前説

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たま〜にカラオケに行くことがあるんだけど、基本的には自分が好きな歌でかつ、自分のキーにあった「無難な曲」を歌うことが多い。

んだけど、たまには新しい曲や流行りの歌なんかに挑戦したくなって、挑むことがある。

でも、そういうバンドに限ってキーが高すぎて歌えない事例が多い。

以前、そのような不満があったため、その旨を書いた記事を執筆した。

関連記事:カラオケで苦しめる邦ロックバンドの高音ボーカル達

あれから数ヶ月の月日が経ったわけだけど、以降も原曲キーで歌うにはあまりにも障壁の高いバンドばかりがブレイクしていく。

しかし、僕はあきらめたくなかった。

歌えないからって断念したくはなかった。

幾度なくチャレンジを試みた。

この記事では、そんな挑戦の軌跡を簡単な感想を交えながら、お伝えできればと思う。

本編

Official髭男dism

実はAメロの段階だったら、声を張ったら歌いきれるのではないか?と希望を与えてくれる曲が多い。

ポップなこともあり、リズムを取るのはそこまで難しくはないので、わりと途中まではなんとかなることも多いのだ。

しかし、いつもサビに到達する頃には雲行きが怪しくなり、サビに入ると途端に、とーんっと突き放される。

ヒゲダンはサビで「君は綺麗だ」と歌っているが、うるせえ俺のメロディーはぐちゃぐちゃだよ。ブサイクロードまっしぐらだよ、と思う。

助けてくれ。

関連記事:綺麗なのはお前のメロディーだよと思うOfficial髭男dismの新曲の感想

King Gnu

ヌーが厄介なのは、ツインボーカルのところ。

常田ボーカルのみだったら、まだキーの高さ的にはなんとかなりそうなところなのだが、絶対的な壁として、いつも井口パートが現れる。

だいたいヌーの歌いたい歌に限って、井口がサビを歌い、我らを絶望の淵に叩き落とす。

その叩き落とし方が容赦ない。ブサイクロードまっしぐらである。

助けてほしい。

関連記事:なんでKing Gnuってバズったの?

ヤバイTシャツ屋さん

ヌー以上にメロディーに高低差があるバンド。

それがヤバTである。

正直、最初からわかっている。

あれは全編を一人で歌えるわけがない。

ありぼぼのパートはハナっから自分には無理だとわかっているので、別にいいんだけど、こやまのパートだけなら全然いけると思って挑む。

でも、意外とこやまパートも難しい。

テンポの早いリズムで繰り出させる関西弁は何とも歌いにくく、こやまパートですらスタミナが限りなくゼロになる。

勘弁してほしい。

関連記事:ヤバイTシャツ屋さんが一発屋じゃなかった理由

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ネクライトーキー

キーが高すぎて逆にいけるんじゃないかと思ったが、全然無理だった。死んだ。

ヒステリックパニック

声が高いのもそうなんだけど、リズムが早い。

早口言葉みたいに流れてくるメロディーを、上手く処理することができない。

喉とかいう以前に、舌がギブアップをする。

こういうバンドのライブを見るたびにすげえなあと思う。

リスペクトである。

B’z

サマソニの余韻だぜ〜〜〜〜っ!!!!

ってことで、改めてカラオケでチャレンジしてみたんだけど、「歌えない」のレベル感が、他のアーティストのそれとは違っていた。

声の高さ的にそもそも無理なんだけど、稲葉さんの独特の声の伸ばし方がさらに無理に追い打ちをかける。

某曲では、夢じゃないあれもこれもと歌っているが、僕が高音ボーカルの歌を歌うのは夢の夢である。

ってかほんと、稲葉節はやればやるほど酷い出来になってしまって、カラオケが無残なことになる。

せっかく美しかったサマソニの思い出がどんどんどんどん穢れていくという恐ろしい仕様。

全ての方位において真似できないからこそ、B’zって偉大なバンドなんだなーと改めて実感した次第。

関連記事:B’zとTHE 1975を愛でるだけの安いサマソニの感想

まとめ

ヒゲダンやヌーをはじめ、売れるバンドがことごとく高い声でマジで嫌になってくる。

しかも、ただ声が高いんじゃなくて、高低差が鬼なのである。

特にヒゲダンは、ボーカル一人のくせに高低差ありすぎる。

顔は優しそうなくせに、ボーカルは鬼畜そのものである。

どうやら低い声の自分にとっては、カラオケでイキれるのはまだまだ先のようだ。

冬の時代はまだまだ続きそうです。

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