前置き

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たぶん流通している邦ロックの多くは、90年代にシーンに出てきたバンドをルーツにしているように思う。

ルーツが邦楽であれ洋楽であれ、90年代にシーンを盛り上げていたバンドの影響を色濃く受けているよに感じるのだ。

例えば、アジカンやドロスはオアシスに大きく影響受けたと公言しているし、細美武士は昔、Weezerをリスペクトしていると公言したことがある。

オーラルの山中 拓也はL’Arc~en~Cielなどに影響を受けたというし、他のバンドの多くも90年代の音楽からルーツを見つけられることができる。

そんな中、明らかに音を聴いただけで、この人たちのルーツは90年代じゃないんだろうなーということがわかる。バンドがいる。

それがTHE BAWDIESだ。

本編

聴いた方が早いだろう。

ねえ?もう音の質感が全然違うでしょ?

60年代のロックンロールやブラックミュージックにルーツを持つ彼ら。

バンド結成の動機も、この時代の音楽の良さを届けたいところが根底としてあるため、音やボーカルのこだわりは他のバンドの比ではない。

なにより、そのバンドサウンドやROYのボーカルは、シンプルに言えば、渋くてカッコいいという言葉に尽きるのではないかと思う。

60年代のロックンロールって何???どんなサウンドのことなの???と疑問に思う人もいるかもしれないが、それはTHE BAWDIESみたいな音楽のこもだと答えておけば、概ね間違いじゃない。

それくらい、彼らのサウンドは、当時のシーンのリスペクトの上に成り立っている。

THE BAWDIESの凄いところは、そういうサウンドを単なるレトロ趣味に終わらせず、きちんと自分たちよりも年下の人間に届けているところである。

彼らのライブは常に開放的で、ライブを観たらハッピーな気持ちになれる。

フェスなんかで始めて彼らをみても盛り上がることができる。

なんなら、初めてロックンロールのライブに参加した初心者の人でも、楽しく盛り上がることができる。

そういう凄さがある。

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マニアックと言われそうな音楽性だし、ルーツミュージックであるが故に、全然お客さんが盛り上がらない可能性だってあるわけだ。

というか、ルーツにこだわるバンドは、そうなりがちだ。

けれど、THE BAWDIESはおそういうことが一切ない。

お客さんを巻き込みながら音を奏でるので、どんなお客さんもノリノリで盛り上がれるのだ。

もちろんMCが上手いことも大きいだろう。

「HOT DOG」を披露する前のコントを含め、エンタメ性があるところも強さの秘訣だろう。

でも、ベースにある楽曲がノリノリになれてしまうからこそ、THE BAWDIESのライブは楽しいんだよなーと思う。

ロックンロールの素晴らしさが詰まりまくったライブだよなーと思う。

タイトでどっしりしたサウンドに、ソウルフルなRYOのボーカルが組み合わされ、THE BAWDIESは最強のルーツミュージックとなったわけだ。

まとめ

テレフォンズなんかもそうだけど、当時のロックバンドは洋楽的なエッセンスをどのように解釈して、当時の若者=お客さんを巻き込んでいくのかってところに大きな課題を置いているところがあった。

その結果、フェスシーンは活性化することになり、今のシーンに繋がることになった。

ロックは懐古趣味にならず、フェスシーンはたくさんの若い子たちが集うようになる。

時代は変わって、THE BAWDIES自体も日本のロックシーンにおける「オールドロック」になりつつある今。

バニラズのように、同じく60年代のロックンロールに影響を受けて音を鳴らすバンドもいるけれど、質感で言えば、ボーディズの音楽の方が硬派なのかなーという印象。

たぶんボーカルのテイストがあまりにも違うからだと思うけども。

まあ、その硬派さが良い意味で、THE BAWDIESのオールドロック感を強めているのかなーという気がする。

いずれにしても、THE BAWDIESの凄いところはルーツミュージックを極めることで、結果、唯一無二のバンドになったということだ。

最近の曲でも変わらず、60年代にルーツを持った音楽を鳴らし続けるボーディズ。

これからもカッコいい音楽を鳴らしてくれるんだろうなーと思う。

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