど、エネルギーがとんでもないことを感じたものだった。

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Mr.Children

Mr.Childrenもまた、円熟した若さが際立つバンドだと思う(バンド名が示している通りだ)。

その中でも、ボーカルの桜井の変わらさは凄まじい。

なんというか、良い意味で少年のような眩しさを解き放っているのだ。

たぶん、あの人懐っこい笑顔がそんな印象を与えているんじゃないかと思う。

稲葉との対談ではボーカルにおける悩みを吐露する場面もあったけれど、自分の傍目の人間が聴いている分には、進化しか感じない。

ストイックだからこそ、今でも圧倒的な存在感を放つ秘訣になっているんだろうなあと思う。

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スピッツ

このキャリアを持っていながら、<かわいい>という言葉が嫌味なく成立する、稀有なバンドだと思う。

特に草野正宗は、まったく時間の経過を感じさせない不思議な佇まいのボーカルだと思う。

それこそ、ボーカルひとつとっても、常に瑞々しさを放っていて、唯一無二の世界を作り出している。

むしろ、音楽に対するスタンスにおいてはここにきて若返っている印象すら受けていて、どこまでも化け物のようなバンドだなあと思う。

末永く、このメンバーと音を鳴らしてほしいと、ただただ思うバンドである。

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YUKI

YUKIってテレビで見るたびに「あれ、今って何歳だっけ?」って思ってしまうアーティストである。

というのも、ビジュアルからまったく時間の経過を感じさせない凄まじさがあるわけだ。

年を重ねると<美しい>の方向に舵を切るアーティストが多い中で、YUKIはいつまでも<キュート>な立ち位置をとる。

というよりも、自分が作りたい世界に妥協なく向い続ける凄みがあると言えばいいだろうか。

フリフリな衣装も綺麗に着こなしてしまうのが、本当にすごい。

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aiko

長いキャリアを重ねると、アーティストはどこかのタイミングでキャラ変を行うものである。

YUKIですら、バンドとソロの間で、キャラ変(という言い方が正しいかはわからないが)を行っているわけである。

でも、aikoはずーっと同じスタンスでアーティスト活動を行っている印象がある。

それが凄い。

未だに恋愛ソングを華麗に歌いこなしていて、そこに何の違和感もないところが凄い。

aikoにしかできない領域で、aikoならでを発揮する、そんな時間を超越したアーティストである。

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西川貴教

見た目に反して若い。

そんな言葉では片付けることができない凄みがこのアーティストにはある。

透き通るような肌のつや。

圧倒的な肉体美。

なによりも、伸びやかすぎる強烈な声量でお届けするボーカル。

西川貴教にしか到達できないところにやってきた感しかない。

一体どれほどにストイックになれたら、こんな境地にたどり着けるのだろうか。

50歳というワードのイメージを覆しすぎるである。

L’Arc〜en〜Ciel

このバンドもまた、年齢を超越しているバンドだと思う。

hydeの佇まいは、バンド界の中でも屈指のものだと思う。

ただ、こういう取り上げ方をするとき、hydeをピックアップすることが多いけれど、方向こそ違うものの、メンバー全員<若い>と思うのだ。

まあ、最近は揃って演奏している姿を観ることはないんだけど、挙がっている映像なんかを拝見すると、強くそのことを思うのである。

今年、結成30周年という言葉が信じられない。

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THE ALFEE

公式の映像がないので、動画を紹介することができないが、このバンドも年齢を超越している存在感を放っている。

個性違いの三人の美しいハーモニー。

時に幻想的で、時に圧倒的な躍動を魅せる。

1973年に結成、というワードが、このバンドを桁違いを凄さを証明している。

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まとめ

というわけで、年齢を超越していくバンド・アーティスト特集、なのでした。

アーティストってやっぱり若い人が多いよなーと思う次第。

なぜこんなにも若い人が多いのか・・・。

わりと夜更ししている人が多そうなのに、謎だよなあ・・・といつも、いつも思ってしまうのでした。

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