前説

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まあ、このブログでは似たようなテーマで記事を書くことが多いんだけど、久しぶりにこういうテイストの新作を記事を書こうと思う。

なるべく新曲を取り上げたような、ご紹介ができればなーと思う限り。

本編

UNISON SQUARE GARDEN

同じレベル感の再現はもはや不可能とわりきった方が良さそうな一曲。

歌うにあたってあまりにもトラップが大きすぎる。

息継ぎ的にも大変だし、音程的にも大変だし、キーの高さ的にも大変だし。

何気に2番のサビ前に出てくる「HAPPY」みたいに、セリフも歌わないといけないところに歌の難易度をあげている気がする。

恵まれたボーカルと、圧倒的なリズム感がないと歌うことができない。

なお、この歌を歌っているボーカルは一人でギターも兼任しているという恐ろしい事実。

PENGUIN RESEARCH

キーが高いのは当然のことながら、スピード感のあるリズムの中で怒涛のごとくにメロディーが繰り返される。

ここが難易度を大きくあげているポイント。

カラオケで歌う場合は、息継ぎのタイミングが重要になってくる楽曲が多いのがPENGUIN RESEARCHの特徴。

だいたい2番でメロディーラインが躍動することが多いので、要注意である。

Fear, and Loathing in Las Vegas

クリーンもデスボイスも歌いこなす必要があるし、一人で歌う場合は息継ぎすらスキすら与えてくれないメロディーライン。

「歌うのがむずい」以前の次元の楽曲展開を繰り広げてくる。

ベガスの場合、仮にキーを自分の歌いやすいものに設定したとしても、歌いきれない可能性が高い楽曲が多い。

丼全部乗せって感じの情報量の多い楽曲を、身体に叩き込み、それを再現する肉体性を獲得するのは至難の技である。

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Creepy Nuts

歌えない、のベクトルが違う気がするし、そもそもバンドではないけれど、お題的にはCreepy Nutsも当てはまると思うのだ。

まあ、ラップを磨きまくっている人からすれば、ハードルは高くないのかもだが、身体がラップに馴染んでいない人からすれば、圧倒的な難易度になるはず。

なにより、ラップの場合、メロディーライン的になぞらえることができたとしても、雰囲気を作ることが難しいし、リズム感がなかったら痛々しいグダグタ感を生み出すのだ。

Creepy Nutsの歌は、そういう恐ろしい事態を生み出す可能性がある。

WANIMA

サウンドそのものはわりとシンプルなことが多いWANIMAだけど、リズム感とメロディーラインはとにかく凶悪である。

今のバンドのリズムが染み込んでないと、この速度感に完全についていくことができず、カラオケで歌うと悲惨なことになる。

しかも、このビートを爽快なハイトーンで歌いきらないといけないわけで、歌えば実感するが、かなり難易度が高い。

初期の歌から最新の歌まで、このラインに関しては変化がないWANIMA。

まあ、世代によってはこのリズムが「普通」なのかもしれないなーと思うと、少し恐ろしい。

90年代のポップスにある程度馴染みがある自分からすると、この展開は凶悪そのものである。

Mrs. GREEN APPLE

選ばれたものしか歌えない楽曲製造機、といえばMrs. GREEN APPLEだと思う。

難しいのポイントが凝縮されていて、「歌える」のラインに立つまでに多くの人間が脱落することになるのだ。

このハイトーンが気持ちよく出せる人がいるなら、羨ましくて仕方がない。

一見するとポップスな空気もあるんだけど、歌うという観点においてはまったく「大衆的」ではないという罠。

ミセスの楽曲、ほとんどそういう構造だから、もうどうしようもない。

まとめ

まあ、メタルだったりラップだったりに踏み入れたら、より凶悪な歌がたくさん見つかるんだけど、この記事ではわりとメジャーなフェスに出ている人たちを中心に取り上げてみました。

また、単純に「声が高い」以上の難しさが歌に内在しているものを取り上げたつもり。

こんなの余裕だよーという歌は、すごいし羨ましいなーと思う次第。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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