Ado、日本にある人気イベント、全部自分色に染めつつある件

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最近、Adoがやたらと、巷でショコラカタブラしている。

というのも、Adoはロッテ チョコレート60周年記念CMソングとして「ショコラカタブラ」という楽曲を発表したのだった。これが、巷で大きな話題を集めている。

なぜなら、歌が良いからなわけだけど、それに加えて、楽曲の雰囲気やMVのテイストもチャコレートの色合いを強めているのがユニークで面白い。

しかも、このタイミングでのリリースというのが良い。

リリースのタイミングからみて、完全にバレンタインを視座に入れながら構成された楽曲であることを感じさせるからだ。

思えば、バレンタインというイベントは常に百貨店などでしっかりめに企画されることが多いが、日本の音楽シーンにおいて、近年はバレンタインの金字塔になる歌はそこまで登場していなかった印象。

世の中のどれほどがバレンタインというイベントに興味があるかはわからないが、このタイミングでこれほどまでにインパクトのあるバレンタインに似合う楽曲が登場するとなると、今年のバレンタインは、Adoの「ショコラカタブラ」が染めるあげる可能性も高くなる。

どれほどまでにバレンタインをAdoで染め上げるのか、楽しみで仕方がない。

ところで、昨年のAdoの話題曲といえば、「唱」である。

よく考えると、この歌も特定のシーンを自分の色で染め上げていたことを思い出す。

というのも、この楽曲は、USJの人気ハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボレーションしたことでも話題となり、この時期にUSJに行った人であれば、何度も何度もこの楽曲を耳にしたことだと思うのだ。

そして、ハロウィンというシーンを、確かにAdoの色で染め上げている部分もあった。

そのように思うのだ。

少なくとも、去年のハロウィーンシーンで、もっとも登場頻度が高かった楽曲のひとつとして、Adoの「唱」が君臨したことは確かだと思うのだ。

その「唱」で与えたインパクトが冷めないうちに、次はバレンタインに狙いを定めてAdoが攻め入ってきたという構図になる。

そりゃあ、色んな意味でワクワクもしちゃうよなーと思うわけだ。

その昔、ドラえもんも朝ドラもUSJも、自分の色に染めるように攻めてきた星野源というアーティストがいたが、カルチャーの染め上げ方が、勝手ながらにそんな星野源と重なってみてしまう自分。

とはいえ、シーズンものの音楽って、昔のヒットソングがにぎわいがちな昨今。

こうやって、今のヒットソングがイベントの中で新風を巻き起こし、違ったムーブメントを作り上げるのは個人的にドキドキワクワクする。

結果、その人気イベントの新たな「顔」になる歌が誕生するのだとしたら、音楽好きの一人として、これまでに愉快なこともないよなと思うのである。

「唱」と「ショコラカタブラ」の話

ということで、楽曲の外側の話で言葉をつらつらと述べてしまったが、肝心の歌も非常に良いのだ。

Adoの歌って、Adoにしかパンチ力があるよなーと、いつも思う。

で、そのパンチ力の源って何だろうなと考えると、Adoの魅力的な歌声に行き着くことになる。

「唱」と「ショコラカタブラ」を並行して楽曲を聴くと、つくづく思うのだ。

この歌、何人のボーカルで歌っているんだろうな、と。

いや、もちろん、Ado一人で歌いこなしているんだけど、それが良い意味で信じられないのだ。

歌の中でたくさんの歌い手が登場してそうな気分になるくらい、様々なボーカルのカラーを堪能できるからだ。

凛とした力強いボーカルが姿を見せたと思ったら、可憐で麗しいボーカルが登場するフェーズもある。

低音のボイスが際立つこともあれば、突き抜けるファルセットが際立つこともある。

そして、カラーが豊富であるにもかかわらず、どの歌もAdoという文字が太字で見えるほどのわかりやすさとインパクトがあるのだ。

いかに、Adoが類まれなるボーカルの表現者であることを実感させられる。

多様性という言葉が叫ばれて久しいけれど、ことボーカルの多様性という意味では、Adoの存在感はあまりにも不動だなあと思う。

しかも、Adoの歌声って、壮大なバラードでも、アッパーなダンスチューンでも、ゴリゴリのロックテイストの楽曲でも映えるから凄い。

そういう折り紙つきすぎる実力があるからこそ、色んなイベントでAdoの楽曲を登場させたくなるんだろうなーと思うという、そういう話。

まとめに代えて

ここからさらに、色んなイベントにAdoの楽曲が登場するはず。

そんな未来に今はどこまでもワクワクしながら、この記事の締めくくりにしたいと思う。

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