【最速】M-1グランプリ 2024年決勝メンバーを予想してみた
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当ブログは音楽の話をメインに扱う音楽ブログなのだが、個人的にはお笑いライブも定期的に足を運ぶし、賞レースはわりと目を通す方で、”お笑い”の話をするのも好きだったりする。
というわけで、毎年勝手ながらにM-1の決勝メンバーを予想する記事を書いている。
「今年の仕上がり」が見えてから記事を書くのは微妙だと思うので、まだ誰がエントリーするか確定していないこのタイミングで、自分がネタを見たときの感触含め、勝手ながらに今年のM-1のメンバーを予想してみたいと思う。
では、どうぞ。
本編
ナイチンゲールダンス
令和ロマンの次に、M-1的目線で東京吉本の本命になりそうな存在感を放つコンビは誰か?と言えば、ナイチンゲールダンスだと思う。
当ブログでは去年の段階で決勝に行くのではないか?と勝手に予想していたが、昨年のM-1は準決勝で惜しくも敗れ、歯医者復活では大きな存在感を放つネタを披露したのだった。
言葉のチョイスも斬新だし、令和のお笑いの空気感をもったハートフルさもあるし、漫才のテンポも素早くて、M-1のような賞レースだと高得点を取りそうなタイプのネタを披露している。
フースーヤ
関東吉本の自分的な本命がナイチンゲールダンスだとすれば、関西吉本の自分的な大本命はフースーヤだと思う。
フースーヤもまた、2023年のM-1グランプリの決勝の予想に名前を出していたのだが、このコンビもいつ決勝に行ってもおかしくないと思うし、ハマったときの爆発力は一級品である。
ナイチンゲールダンスはどちらかというとインテリさもあるタイプの笑いで引き込むが、フースーヤは文脈のあるボケの積み重ねと、心地良くて躍動感のテンポ感、さらには上質的な肉体具現化ダジャレなど、その強烈なパワープレイは芸術的。
意外と扱うネタは老若男女にハマる優しいものが多いので、ステージにさえ上がればM-1の舞台でも圧倒的な爆発を発揮しそうである。
ドーナツ・ピーナッツ
自分的に関西吉本でもう一組、本命だなあと感じているのが、ドーナツ・ピーナッツ。
シャープでスタイリッシュな掛け合いは、関西の掛け合い漫才が好きな全人類に突き刺さる鋭さを持っている。
近年は関西のテレビ番組の出演も増えている印象で、もともとネタには定評があったドーナツ・ピーナッツだが、よりその実力が磨かれている印象を受ける。
ここぞのときに機転もきくイメージなので、M-1という大舞台に登場することがあるのであれば、色んな角度から存在感を出しそうな感。
ママタルト
いわゆる非吉本の個人的な本命は、今年はママタルト。
昨年の準決勝で披露したネタは大ウケしていたようで、多くのお笑い評論家は「今年のママタルトは当確だな」と言わしめたほどには、漫才を仕上げていた。
良い意味で大鶴肥満のキャラクターがのっかってきたので、ボケのひとつひとつが伝わりやすいようになってきているし、ツッコミの檜原洋平はツッコミという立ち位置ながらも、大喜利力が高く、二人の「おもろい」が噛み合った時の爆発力はえぐい。
なお、ママタルトのネタはライブで観たことがあるが、生で見たお大鶴肥満の存在感は想像以上で、躍動感のあるコント漫才だと、よりママタルトのスリリングさが際立つ感。
カベポスター
M-1って毎年何組かは去年決勝に出た実力が約束されているコンビも連続で出演している。
そう考えた時、今年も同じように名を連ね、満を持した優勝候補として名を連ねそうな予感なのが、カベポスター。
ネタの達者感、美しさ、安定感などなど、すべての要素で「安心して観れる漫才」だなあと強く感じるし、練りに練った勝負ネタで挑んできたときの破壊力は間違いないと思う。
ただここ2年、M-1としては本当の意味での実力を発揮されていない感もあるので、そのリベンジも込めて今年は完成系のネタでM-1を迎えるのではないか?という勝手な予想がある。
トム・ブラウン
近年のM-1はわりと意図的に1組、漫才としては変わり種の型をもっとコンビが当選している印象。
ランジャタイやヨネダ2000など、審査員でいうところの立川 志らくに受ける枠が1組出ると予想している。
まあ、それで言うならこの記事の並びで言うなら、フースーヤもわりとその色合いがあるのかもしれないが、個人的には今年こそトム・ブラウンにスポットを当てて欲しいと思っている。
確かにテレビで売れっ子であるし、過去にM-1の決勝の舞台に立ったこともあるが、去年の歯医者復活戦での存在感は誰よりも圧倒的だったし、近年のネタの完成度も圧巻。ラストイヤーということもあるので、M-1で漫才観てみたいなあという想いも込めて記述。
ダブルヒガシ
好き嫌いは別にして、お笑いが好きな人の多くはきっと思っているはず。
おまえたちは、もう決勝の舞台に行くべきだ。
ネタの面白さや爆発力、M-1の予選でのウケ方からみても、行くべきでしかない人材。
良くも悪くも関西のアクの強いカラーが出ているコンビではあるが、面白さに間違いはない。
真空ジェシカ
ソフトバングのWEBCMに出演するほどの売れっ子になってしまったため、M-1の空気感的にそろそろ逆にアウェーな空気になる立場である一方、孤高の存在であるカリスマ性、ボケのクオリティ、センスで一定数の支持を集め続けているので、今年も気がつくと決勝にいるのではないかという予想。
ただ、真空ジェシカはM-1で披露する本ネタをほぼほぼ劇場などでは行わないため、毎年予選が始まるまでは仕上がりが不明なので、今年どうなるかがまったく想像がつかない。
なお、自分は今年冬にMOROHAと真空ジェシカの対バンライブを観に行って、その時のネタはバチバチの営業ネタだったんだけど、ベースの中に挟み込む「その日オリジナルの小ネタ」は冴え渡っていたので、真空ジェシカが持つ視座は今年もより磨きがかかっている印象。
新しいM-1になってから、ストレートの4年連続出場はいないので、そういう意味でも活躍を楽しみにしている。
ダイタク
ダイタクのラストイヤー、ついに決勝の舞台。
ダイタクのM-1の漫才として集大成と、プロボウラーになったお父さんの集大成がクロスして、感動のドラマが生まれる。
そんな予感を勝手に持っている今年のM-1グランプリ。
なお、2023年の歯医者復活のネタで言えば、個人的にはダイタクのネタが一番好きだった
まとめに代えて
何の根拠もないし、要は俺はこれが観たい、を詰め込んだだけのラインナップではあるんだけど、当然ながら、こんなもの、蓋を開けてみないと結果なんてわからない。
そういう過程も含めて、M-1グランプリを待ち通しにできればと思うし、良い大会になればいいなーなんてことを勝手ながらに思っている自分なのでした。
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