櫻坂46の「I want tomorrow to come」に惹かれたという話

櫻坂46の「I want tomorrow to come」に惹かれたという話

櫻坂46の「I want tomorrow to come」の曲に惹かれる

自分はジェットコースターに乗っているような気分になる楽曲が好きだ。

要は、怒涛の展開が続いており、自分的に予想のつかない構成になっている楽曲のことだ。

こういう楽曲は情報過多なので、人によっては好みが分かれることもあるけれど、自分はそういう情報がたくさんあって、色んなところから変化球を投げる楽曲に惹かれてしまう。

そんな中で、2024年秋においても、もっともジェットコースターしているんじゃないかなーと感じたのが、櫻坂46の「I want tomorrow to come」だったのだ。

楽曲を聴いてもらったらわかると思うが、どんどん展開が変わる楽曲になっている。

冒頭はしっとりとしたミディアムテンポの構成になっている。

鍵盤やしっとりとしたギターのアプローチが印象的なナンバーだ。

ああ、この感じ、良いやん。

しっかりとしたメロディーを聴かせるタイプの歌なのね。

そう承知をして、優しい気持ちで楽曲を聴こうとしたタイミングで、求板的には楽曲が始まって50秒が経過するあたりのタイミングで、がらっと楽曲の雰囲気が変わるのだ。

このがらっと変わる感じが、あまりにもジェットコースターなのである。

てっぺんに向かってゆっくり運転していたジェットコースターが、てっぺんを過ぎたタイミングで、いきなり猛スピードになる感じ。

それまでは肉体に一切の負荷がかかっていなかったのに、いきなり凄まじい勢いでGが身体にかかるようなレベルの変動。

急に「音楽を聴く」のモードが別のギアに切り替わり、高速ダンスチューンな装いで楽曲が突き進むことになる。

歌メロと思っていた楽曲の中にラップのパートも差し込まれ、色んなパターンのリズムアプローチで楽曲の高揚感を生み出すことになる。

ちなみに自分は

人間いつか死ぬってわかってはいるけど…

のメロディーラインが好きである。

あの部分のメロディーとして哀愁が帯びており、疾走感がある楽曲ながらも”泣き”を感じる空気感を作る心地がして、自分的に惹かれるのである。

そして、この疾走感のパートでも、ある種の哀愁をちらつかせるからこそ、3分を経過して、後半にかけて展開されるミディアムパートへの変化も、違和感なく接続される心地を覚えるのである。

櫻坂46の「I want tomorrow to come」の歌に惹かれる

そう。

この歌、構成としての楽曲の面白さもあるんだけど、メロディーそのものにもすごく惹かれるのだ。

ジェットコースター的な魅力がある楽曲であり、その部分も楽曲としての大きな魅力になっている。

でも、それだけじゃない。

切ない色合いを帯びた、洗練された歌謡曲的な美しいメロディーラインも際立った楽曲である。

そして、櫻坂46のメンバーがドライな表情の歌声で、凛としてそういうメロディーを綺麗に歌いこなすからこそ、楽曲が持つ魅力がより際立つことになる。

もし、情熱的なボーカルだったり、オペラ歌手のような迫力のボーカルだったら、こういう切なさは楽曲の中に生まれないのではないかと思う。

櫻坂46のメンバーが歌うからこその魅力が際立っているように思うわけだ。

まとめに替えて

結論。

自分は、櫻坂46の「I want tomorrow to come」が好きだという、そういう話。

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