2023年に日本でヒットしている音楽は何か?

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ほとんど音楽を聞かない人と音楽の話をすると、「ところで、今年ってどんな音楽が流行っているの?」と訊かれることがある。

訊ねた人が「どこまでのアーティストなら知っているか?」で答える内容は変わるんだけど、自分がよく聴いている音楽の範囲で、この問いに対して誠実に楽曲を選ぶならなんて答えるだろう?と考えるところもある。

ということで、この記事では、その問いに対して自分なりの回答をしようと思う。

この場合、グローバルな視野で答えるのか、もう少し狭い範囲で答えるかによって内容は変わってしまうんだけど、基本的にはこのブログの観測範囲をベースにして、このお題に対して回答しようとは思う。

では、どうぞ。

本編

YOASOBI 「アイドル」

TVアニメ『推しの子』の主題歌。

忖度抜きで、今年の日本の音楽シーンの「顔」的な一曲だと思う。

ボーカルの表情もリズムメイクにも中毒性がある。

MAN WITH A MISSION×milet 「絆ノ奇跡」

TVアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』のオープニング主題歌。

一時期に比べたらだいぶ穏やかになった鬼滅ブームではあるが、それでもやっぱり鬼滅というコンテンツの強さを物語っている。

何気にMAN WITH A MISSIONとmiletって相性が良いなあと改めて。

新しい学校のリーダーズ 「オトナブルー」

今年で一気に”リーダーズ”の名前を聞くことが増えた気がする。

その理由は「オトナブルー」のヒットにあると思うが、懐かしさのあるサウンドと印象深いダンスによって、より大きな話題を勝ち取った感。

年末の頃には、もっと大きな広がりを見せていることが想定される。

百足 & 韻マン 「君のまま」

第15回高校生RAP選手権で優勝した百足と、「Change My Life」をはじめ複数のヒット曲を持つ韻マンとのタッグ。

歌もの系のラップミュージックという感じで、するっと聞けるのが良い。

imase 「NIGHT DANCER」

2022年に発表された楽曲であるが、ロングヒットを続けており、2023年のポップミュージックの顔のひとつになっている。

「NIGHT DANCER」はスタイリッシュでキレイめな感じのする音づかいが印象的な楽曲であるが、特徴として国内のみならず海外でも大きな支持を集めているところ。

YouTubeのコメント欄でも、海外の方がたくさん反応していることを確認できる。

なとり 「フライデー・ナイト」

なとりで言えば、2022年は「Overdose」という楽曲をヒットさせているが、複数の楽曲をロングヒットさせている。

良い意味で”軽さ”があって、今のシーンにマッチしたテンションで音楽が楽曲に届くのが個人的に良いなあと思っている。

ano「ちゅ、多様性。」

振り付けが大きな話題を集めている一曲。

楽曲も中毒性が高くて、キャッチーである。

HoneyWorks 「可愛くてごめん」

この歌ももともとは2022年の楽曲だが、2023年の今も話題になっているので、選出。

HoneyWorksによる楽曲シリーズ・プロジェクト『告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜』から生まれた楽曲のようで、複数のボーカルのテイクが存在している。

今のストーミングであれば、feat. かぴのものがもっともメジャーかもしれない。

優里 「ビリミリオン」

脅威のヒットメイカーで、今年も「ビリミリオン」でヒットを飛ばしている。

シンプルなアレンジと、ド・J-POPなメロディーラインと、伸びやかな歌声が印象的。

Stray Kids 「S-Class」

米ビルボードでも連続一位を獲得し、世界的に注目されるK-POPグループ。

日本でも大きな支持を集めている。

K-POP的な洗練を随所に感じるのが良い。

LE SSERAFIM 「UNFORGIVEN」

韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人で構成される多国籍の音楽グループであるLE SSERAFIM。

異国情緒感のあるアレンジがされている「UNFORGIVEN」は、2023年の今、大きな話題を勝ち取っている。

NewJeans 「OMG」

NewJeansも多国籍なメンバーで構成されたグループである。

「OMG」はすでにYouTube上で一億再生を突破しており、自分のまわりでも今年NewJeansのファンになった人がたくさんいる模様。

IVE 「I AM」

韓国人5人、日本人1人で構成された多国籍グループである。

ハイトーンなボーカルでサビが自分的に印象深い。

ヤングスキニー 「本当はね、」

本当は2022年のリリース曲だが、今年リリースされたファーストアルバムの影響で再び話題となり、この歌がロングセラーになっている。

次世代のギターロックという出立で、これまではバンドを聴かなかったような若い世代もどんどん魅了しているのが印象だし、歌が実にバンド(メンバー)の等身大の姿を映しているのが印象的。

スピッツ 「美しい鰭」

ほとんど若い世代のアーティストを紹介した今回の記事の中で、不意に登場するキャリア30年を超える大御所バンド。

こうやって並べると、いかにスピッツというバンドが奇跡的な存在かがある。

ばbせmこのキャリアでありながら(アニメタイアップが大きな理由とはいえ)、どんどん新しいリスナーやファンを生んでいるのだから。

切なさと透明感を際立たせた「美しい鰭」は、紛れもなく、2023年の音楽シーンの代表曲である。

まとめに替えて

YOASOBI 「アイドル」
MAN WITH A MISSION × milet 「絆ノ奇跡」
新しい学校のリーダーズ 「オトナブルー」
百足 & 韻マン 「君のまま」
imase 「NIGHT DANCER」
なとり 「Overdose」
ano「ちゅ、多様性。」
HoneyWorks 「可愛くてごめん」
優里 「ビリミリオン」
Stray Kids 「S-Class」
LE SSERAFIM 「UNFORGIVEN」
NewJeans 「OMG」
IVE 「I AM」
ヤングスキニー 「本当はね、」
スピッツ 「美しい鰭」

いっぱい選んでもリコメンド的に微妙になってしまうので、とりあえず、この記事では15曲にしぼってみました。

もう少し「世界」に目を向けていけば、Miley Cyrusだったり、PinkPantheress, Ice Spiceだったり、Bad Bunnyだったり、名前をあげるべき人がどかーんと増えるんだろうけど、あまり挙げても取り止めがなくなるので、こういう形で着地させてもらいました。

まあ、”日本”で今どんな音楽が流行っているのかまったく知らんわ・・・という人は参考にしてもらえたらと思います。

それでは、今回はこの辺で。

ではではでは。

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