前説

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久しぶりにバンドがライブをしているシーンを生で観た。

そのとき、ふと思ったのがボーカルが柄シャツを着ているバンドが多いなあという印象だった。

というわけで、ライブを観たバンドもそうじゃないバンドも含めて、ボーカルの柄シャツが印象的なバンドをいくつか紹介したい。

本編

フレデリック

フレデリックは自分の中で柄シャツというイメージが強い。

特にサイケデリックな色合いを強めていた初期の頃は、柄シャツがある種のトレードマークだったように思う。

MVをみていると、必ずしも柄シャツを着ているというわけではないけれど、アー写での柄シャツ率は高いし、その柄シャツが似合っている。

サウンドも個性的だが、ファッションセンスも個性的なバンドであることを感じさせる。

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夜の本気ダンス

夜の本気ダンスも柄シャツのイメージが強いバンド。

ダンス・ミュージックを嗜好する関西のロックバンドはみんな柄シャツを着ないといけない呪いにでもかけられたのか。

フレデリックや夜ダンが躍進しているときは、そんなふうに一瞬思ってしまったものだった。

まあ、フレデリックも夜ダンも初期の頃はマニアックな音楽だったけど、少し「ダンス的な要素」を取り込み、踊れるような楽曲を披露したことで一気にブレイクしたという意味では、似ている要素を持つバンドという気もする。

とはいえ「似ていた」のは昔の話。

フレデリックはレトロなサウンドを取り入れながら打ち込みと非打ち込みを混ぜ込んだ独特のサウンドを目指している印象だし、夜の本気ダンスは比較的ストレートに自分たちがルーツに持つ90年代のギターロックを軸にサウンドのバリエーションを広げている印象である。

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Tempalay

ライブをみて、あ、柄シャツだと思ったのがTempalay。

印象深い映像を展開することも多く、アート的なセンスで色を散らばめることも多いTempalayは柄シャツがよく似合う。

サイケデリックな匂いをサウンドに忍ばせており、クセの強いサウンドを展開しているという意味では前述のバンドと通ずるところもある。

楽曲だけ聴くと、わりとアート志向の強いすましたバンドなのかなーという印象を持つが、ライブはそんなことまったくない。

ゴリゴリのライブバンドで、ステージもけっこう動き回ったりする、アグレッシブなバンドなのである。

やっぱりバンドの良さは音源だけではわからないなーと、その時改めて思ったものである。

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ドミコ

柄シャツの印象もあるんだけど、そんなこと抜きにしてドミコって服装がおしゃれなバンドだなーと思う。

バンドとしてはギターとドラムというシンプルな構成なんだけど、服装はまったく逆、めっちゃ鮮やかなのである。

というか、ドミコって骨太なサウンドなんで、緻密なアプローチをしていて、けっこう細かいところまでこだわったサウンドを展開している。

二人という形態だからこそ、細かい部分のリズムにまでこだわった歌を作り上げているのかなーと思う。

個人的には、服装以上に髪型におしゃれみを感じる。

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ドラマチックアラスカ

柄シャツのイメージが強いバンド。

そういえば、昔、フレデリックと夜ダンとドアラでユニットを組んでツアーとかしていたけど、みんな柄シャツだったことを思い出す。

いや=なつかしい。

ドアラはダンス・チューンというよりも、フェスシーンに流れていた「踊る」リズムを備えつつも、ロック色のあるサウンドに閉じ込めたようなところがある。

2020年となり、フェスシーンのトレンドが変わった今、ドアラの音楽がどのように進化していくのか、今から楽しみである。

なんせ芸達者なバンドだから。

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SUPER BEAVER

SUPER BEAVERって歌っていることは汗臭いし、青春バンド感が強い。

でも、青春バンドがよく着がちな白いシャツ、みたいな格好をしない。

柄シャツをはじめ、色鮮やかで斬新な服をおしゃれに着こなす。

こういうセンスが良いんだよなーと思う。

青臭い感じのバンドにはなかった、美しさを大事にしている感じを持つのだ。

逆にいえば、おしゃれな格好をしているけれど、音楽はブレずに泥臭いことをやっているのが良いとも言える。

SUPER BEAVERの唯一無二性は、こういうところにもあるのだろうなあと思う。

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菅田将暉

最後はバンドでもないし、MVでは別段柄シャツを着ているわけでもないけれど、この人を紹介したい。

自分のイメージでは菅田将暉ってめっちゃおしゃれにお金をかける人というものがある。

そして、柄シャツとかも積極的に着こなすイメージがあるのだ。

好きな音楽のセンスとかを考えても、「そういうもの」が好きな感じがひしひしと伝わるのである。

立ち位置的に、自分の趣味を全開にした衣装を着るってことはほとんどないだろうけれど、もし服装まで自分のプロデュースでできるなら菅田将暉は、きっと他の人では着ないような柄柄の服に袖を通すような気がする。

そうなったとき、菅田将暉は柄シャツアーティスト業界に新たな衝撃を生む。

そんな気がするのである。

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まとめ

というわけで、ボーカルの柄シャツが印象的なバンドを紹介してみました。

なんとなく下北沢のインディーズバンドは古着の柄シャツを着がち、というイメージがあるんだけど、実際のところどうなんだろうか。

柄シャツならこのバンドもぜひ、という声があればぜひお知らせくださいな。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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