アーティストに一人はいる”目立たないやつ”ほど、その光り方、本当はえげつないと思う話

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グループでもいいし、バンドでもいいんだけど。

どんな複数で構成されているアーティストでも、絶対にスポットに当たりやすい人と当たりにくい人がいると思う。

グループであればセンターを取っている人に光が当たりやすいだろうし、バンドであればフロントマンに光が当たりやすいと思う。

実際、光に当たりやすい人は、それだけのことをしていることがほとんどである。

光に当たるべくパフォーマンスをしているからこそ、その人はしっかり光が当たるのだろうし、そのアーティストが人気である理由に大きく起因しているケースがほとんどだとも思う。

でも、仮にメディアなんかで取り上げるときに、光が当たっている人「しか」いないような広報のされ方をすると、きっと微妙な気持ちになるって多いと思うのだ。

光の当たり方に差があるのはわかるし、納得がいくケースが多い。

でも、光があまり当たらない人が然るべき活躍をしているからこそ、光の当たりやすい人が輝いているという認識はされるべきだと思うわけだ。

わかりやすい光の放ち方をしているわけではない。

そういう人も多いとは思う。

でも、断じて光を放っているわけではない。

むしろ、目立つようなことではないかもしれないが、そのアーティストにおけるかなり核の部分を司っているケースは往々にあるわけだ。

もし、そういう部分を一切リスペクトすることなく、削ぎ落としてしまうのだとしたら、相当に微妙な話だよな、とは思うわけだ。

というのも、メディアなんかがわかりやすく情報を編集する際、そういう光のあまり当たらない人を完全にカットしてしまうというケースがあるわけだ。

あるいは、特定のアーティストを「話す」際、光を当たっている人だけの話に終始してしまうといしたら、微妙な気持ちになることはあるように思うわけだ。

一見すると、どれだけ地味だとしても、そのグループなりバンドなりにおいて、その人はかけがえのない存在であり、仮にその人が欠けてしまったら、そのアーティストはもうそのアーティストとは言えないくらいの大きな影響を与える。

そういうことって、往々にしてあるように思うわけだ。

別に全部を理解する必要なんてないとは思うけれど、一見すると冴えない感じに見えるこの人こそ、このアーティストにおける存在感って絶大なんだよ、というような視点を少しはもっていると、そのアーティストの見え方とか感じ方って変わるよなーと思うこともある自分。

別に、具体的なエピソードとして何かあったわけではないけれど。

ふとした瞬間に、そんなことを感じた、そんなお昼時。

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