前説

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秋はこのバンドが聴きたい。

各々そういうバンドっていると思う。

この記事では、個人的に秋に聴きたいなーと思うバンドをいくつか紹介したい。

本編

フジファブリック

季節の景色を鋭敏に切り取り、それを切ない心模様になぞっていく。

フジファブリックはそういうことがすごく上手いバンドだった。

「赤黄色の金木犀」はそういうフジファブリックのセンスが炸裂した一曲だと思うし、どの歌も季節とゆかりがあるからこそ、季節変わりのシチュエーションにとても良く合うのである。

叙情的、という言葉はフジファブリックのためにあるんじゃないかと思ってしまう。

クリープハイプ

何気ない言葉の中にも奥深いトリッキーさを差し込むのがクリープの魅力。

そのトリックに気づくとき、心の機微に触れてしまう、というところがある。

必ずしも季節を歌のシチュエーションに取り入れているわけではないけれど、肌寒くなってきた季節に似合う歌が多いことは確かだと思う。

だからこそ、秋に似合う歌が多い。

オレンジスパイニクラブ

Tiktokで話題になっている「キンモクセイ」だけど、この歌はBGMでさらっと聞き流すにはあまりにももったいない歌である。

小説のように丁寧に感情を扱っているこの歌は、じっくりと向き合うことで、より刺さっていくみたいなところがある。

とはいえ。

この歌がたくさんの人に支持されているのは、この歌が感情そのものに働きかけるような歌だからだと思うし、その歌の魅力自体はきっとたくさんの人にも伝わっているのかなーなんて思う。

それにしても、キンモクセイを題材に扱った歌は多いけれど、こういうテンポ感でエモさを貫いた歌は珍しいよなーと思う。

ぜひ秋が深まってきた今こそ、改めて丁寧に聴きたい歌である。

ココロオークション

声が良いのである。

透明感と引っ掛かりと両方を兼ね備えたような歌。

もっとたくさんの人に刺さっても良い声だよなーと聴くたびに思うのである。

自分は、この声は秋にこそ似合うと思うのだ。

疾走感のある歌も、バラードもどれもとにかく涙腺にふれるところがあるので、知らない人はぜひ聴いてみてほしいなーと思う。

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キンモクセイ

昭和の空気を含んだ懐かしいサウンド。

そのサウンドが、妙に感情を揺すぶってくる。

切ないに対するアプローチが絶妙というか、このバンドじゃないと迫れない機敏さがあるのである。

ブレイクしたのはけっこう前になるけれど、今聴いても刺さるし、この空気感は秋にこそ味わいたくなる。

LAMP IN TERREN

秋に似合う声っていうのが自分の中である。

どういう声と問われたら、言葉にするのが難しいんだけど、元気にさせる声っていうよりも涙腺に響く声がそこに当てはまる。

そう考えた時、LAMP IN TERRENもまさしくそういうバンドだと思うのだ。

声の持つ魅了で、楽曲の世界にぐいぐい引き込んでいく。

目を閉じながら、言葉に寄り添うように聴きたくなる楽曲が多い。

きのこ帝国

初期と後期で鳴らす音が大きく変わったきのこ帝国。

個人的には、後期の美しくも切ない音を奏でるモードのきのこ帝国がすごく好きである。

そういう美しい路線の中でも圧倒的な存在感を放つ曲が「金木犀の夜」

ザ・秋に聴きたい楽曲という感じの装い。

まだ秋を感じられない人は、ぜひこの歌を聴いてほしい。

BUMP OF CHICKEN

秋に聴きたくなるかどうかはボーカルの声質にある、と答えた。

そう考えた時、自分の内面に深く刺さるバンドといえば、やはりこのバンドの名前をあげずにはいられない。

BUMP OF CHICKENである。

なぜBUMP OF CHICKENが良いのか。

好きの内容はファンの数だけあるんだろうけど、自分の場合、藤原のボーカルだからこその部分が強い。

力強くも優しく響くその声に、どんな歌も独特の命を吹き込むのである。

まあ、BUMPは秋に関わらず年中聴いているフシがあるけれど、やっぱり外せないバンドだと思うのだ。

まとめ

というわけで、肌寒くなってきた秋に聴きたいバンド特集、なのでした。

やっぱりアップテンポな歌を歌うバンドよりも、バラードが強いバンドを推している感がある。

夏から秋の変化ってそういうところにあるのかもなーなんて思うわけである。

あなたの秋に聴きたいバンドは何ですか?

よかったら教えて下さいな。

では今回はこの辺で。

ではではでは。

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