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バンドって色んな理由で活動が止まるリスクがある。

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お金でケンカすることだってあるかもしれない。CDの権利を巡って揉めることだってあるかもしれない。

ひょんなことから絶望的に仲が悪くなってしまって活動を止めることだってあるだろうし、端的にメシが食えなくなって活動を止めることもあるだろう。

もしかしたら、メンバーの一人に別にやりたいことが見つかって、それがきっかけで辞めることもあるかもしれないし、メンバーが亡くなってしまうことで辞めざるを得なくなることだってある。

バンドの数だけ、理由がある。

ただ、これだけは言える。

永遠は絶対にないし、どんなバンドだって、ある日、突然「最後の日」は訪れるのである。

ただ。

一人のリスナーとして、バンドが休止なり解散するニュースを聞くと、単純にこう思う。

ああー寂しいなーと。

純粋に、悲しい気持ちになるのだ。

もちろん、バンドによっては、そこまでコアなファンではなかったバンドもあるし、解散するニュースを聞くまでは、すっかりその存在を忘れていたバンドだっている。

本当に悲しめるほど、善良なファンだったのかお前は?とツッコまれたら、言葉に窮することだってあるかもしれない。

けれど。

関わり方の濃度はともかくとして、「好き」と思えていたバンドが活動を辞めてしまうのは、やっぱり悲しい。

能動的にライブに足を運んでなかったとしても、いつかタイミングが合えばライブを見たかったなーと思っていたのに、その「いつか」がもう二度と叶わなくなってしまうことは、純粋に悲しいなーと思うのだ。

ところで。

僕は以前、こんな記事を書いてみた。

アラサーになった自分が昔を慈しむだけの記事なんだけど、改めてこの記事のラインナップをみてみると、自分がめっちゃ好き!って思っているバンドは、なんだかんだで今も活動してくれているバンドが多い。

今でも、ライブを観ようと思えば、観れるバンドが多い。

それって、単純に嬉しいことだなあ、って思う。

特に、自分の音楽人生の中でも大きな影響を与えたスピッツやBUMPは、マイペースながら、今でも第一線で活躍している。

もちろん、続ければ続けるだけ新譜がリリースされるわけで、作品ごとの好き嫌いはあって、モノによっては「今作は微妙じゃねえ?」なんて、一丁前な口を叩くこともある。

けれど、そういう瞬間も含めて、愛おしいなーなんて思ったりする。

大好きなバンドがいつまでも、適度なタイミングでライブを行い、新曲をリリースしてくれる。

これほどに嬉しいことはないよなあと思うのだ。

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活動を止めたからこそ、終わりが鮮やかすぎたからこそ、レジェンドになったバンドもいる。

けれど、終わりなんてまったく想像させず、おっさんになればなるほどメンバー仲が深まって、醒めないままに音を鳴らし続けてくれるバンドがいること。

そんなバンドを好きでいれること。

それが、ただただ尊いなーと思う。

ちなみに、先ほどの記事のランキングで一位に名前を挙げた銀杏BOYZは、あるタイミングまでは、もう二度ときちんとした形でライブを観ることができないんじゃないか?と切迫させる時期があった。

2014年に、9年ぶりにリリースした「光のなかに立っていてね」というアルバムは、途方もない熱量のある作品だった。

そして、この作品をリリースをもってして、銀杏BOYZのオリジナルメンバーは完全に離散することになる。

ただ、当時はこうおもった。

これほどまでに刺激的な作品を作り上げたのだから、解散になってしまっても仕方ないのかもな、と。

そんな納得すらしてしまうような、過激で重厚な作品だったのだ、リリースされたアルバムは。

結局、銀杏BOYZはメンバーを変えて復活する。

バンドセットで復活した銀杏BOYZを観た時は、言葉にできない感動を覚えたものだった。

こういう感動を味わうことができるのは、ずっと音楽という趣味を持ち、付かず離れずで音楽を聴いてきた人間だから味わえるものなんだろうなーと思った。

確かにずーっと同じ趣味をもっていると、ドキドキは少しずつ色褪せていく。

けれど、時として、ずっと聴いてきたからこそ、味わうことができる感動も味わえたりするのだ。

銀杏BOYZが久しぶりにバンドセットで披露したライブを観た時の感動は、そういう類のものだった。

だから、改めて思うのだ。

バンドが続いていくことって尊いことなんだなーと。

僕はそこまで熱中しなかったから温度差はあるけれど、ナンバーガールの復活だってそういうことなんだと思う。

本気で好きだったバンドが、長い年月をかけて復活する喜びと感動は、おっさんおばさんになってもライブキッズでいるからこそ体験できるものなんだなーと思う。

でも、その一方で。

永遠に続くものはないわけだ。

どんなものだって終わるときには終わる。

バンドだって。大切な人との時間だって。自分の命だって。

だから、続けることは尊いのだ。

ネットが整備されて、SNSで簡単に情報が出回ってしまい、色んなモノが軽くなってしまう世の中だからこそ、思う。

そういうことは、忘れてはいけないなーと、強く思うのだ。

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