前説
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ミルクボーイのネタなら無限に文章がかける。
だったらこのブログでは取り上げないといけないバンドが一組いる。
BUMP OF CHICKENだ。
というわけで、この記事ではミルクボーイ構文を使って、BUMP OF CHICKENを題材にこの記事を書いてみたい。
では、どうぞ。
本編
「オカンがな、好きなロック・バンドの名前を忘れたらしくてな」
「そうなん？じゃあ俺も一緒に考えたるから、どんな特徴やったか教えてーや」
「えっとな、宇宙をモチーフにした名曲が多くて、バンド名がアルファベットで、マスコットキャラクターがかわいい白猫のバンドやねん」
「それ、BUMP OF CHICKENやん。そんなんすぐわかったわ。BUMP OF CHICKEN、略してバンプ、これで決まりやん」
「いや、俺もそう思ってん。でもなあ、オカンが言うには、そのバンドのベース、めっちゃ見た目が老けてるらしいねん」
「ほな、BUMPと違うかあ。BUMP OF CHICKENのベースは見た目からは年齢が想像できんくらいめっちゃ若いもんなあ。年齢不詳ではあるけれど、あの見た目で”老けてる”なんて言う人はまずおらんなあ。じゃあ、BUMPと違うかあ。他にどんな特徴があったのか教えてや」
「えっとな、そのバンドのリードギター、めっちゃ天真爛漫らしいわあ」
「BUMPやないかあ。イノセンスを体現したような存在で、メンバーの中でもっとも無邪気さ爆発しているからなあ、BUMPのギターは。そんなん、BUMPで決まりやんか」
「でもなあ、そのバンド、ドラムが一番見た目が若いらしいねん」
「ほな、BUMPとちゃうやんか！メンバーで唯一、歳を重ねた渋さを兼ね備えているのがドラムやからなあ。ライブ中の雰囲気も普段の立ち振舞いもドラムが一番落ち着いてるからなあ。ってか、ライブでMCすることもほとんどないしなあ。ほなら、BUMPとちゃうわ。他になんか言ってなかった？」
「歌詞がめっちゃ優しくて刺さるらしい」
「ほな、BUMPやないかっ！聴ける柔らかな毛布みたいな耳障りの良さ。どんな傷も肯定してくれる心のやらかい所に届くフレーズの数々。BUMPにしか歌われへん歌ばっかりやかなあ。そんなんBUMPで決まりやんか」
「でもな、オカンが言うには、そのバンドのボーカル、めっちゃおでこがテカテカらしいねん」
「ほな、BUMPとちゃうわっ！藤原のおでこがどんな感じになっているのか俺も正確には把握してないけど、そんなに簡単におでこがチラチラ見えるような髪型でなかったことだけは確かやかな。ってか、前髪長くて、むしろ目元まで隠れてるしな！そんなん絶対BUMPとちゃうわ」
「ただ、そのバンドのヒットソング、見えないモノを見ようとしがちらしい」
「ほな、BUMPやないか！どう考えても、そのフレーズはBUMPの代表曲である『天体観測』から拝借したものやろ？そんなんBUMPで決まりやんか」
「他になんか言ってなかった」
「そのバンド、メンバー仲がめっちゃ悪いらしい」
「そんなん、絶対BUMPちゃうやん！10000歩譲ってメンバー同士が喧嘩することあっても、絶対にメンバー仲は良いに決まってるやろ。節々からメンバーの仲の良さしか見えてこうへんからなあ。もし、あの様子をみて、仲が悪いって言うやつがおるなら、俺は動くよ」
まとめ
結論。
アルバムのシークレット・トラックを聴くたびに思うのだ。
BUMPって絶対にメンバー仲がいいんだろうなーって。
インスタでもいいし、ラジオでもいいけれど、メンバー仲の良さしか伺えないもんなあ。
非常に珍しい、そういう類のバンドである。
「わからへんねん」
「わからへんことない、BUMPで決まり、オカンが好きなバンドはBUMP、これで決まり！」
「でも、オカンが言うにはBUMPではないっていうねん」
「ほな、絶対にBUMPちゃうやんか！」
「でな、オトンが言うには、ジャニーズのNEWSや言うねん」
「いや、絶対ちゃうやろ」
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