前説

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なーんて感じで煽るタイプのタイトルを付けてみたところ、今のところ書く内容が何も思いついていない今。

いやー何を書こうかな・・・。

本編

コロナで変わった流行りの歌

そう言えば、ぼんやりと思っていたんだけど、20年代になって流行りの音楽って少し変わったなーという印象がある。

YOASOBI、yama、優里、Adoなど新しい世代が台頭してきたイメージがある。

2019年のKing Gnuと髭男のブレイクにひとつのトドメを指して、新たな色を塗り替えた印象を受けるわけである。

これはきっとコロナによって音楽の接する形が変わってきたことが関係している気がする。

そんなことを思う。

というのも、昨年は、やっぱりライブに行けなかった分、聴くための音楽に時間を割いた人が多かった気がする。

だからこそ、ライブでファンを増やすタイプの人たちよりも、根本的に「聴かせる、良い音楽を作る人が名を馳せた一年だった印象を受けるし、コンスタントに求心力のある歌を発信した人たちが絶大な人気を放ったのかなーと。

多くのサブスクは会員数を増やしたという話もあるし、そこでランキングに入った人たちを聴く母数も増えたので、より雪だるま式にそこで名を馳せる人が増えたのかなーなんて勝手に思っている。

ヨルシカだったり、美波だったりと<ネット発>の立ち位置で人気を放ったアーティストは大きかったけれど、その中でYOASOBIが飛び抜けた存在となったのは、こういう社会的な変化により、多くの人の音楽の聴き方が変わったことも関係している気がするわけだ。

そうそう。

通ずる話かもしれないけれど、いわゆる<ネット発>のアーティストの文脈みたいなものも少し変わった気がして。

結果としてYOASOBIは積極的にテレビ出演することになったし、ずっと真夜中でいいのに。やyamaも人物としての自分を露出する機会を増やしてきた印象。

もし、今テレビに出る意味があるとしたら、ネットの音楽に対するアンテナが低い人へも知名度を上げていくというところが気がするので、意図的にそういうアーティストを局地的なものではなく、もう少しパブリックなものにしようとする魂胆があるのかなーなんて勝手に思っている。

それは、コロナによって<音楽を聴くこと>のあり方が変わったことと関係しているのではないか、と自分なんかは思ってしまうわけである。

まあ、この辺りのアーティストは、単純にどんどんメディア露出を増やして売れていく、ということではないだろうが、クラスターのバランスみたいなものに大きな変化を感じた一年だったと言えるのではないかなーというのが個人的な所感。

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世代ごとのジャンルが大きく変わる

その一方で、一般的なレベルの世代ごとの音楽の好みもなんか割れてきた気がして。

若者に刺さるタイプは得てして、<おっさん>からはやり玉の上がる音楽であることが多いし、むしろ<おっさん>にやり玉にあがるような音楽だからこそ若者に刺さるみたいな逆説がある気がして。

で、今の若手のアーティストの音楽は良い意味でそういう強度を持ち合わせている気がするのだ。

YOASOBIも本質的にはそういう強度を持ち合わせているからこそ、ここまで圧倒的な人気を博した気がする。

まあ、YOASOBIの場合、良くも悪くももう「自分たちだけの音楽」にはなりえないほどの知名度を獲得したので、逆に<おっさん>に理解される音楽になりえてしまった節があって、若者というよりももう少し上の世代に求められる音楽に変化していくのかなーなんてことをぼんやりと思っている。

まあ、自分の感覚として若者に人気の音楽は、おっさんにやり玉をあげられるくらいが健全だと思っていて、今年はよりそういう音楽がバリバリに増えて面白いことになるのかなーなんて思っている。

そして、そういう音楽を存在感を放つうえで、YouTubeもTiktokも各サブスクも密接な関係で結びつき、シーンに新たなエネルギーを注ぎ込むのではないかと思っている。

そういう意味でいうと、Twitterはあくまでも<そういうところ>ではバズっている音楽を(良くも悪くも)さらに広げる二次的な存在になっていくのかなーなんて思う。

Twitterは起点ではなく、なにかを広げるための交差点のような立ち位置というか。

まあ、この辺りの蛇足だし、勝手に自分が思っていることだけども。

まとめに替えて

ブログで言えば、ちょっと前に検索は<ワード>から<タグ>に変わったってことがあって、鋭敏な感覚のブロガーは何年前からこの辺りを察知していたりしたわけなんだけど、音楽の接した方もそれと同様でどんどんと形を変化していくように思う。

どういう変化をするのか、という部分ははっきりとは言えないし、最初はその変化に大いなるNoが突きつけられることも多いと思うんだけど、いつしかサブスクで音楽を聴くのが当たり前になったのと同様、音楽の接した方も新たな波が訪れるのかなーと勝手に思うわけだ。

というよりも、サブスクが普遍的になったが故の反動が色んな形で生まれるのかなーみたいな感覚が勝手に、ある。

だからこそ、それにより人気になる音楽の色も変わるのではないかと思っているわけである。

2021年も、きっと音楽的におもしろい一年になる。

そんなことをつらつらと書いた、特に中身のない音楽に対する駄文。

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