フェスの楽しみ方を色々アレする記事

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気がつけば、自分は10年以上毎年フェスに行っている。

2012年ってもう10年前なのか……マジか……なんてことを勝手に思ったりするんだけど、思えば、その10年でも少しずつフェスの空気って変わってる気がする。

出演するバンドが変わるからとか、若者の人気なバンドか変わるとか、自分の興味の対象やさんかするフェスが変わるからとか、そういう背景もあるんだけど、参加者のフェスの楽しみ方って変わってきている気がする。

例えば、自分は大阪在住なので、RUSHBALLに行くことが多い。

で、昔はなんだかんだでトリをきちんと観て帰る人が多かった印象を受けるし、到着はバラバラだったとしても、トリはたくさんの人が観るので、人がギチギチになっているケースか多かったけれど、近年はフェスに行ったからといって最後まで観るわけじゃなくて、自分のお目当てのバンドを観たらそのまま帰る、なので、意外と快適な空間でライブを観れる……というケースが多い気がするのだ。

まあ、この辺はどういうブッキングをしているか、どういう並びのタイムテーブルなのか、というところがキモではあるので、例外だってたくさんあるんだけど、興味かないバンドに対してわざわざ時間を割いてライブを観る、そのライブをきっかけにして初めてそのバンドを知る、のケースは減っている気がする。

いや、昔からそうだったじゃんの話もあるかもだけど、そういう母数か増えている気がする。

これは、今の人ほど「時間を割く」ということに対してシビアなのが理由なのかなーと思っていて。コンテンツを早送りして聞く、という人が増えているということとリンクする話かもしれないが、自分にとって価値のあるもの以外は容赦なく切っていく、というスタンスの人は多くなった気はするのだ。

……というなんちゃっての分析をしてみたところで、フェスの参加者におけるフェスの楽しみ方を勝手に分類して考えてみたいと思う。

特定のアーティストのみ楽しむ

観たいアーティストを全力で、ガチで、徹底的に楽しむ。逆に、それ以外のアーティストの時間は、徹底的に別の時間に使う、そういう層。

色んなアーティストを楽しむ

特定のアーティストに過剰な熱量を持たない分、時間の許す限り、観たいアーティストは等しく楽しむ、そういう層

全時間ライブを観る

少しでも元を取るが如く、自分がフェスにいる時間全てを「ライブで観る」に費やする、そういう層

ごはんメイン

ライブよりも、飯。そこに命をかける、そういう層

グッズメイン

ライブよりも、グッズ。そこに命をかける、そういう層

インスタ映えスポットで写実を撮ることメイン

ライブも大事だけど、フェスだからこその空間を楽しむタイプ。どんなフェスでも一箇所くらいは存在する写真映えのスポットで写真を撮ることに命をかける、そういう層。

というよりも、デートスポット

一緒にフェスに行く相手が「好きな人」なので、ライブがどうとか以上に、好きな人が楽しんでいるかが気になって仕方ない、そういう層。

ウェーイ系

ライブよりも、友達とかウェーイすることに命をかけるそういう層。ライブでめっちゃ曲に乗ってるやんと思ったら、有名曲を聞くとそのライブから立ち去ることがわりも多め。

花火大会だと思っている

ライブよりも、ラストに打ち上げられがちな花火の撮影に命をかけている、そういう層。まったく音楽に興味がないけど、付き合いでフェスに誘われて、かつ出演アーティストにまったくはまらなかったときはわりと、陥りがち。

まとめ

まあ、フェスの楽しみ方なんて自由。

千差万別だからこそ良いんだよなーと、そんなことを思ったり思わなかったり、そんなタイプのそんな日々。

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