前説

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半沢直樹がある種の友情ドラマというか、恋愛ドラマみたいになっているなーと感じた日曜日の夜。

たしかにどんな人も一人だけでは輝けない。

自分がいて、相手がいてこそ、力を発揮できるし、輝くことができるというものである。

そんなとき、ふと思ったのが「You & I」ってタイトルの歌って良い歌がないのではないかという疑問だった。

そこで、個人的に好きなYOU&I楽曲特集をしたいと思う。

本編

milet

miletはボーカルの表現力が卓越しているよなーと思う。

楽曲のZ軸を掘り下げていくような奥行きさを与えてくれる。

まだまだ「若手」なはずなのに、ボーカルの存在感がすでに大御所のそれ。

紅白みたいな、大物が立ち並ぶ舞台であっても、一切ヒケを取らない力強さがあるのだ。

声自体が力強いから、楽曲のアレンジでもシンプルで問題なし。

バラエティ番組の字幕のような、楽曲の方向性を色づけるアレンジが不要な歌声なのである。

「You & I」は、そういうmiletのボーカルの魅力が炸裂しているように思う。

三浦春馬

三浦春馬はミュージカルをされていたので、ダンスであったり、リズムを乗りこなす歌は得意というイメージだった。

ただ、それだけじゃないことを実感させてくれたのが「You & I」という歌だった。

この歌はボーカリストとして三浦春馬が現れているように思う。

落ち着いたテンポ感の楽曲で、伸びやかなボーカルを随所に披露していく。

最初は低音でぐっと歌の世界に引き寄せていく。

ささやくような歌声で、その声に注意が向いていく。

そういう「集中」のモードに導入させたかと思えば、サビでぐーっと伸びのある歌声を耳の中に投じていくようなイメージなのである。

そして、その伸びやかな歌声が、聴いていてすごく気持ち良いのだ。

そう。

三浦春馬はボーカリストとしても秀逸だった。

「You & I」を聴くことで、そのことを実感させてくれるわけだ。

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雨のパレード

透き通ったサウンド。

めっちゃキレイな島の海みたいな透明感を楽曲全体から感じる歌。

バンドの音って鳴らし方で空間を埋め尽くすこともできるし、隙間を感じさせることもできる。

雨のパレードの「You & I」は、それぞれの楽器がそれぞれの空間を侵犯しないように鳴らされていくから、耳への響き方にうっとりとしたものを覚えるのである。

やろうと思えば、もっとアクションをつけることもできるけれど、余分なものは取り除いているからこそ、透き通ったものを感じさせてくれるのだ。

間奏のギターソロも、時間に流れるようにスムーズに響いてくるので、心地よく受け取ることができる。

SixTONES

NAVIGATORのカップリングとして収録されている「You & I」。

これがめっちゃ良い。

「NAVIGATOR」をはじめとするシングルのイメージしかないままに、この歌を聴いたら、おしゃれさと大人っぽさにノックダウンさせられるかもしれない。

SixTONESが実力派だなーと思うのは、こういう音数の少ない歌を聴いてもぐっと引き込まれるからである。

いわゆるポップソングの文脈とか、テレビ向けの音楽の水準とかとは違う形の音楽を披露してくれる。

だからこそ、SixTONESの音楽に毎回、ドキドキさせられるのである。

ボーカルのエフェクトのかけ方、サビの温度感とか、本当に色んな部分が絶妙なのである。

まとめ

こうやって並べてみると「You & I」というタイトルの歌は、シックで大人びた雰囲気の歌が多い気がする。

いや、もちろんそうじゃない歌もあるんだけど、少なくとも今回紹介した歌は、そういうテイストばかりを並べることになった。

中にはカップリング曲もあるので、今すぐ聴くことは難しい歌もあるけれど、どれも良い歌だと思うのでよかったら聴いてみてほしいなーと思う。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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