前説

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月に一回くらいの頻度でインディーズバンドを中心に紹介する記事を書こうと思っている自分。(まあ、中にはメジャーバンドもいたりするんだけど)

というわけで、本日は11月の今、オススメしたいインディーズバンドを紹介しようと思う。

本編

NEE

「不革命前夜」で圧倒的に存在感を示したNEE。

今年ブレイクした若手(とかいいつつ年齢はあんまり知らんのだけど)のバンドと言ってもいいと思う。

中毒性のある変態的なサウンドが印象的。

いわゆるロックバンドと違う手触りのサウンドがクセになる。

クレナズム

ヨルシカの影が微妙にちらつく「キミのいない世界」。

でも、その印象に引っ張られるのは冒頭だけで、聴き進めていくとクレナズムの世界観が開けていく。

サビのライン、早口のメロパート。

ギターのアルペジオ。

ベースの響き方。

どれも絶妙で、すべて確固たる世界観を作り上げる要素になっている。

あ、これはハネるなーって一発で思ってしまうほどに楽曲の作り込みが素晴らしい。

イロムク

メンバーのTwitterのアイコンがおそろいでかわいいイロムク。

今年、秋に発表された「たとえ話」がすごく良くて。

透明感があって、その透明感をいかすようなサウンドメイクがこれまた良い。

若いバンドって「外しすぎる」か「ベタすぎるか」のどっちかに寄ってしまう印象があるんだけど、イロムクの楽曲はそのバランスのとり方が絶妙で。

ちゃんと個性もあるけれど、かといって外しすぎているわけでもなくて、さらっと入り込んでくる気持ちよさもある。

ほんと、良い曲を書くバンドだなーと思う。

Broken my toybox

ギターが紡ぎ出すサウンドが、個性的でグイグイ聴けてしまう。

ボーカルも微妙にクセがあって、「新しいバンド」に出会った感が弾けている。

やっぱりバンドの楽曲って最初の印象がすごく大事で「これ、どっかで聴いたことがあるな」と思ってしまうと、そういう色で観てしまう。

でも、Broken my toyboxはボーカルからもサウンドからも新しいものを感じたのだ。

だから、楽曲の世界に引き込まれる。

どんどん次を聴きたくなってしまうのである。

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ammo

もうボーカルの声質がエモいよなーと感じてしまうタイプのバンド。

メッセージ性の強い歌詞が映えるタイプのボーカルという感じなのだ。

余計な変化球はなくて、わりと直球で勝負するサウンドメイクも良い。

自分たちの武器がはっきりしていて、その武器を研ぎ澄ましている感じがするから、聴いているとどんどん刺さるのである。

ザ・モアイズユー

メロディーがキャッチーで口ずさみたくなる。

ザ・モアイズユーの「すれ違い」は、そういうポップな魅力を感じる。

なんだかんだで歌もののバンドの土台にあるのは、メロディー。

そのメロディーがとてもキャッチーで求心力があるのだ。

もっと色んなものを研ぎ澄ませたら、たくさんの人に届くような音楽を生み出すような気がする。

ユアネス

新しく発表した「ヘリオトロープ」がすごく良いユアネス。

もともと楽曲の空気感みたいなものを大事にしていたバンドだったけど、いつの間にかこんな世界観を作り出すようになったのかと驚いた。

生のバンドと機械で作り込んだサウンドのバランスが絶妙なのだ。

ボーカルも過度に主張しないで、全体を見通したあるべき姿に形を整えていく。

そういう細部にまで丁寧にこだわっている感じがして、めっちゃ良いのだ。

いや、マジで、すごい曲を作ったと思う。

「ヘリオトロープ」、すごく良い曲だ。

これはぜひ今のうちに聴いてほしい一曲である。

オレンジスパイニクラブ

「キンモクセイ」によって今年存在感を強めたオレンジスパイニクラブ。

今月は「「非日常」というミニアルバムをリリースした。

このアルバムも、しっとりとしたミディアムな楽曲がたくさん収録されていて、ぐっと心に響く歌が多い。

勢いで駆け抜けるのではなく、じわりと耳から身体に響いていくような歌が多いと思うんだけど、「リンス」もまたそういう楽曲だと思う。

飾らない歌が、胸に迫るのである。

まとめ

というわけで、11月の今、オススメしたい若手ロックバンドたち、なのでした。

興味のあるバンドがいましたら、よかったら聴いてみてくださいな。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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