&TEAMの音楽に気づいたから感想を書いてみた件
ふと&TEAMの音楽を知った。
「Go in Blind」を聴いたんだけど、おおん・・・!?かっこいいやん、となった自分。
このタイミングで、過去の楽曲も遡って聴いてみた結果、おお、こりゃあかっこいいとなったので、何がどう良かったのかをメモがてらにブログの記事に残しておきたいと思う。
クール&ホット
「Go in Blind」もそうなんだけど、&TEAMのボーカルってクールでもあり、ホットでもある。
メンバー全員のボーカルが洗練されているので、すっとしている。
あえて言えば、タキシード姿のような装いのボーカル。
歌のひとつひとつに気品があるし、ハイトーンなパートもすっと耳に入ってくる。
必要以上に感情的にならず、スマートにメロディーを紡いでいる印象だ。
一言で表すなら、クールなのだ。
一方で、&TEAMのボーカルってホットである。
ある種の激しさの中にあるし、歌声の節々に躍動感がある。
ミリタリーファッションのようなワイルドさも隠し持っているというか。
表地はタキシードだったのに、ポケットの裏地はミリタリーという隠しエッセンスがあったぞ・・・的なイメージ。
「Under the skin」でも、そういうエッセンスを感じる。
なんというか、堂々としているし、どっしりとしている。
でも、歌の全部に血が通っていて、高揚感があるのだ。
こういう塩梅を歌声に生み出しているあたりに、&TEAMに惹かれていく秘密が隠されている印象。
ロック好きな自分に刺さるアレンジが多め。
1stアルバム『First Howling : NOW』に収録されている楽曲を聴いていると、そんなことを感じた。
別にジャンル性がロックというわけではないんだけど、サウンドのエッジの効かせ方とか、ライブでかっこよくパフォーマンスしそうな想像を喚起させるサウンドメイクとかで、そういう印象を与えてくれるのだ。
冒頭のギターの切れ味が鋭い「War Cry」、ダイナミックかつ綺羅びやかな音色とリズムアプローチでいくつもの高揚を生み出す「Dropkick」、クールと躍動の集結ここに極まり感のある「チンチャおかしい」など、怒涛の流れを体感して、その思いを強くした自分。
こう書いていくと、ボーカルに惹かれるという前提があって、サウンドとか楽曲のカラーが自分好みだったので、するするとかっこいいの世界に誘われていったことを実感する。
息を呑むシンクロ性と個性の輝き
なお、&TEAMの魅力はダンスにも宿っているように感じる。
YouTubeのMVなどからしか見ていないので、”全貌”を語ることはできないわけだけど、YouTubeの中だけでも、ダンスの素晴らしさをびしびしと感じる。
その魅力をあえて一言で表現するなら、「隙のないシンクロ性と個々の個性が両立」という言葉に終着する感。多人数のグループだからこそ、揃えるのハードルも上がりがちだ。
でも、&TEAMは9人メンバーがいるということをダンスにおいても強みに変えて、その上で個々のパフォーマンスも鋭く磨いている印象を覚える。
うさぎのような草食動物のような雰囲気の中、チーターのような動物のアグレッシブさでもってダンスを展開する感じ。
いやね、9人が目まぐるしく動くそのダンスは、ある種生き物と表現したくなる面白さがある。
ボーカルのパートチェンジとフォーメーションの変化の中で、&TEAMにしかない音楽世界を生み出していく。
楽曲ごとに変わる表現力の幅
あと、&TEAMの凄いところは、楽曲ごとに全く違う表現を見せてくれるところ。
「Blind Love」はしっとりとした音楽の中で、胸に秘めたエモーショナルで繊細な感情を描いて見せるし、 「青嵐 (Aoarashi)」では明るいサウンドの中で、朗らかかつエネルギッシュに歌の世界を体感させてくれる。
それぞれの楽曲のコンセプトがきっとあって。
そこにボーカルやダンスのチューニングをあわせて、9人で然るべきアウトプットを展開していくのが良い。
まとめに替えて
ということで、ダラダラと書いたけれど、&TEAMの音楽、良いやん良いやんというのがこの記事のまとめ
これからひっそりと&TEAMの音楽もウォッチしてみたいと思う。