若者に人気のバンドとは?

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ヤバイTシャツ屋さんが先日、初めてテレビで歌唱のパフォーマンスをしていた。

やっぱりいっぱいライブをやってきたバンドだけあって、ライブバンドとしての迫力があったし、一般的なバンドとは違う自由さやユーモアさがライブの中にあったようにも感じた。

改めてヤバイTシャツ屋さんの魅力に気づいた人もいたのかなーと感じた瞬間であった。

その一方で、ひとつだけ気になることがあった。

というのも、ヤバイTシャツ屋さんがバンド紹介されるとき「若者に人気のバンド」という紹介をされたから。

いや、別に情報として間違ってはいないと思う。

学生でヤバTが好き、という人もたくさんいるし、実際ライブをみると若いお客さんがたくさんいる。

なので、「若者に人気のバンド」であることは確かだと思うのだ。

その一方で、「若者に」なのかはちょっと疑問に感じたのだ。

あえて言えば、「若者にも」という言い方が正しいというか、ヤバイTシャツ屋さんって老若男女に愛されているバンドだよなーと自分の肌感覚で感じたからである。

フェスの種類にもよるが、今ではロックフェスは色んな世代のお客さんが集う場になっている。

そんなフェスでたくさんのお客さんを魅了しているヤバイTシャツ屋さんって、「若者を中心に人気のバンド」というよりも、「世代を問わず色んなファンがいるバンド」という感じが強いように思ったわけだ。

もちろん、紹介しているメディアだってそのことは知っているのかもしれない。

でも、メディアの場合、知らない人にもそのバンドを紹介する必要があり、紹介するうえでのきっかけが必要なため、「若者に人気」という部分を切り口にしたなのかなーと思うのだ。

でも、そういうことを踏まえても、やっぱりヤバイTシャツ屋さんってもっと色んな世代に支持されているバンドだよなーとついつい思う自分がいたのだった。

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紅白をみて思ったこと

昨年は紅白歌合戦を観ていた。

昨年は演歌の枠が大幅に減って、80年代・90年代の懐メロの枠が増えている印象だった。

篠原涼子は出るし、工藤静香は出るし、松任谷由実がwith荒井由美として出るし、トリはMISIAと福山雅治だし。

ここでポイントなのは、上記のようなアーティストって、わりと当時の自分が演歌で感じていた「昔の世代のアーティストなんだろう」っていう感触だったと思うのだ。

自分なんかだと、子どもの頃に聴いたことあるかもーなアーティストだったりするんだけど、それより下の世代だと「全然知らない」のケースもあるんだろうなーと思ったりした次第だ。

(どの年代を若者と呼ぶかによるが)今の若者からすれば、2022年にとくだんヒット曲を出しているわけではないため、(場合によっては)歌すら知らないアーティストが年末の音楽番組で堂々とパフォーマンスをしているわけで、自分が子どもの頃に紅白を観たときに「演歌」に感じた「自分の好きな音楽と全然違う感触の音楽を歌っている、よく知らないアーティストのパフォーマンス感」があるように思ったわけだ。

別にこれにいい悪いはないんだけど、気がつくと、自分が思う”世代が好きな音楽”って、きっと大きなズレがあるんだろうなーと思った次第。

きっと”若者に人気のバンド”の多くは、まだそれより上の世代からすれば、もっとよくわからん状態になっているというか、自分たちでも知っているレベルになった時点で、わりとそのアーティストとかバンドって、特に若者以外にも人気のバンドになっているよなーと、ふと思ったのだった。

自分とは違う世代のことって、自分が思っている以上に掴みにくくて、把握しづらいものだって思うんだよなーと、ふと思ったのだった。

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