前説

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今度、Mステで春うた特集をやるらしいので、それに乗っかって、自分も春うたにスポットを当てた記事を書いてみようと思う。

UNISON SQUARE GARDEN「春が来てぼくら」

春の歌ってミディアムなテンポと、切なくて情緒的な歌詞になりがちな気がするのだ。

ユニゾンの「春が来てぼくら」は、そういう春っぽさをすべて詰め込んでいる気がする。

普段は情報量の多い高速ナンバーが多いからこそ、言葉がストレートなミディアムなこの歌は、普段の歌には背中を押してくれる感があって良い。

人生をきっちり「片道切符」と定義して、次の道を語っているところが良い。

クリープハイプ 「栞」

クリープハイプの春うたの代名詞になったような一曲。

咲いた桜ではなく、散っていく桜に想いを重ねるところが実に良い。

上手に未練を断ち切ろうとしていくリアルな心情描写がたまらない。

スピッツ 「春の歌」

ひねくれているところが持ち味のスピッツの楽曲において、ここまで「陽射し」を感じる歌も、そうはないのではないだろうか。

闇を抜け出して、次の光が見えてくる感じがするというか。

しかも、その光加減に一切のウザさがないのだ。

これはスピッツならではだよなーと思う。

Mrs. GREEN APPLE 「Love me, Love you」

春のシーンに似合うなーと思う一曲。

こんなにも「LOVE」が溢れている歌もそうはないと思う。

わりとバンド界隈って湿っぽくなりがちだけど、ミセスはそこにコミットしない。

もちろん、哲学的な歌も多いし、闇を抱える歌も多いんだけど、あくまでも表向きには華やかさがあって、そういう雰囲気が春とすごくマッチしているように思うのだ。

「Love me, Love you」は特に、陽気な気分とウマが合う曲だと思う。

キュウソネコカミ「越えていけ」

キュウソのメッセージ・ソング。

新しいステージに進む人に刺さる歌詞だと思うのだ。

だって、不安もあるし悩みもあるし、選択の中で後悔をする人だってたくさんいると思うのだ。

でも、キュウソのこの歌は、そういう人の背中も押すような歌になっている。

キュウソっていうバンドだからこそ、こういう下剋上のような眼差しがぐっとくるのだ。

BUMP OF CHICKEN 「pinkie」

カップリングなんだけど、ただただ紹介したかった。

BUMP屈指の春歌ソング。

なぜこんなにも名曲なのに、こんなにも隠れているのかが謎な一曲。

聴いたことがない人は、ただただ聴いてほしいだけの歌。

BLUE ENCOUNT 「だいじょうぶ」

ブルエンの歌はストレートに言葉が入ってくる。

だから、春というシーンによく似合う歌が多い。

その中でも「だいじょうぶ」は語りかけてくる眼差しを感じるので、より春のシーンに合うと思うのだ。

前向きな言葉に命を吹き込めるところがブルエンの凄さ。

気休めの言葉じゃなくて、きっちりそれをエネルギーに変えてしまうのだ。

04 Limited Sazabys 「Squall」

フォーリミの歌って、疾走感があるんだけど、どこか泣きの要素もあるんだよなーと思うのだ。

「Squall」なんかは、特にそういう要素を感じる。

侘び寂びがきっちり宿っているというか。

で、春ってそういう侘び寂びの歌がぐっとくるのだ。

必ずしも季節感のある言葉があるわけじゃないけれど、不思議と季節感を感じるさせるのである。

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sumika

sumikaに季節をひとつ与えるとしたら、自分は春かなーと思ってしまう。

バンドの音楽が持つノリが、春に似合っているのである。

ポップでキャッチーだからそう思うのかもしれないけれど。

でも、sumikaの歌って、卒業式とかで歌っても違和感なさそうだし、やっぱり全般的に春向きだと思うんだよなー。

ELLEGARDEN

たぶんテクニックの話だけで言えば、エルレの音楽ってほとんどが使い古された要素なはずなのだ。

でも、不思議と古さを感じないし、そこで紡がれる言葉にぐっときてしまう。

エルレの音楽ってそういう不思議なマジックがかかっている。

ギターの音ひとつ取っても、全然違うんだよなー。

技術という言葉だけじゃ語ることができない魅力にあふれているのだ。

で。

「風の日」だって、色んな意味でまっすぐな歌だ。

トリッキーなものはほとんどない。

でも、それがたまらなく良い。

Cメロのアルペジオから、少しずつ楽曲があがっていき、最後のサビへと繋がる感じ。

何度聴いても、とんでもなく良いのである。

サザンオールスターズ

春の歌、なのかはよく知らないけれど、自分はこの歌を聴くと、不思議と春の光景が頭に浮かぶ。

おそらく春って複雑な季節で、後悔を感じる人もいれば、期待にワクワクさせている人もいる。

でも、このあと、今までと違うことが起こる予感がする、という意味で、それはすべて「希望」という言葉に収斂していくのだと思う。

この歌には、そういう希望の香りが随所にかおっているのである。

冒頭のキーボードのイントロから、不思議とそれを感じさせるのである。

このミディアムなテンポ感も、春っぽい気持ちにさせてくれるし。

サザンの歌は必ずしもたくさん聴いてきたわけではないけれど、この歌は飛び抜けて好きなのである。

まとめ

というわけで、バンドの楽曲から、個人的に「春うた」だなーと思う楽曲をいくつか選んでみた。

まあ、春っていう切り口っていうか、好きな歌を並べただけの気もするが。

まあ、なんにせよ、興味がある歌があれば、よかったら聴いてみてほしい。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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