サウンドを聴いた瞬間、「あ、このバンドやん」ってなりがちな、サウンドに名札を貼っている系バンド特集

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サウンドを聴いただけで、すぐにこのバンドだ!!!!ってなるバンドっている。

そこで、自分的にこのバンドは「サウンドに名札を貼っている」と言っても差し支えがないほどサウンドの個性が際立っていると思っている人たちを紹介したい。

なお、そのジャンルで圧倒的な評価を勝ち取っている<レジェンド>な人はいれず、なるべくこれからの躍進を感じさせる若手めのバンドを紹介してみたいと思う。

では、どうぞ。

本編

フレデリック

フレデリックのリズムと音色って、「あ、フレデリックだなあ」感が強い。

和田アキ子に提供した某楽曲を聴いて、改めてそのことを実感した。

どういうところがそう感じるのか、というと上手く言葉にはできないんだけど、聴けば一瞬で「あ、フレデリックの歌」だと感じる個性を持っている。

もちろん、「サイカ」のようにあえてパブリックなフレデリックらしさと適切な距離を置く楽曲もあるんだけど、だからこそ、フレデリックらしさに全振りしたときのフレデリックみが痛快だったりする。

Tempalay

Tempalayの楽曲も、Tempalayらしさが滲みまくっている楽曲が多い。

なんなら、今バンドがこういうサウンドで楽曲をリリースしたら、きっとTempalayみがあるよなあ〜と思われるほどには、Tempalayのサウンドって個性を確立しているように思う。

サイケデリックやインディー・ポップや和のテイストや、他のバンドにはないジャンルの混ぜ込み方で唐突する不思議な響き。

Tempalayの楽曲って、楽曲ごとに個性が違うのに、気がつくとTempalayらしさに着地している。

Cody・Lee(李)

新世代のオルタナロックという感じがするCody・Lee(李)。

90年代以降のオルタナロックを吸収して、再構築したからこその無二性をCody・Lee(李)の音楽から感じるわけだ。

今年リリースした楽曲は、どれも新感覚という言葉がふさわしい質感。

早くも、バンドとして不動の地位を確立していることを実感せずにはいられない。

NEE

NEEの音楽も、サウンドを聴いた瞬間に「NEEの世界に踏み入れた!」感が強くて、ぐっとくるものが多い。

いわゆるギターロックとは距離を起きながら、シンセサイザーを効果的に使ったサウンド。

バンド的なものとバンド以外のものの混ぜ込み方が絶妙なのである。

NEEのアルバムである『NEE』を聴くと、よりそのことを実感する。

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DYGL

バンドの枠を越えたロック性を感じさせるDYGL。

そんなDYGLの音楽も、圧倒的な唯一性と個性を解き放っている。

バンドってこういう音を鳴らすものよね、という枠組みを越えたところで鳴らす硬派なサウンド。

音の響きに触れるだけで、ゾクゾクとしてしまう。

ドミコ

ツーピースバンドとして不動の地位を築いているドミコ。

ツーピースなので、他のバンドに比べて音が薄いのかといえば、そんなことはなくて。

むしろ、その辺のバンドよりも分厚い音で攻め入る。

低音の作り方が絶妙で、ベースレスでありながら音の存在感がどこまでも立体的なのである。

ポルカドットスティングレイ

提供曲を聴いていたりすると思うんだけど、ポルカドットスティングレイってかなりポルカドットスティングレイとしての個性を解き放つバンドだよなーと思う。

例えば、雫が他のアーティストに楽曲を提供しているとして、その事実を知らない状態で曲を聴いても「あ、これってポルカの雫提供曲じゃね?」と思ってしまう個性を解き放っていることが多いのだ。

このギターが存在感を示す感じは、ポルカみが溢れているし、ドミコとは違ったベクトルで音のバランスにこだわったバンドであるともいえる。

だからこそ、サウンドの中にどこまでも個性が際立つのかなーと、ふと思ったりする。

まとめ

というわけで、サウンドを聴いた瞬間、「あ、このバンドやん」ってなりがちな、サウンドに名札を貼っている系バンド特集、なのでした。

もっと音楽シーンを広く捉えたら、もっと名前をあげるべき人はたくさん出てくるんだけど、 なるべく特定のシーンに限定しながら話を進めてみたかったので、こういうラインナップにしてみました。

もし知らないバンドがいたら、よかったら聴いてみてね。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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