MAN WITH A MISSIONの楽曲がもつ人間離れした暖かさについて

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『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』が放送されることで、再び脚光を集めているのがMAN WITH A MISSION 「Remember Me」。

というのも、ドラマの2期が始まるんだけど、なんと主題歌は前回と同様に、「Remember Me」なのだ。

せっかくなので、このタイミングで、「Remember Me」の感想について書いてみたい。

本編

MAN WITH A MISSIONって大きく分けると二つのタイプに楽曲を分けられる、と自分は勝手に思っている。

どういう分類かといえば・・・・。

かっこいいやつと、優しいやつ。

自分の中で、この二つに大別される。

まず、かっこいいやつ、というのはMAN WITH A MISSIONにおけるお家芸のようなパターンである。

ミクスチャー要素強めで、ゴリゴリにロックサウンドをかき鳴らす。

こういうタイプのマンウィズの楽曲は、自分の中で<かっこいい系>に分類されるのだ。

では、優しいやつ、というのはどういうことだろうか。

例えば、「higher」。

こういうミディアムナンバーは、自分の中で<優しい系>に分類している。

なぜ<優しい系>かといえば、自分の中でその楽曲がどこまでも優しく胸に響くからだ。

で。

「Remember Me」はそのふたつの観点でみたとき、<優しい系>に分類されるのではないかと思っている。

少なくとも、優しいマンウィズのテイストが色濃く出ている楽曲だと思っている。

MAN WITH A MISSIONってゴリゴリのロックナンバーで魅了するバンドなんだけど、こういうミディアムナンバーのときの破壊力も凄まじいのだ。

「フォーカスライト」や「Memories」など、優しさに胸打たれる好きな楽曲がたくさんあるからだ。

いやほんと、こういう色合いの歌のときのJean-Ken JohnnyとTokyo Tanakaのボーカルは、どこまでも優しい。

繊細なトーンで響いていくJean-Ken Johnnyのボーカルと、聴く人の心を暖かく包み込むような包容力のあるTokyo Tanakaのボーカル。

このコントラストがたまらないのだ。

つくづく、MAN WITH A MISSIONはこの二人のボーカルで構成されているからこそだよなあと思う。

どちらが欠けてもいけなくて。

メロパートをJean-Ken Johnnyが歌うからこそ、サビのTokyo Tanakaの歌が輝くと、楽曲を聴くたびに思うわけだ。

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「Remember Me」の話

「Remember Me」でも、それは一緒。

神々しく響く絶妙なコーラスで幕開けたかと思えば、Aメロを歌うをJean-Ken Johnnyの歌声は、しんしんとしている。

あくまでもしっとりと楽曲を構成していく序盤。

攻撃的なサウンドを得意とするマンウィズなんだけど、こういう<静>の部分の表現力も絶妙だからこそ、楽曲が幻想的に響くことになる。

で。

サビに入ってから登場するTokyo Tanakaのどしっと具合がたまらない。

Jean-Ken JohnnyからTokyo Tanakaにチェンジしたタイミングで、明確に楽曲の雰囲気が変わる。

楽曲が持つ景色が変化する。

この感じが、たまらないのだ。

そして、Tokyo Tanakaの暖かくてハートフルなボーカルに、胸をうつことになるわけだ。

まとめに替えて

ほんと、MAN WITH A MISSIONって<人間>が歌っていないはずなのに、どこまでも人間味溢れる暖かさを放っている。

いや、むしろこの暖かさは人間味離れしていると言ってもいいのかもしれない。

なんせ究極の生命体が生み出した生命力溢れる歌なのだから。

そうなのだ。

あの生き物たちは、断じて<人間>などではない。

究極の生命体なのだ。ホームページのプロフィールにもそう書いている。

確かにハロウィンのシーズンが近くなると、違った生き物の被り物をかぶる奴らも出てくる。

が、MAN WITH A MISSIONはそういうのとはまったく違う。

彼らは<そういう生命体>なのだ。

そう・・・。

<人間>などでは、断じて、ないのだ。

しかし、という否定が拭えない。

そう考えたとき、あまりにも彼らの歌は人間味が溢れているよなーと思う。

<人間>を経験しているからこその暖かさや説得力がある。

そんなことを思ってしまうのだ。

いやいやいやいや、そんなことは、きっと、ないはずだ。

・・・・・・・・・・・・でも。

何度も頭の中で言葉が反芻してしまう。

やがて、その想像はとんでもない形へと変幻する。

もしかして、あの狼の姿の裏側には、違ったものが存在しているのではないか。

そんなことを、考えてしまうのだ。

そんなはずないはずなのに。

けれど、暴走した思考を打ち消すためのエビデンスを用意することができない。

ふと、思う。

なぜかいつも彼らがテレビ出演の際は、カメラから口元が隠されている。

まるで、そこには見てはいけない何かがあるかのように、巧みなカメラワーク。

そのカメラワークは、顔出しがNGになっているずっと真夜中でいいのに。とまったく同じだったからだ。

思う。

もしかすると、口のあたりには見えてしまっていけない何かがそこにあって、それを覆い隠すためにあんな手間をかけるようにことをしていて、

口の中には、人の形をした目が、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソンナコトナイヨ。マンウィズハ究極ノ生命体ナンダヨ「゚Д゚)「ガウガウ

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