2023年4月個人的なベストアルバム

スポンサーリンク

そういえば、好きなアルバムも月別で紹介しているのだけど、4月分がまだ上梓できていなかったので、ここに書いてみようと思う。

では、どうぞ。

本編

UNISON SQUARE GARDEN 『Ninth Peel』

UNISON SQUARE GARDENの9枚のアルバム。

今作はポップ色強めな楽曲が並んでいる印象。

おそらく、リード曲である「恋する惑星」はブラスを入れているし、他にもピアノのサウンドをフューチャーした歌が多いので、ポップな印象が頭に残っているのだと覆う。

ただ、感覚的にいうと、曲の並び的にポップ→ロックの方向に作品が進んでいる印象で、これまでのアルバムとはちょっと違う聴き心地になっているのが今作の特徴。

関連記事:UNISON SQUARE GARDENの「恋する惑星」で煌めくポップでロックなセンス

ヨルシカ 『幻燈』

画集、という体裁でリリースされたヨルシカの新作。

アルバム作品でありながら、フィジカルでもCDが付いていないという売り方の提案。

まあ、それはそれとして面白いんだけど、アルバム単体としても聞き応えのあるものになっている。

これまでの作品と同様、他のアーティストのアルバムとは異なる作品性を感じられるところが特徴。

関連記事:ヨルシカの「春泥棒」の魅力について

Homecomings『New Neighbors』

メジャー2枚であり、バンドとしては10周年を迎えたアルバム。

どこか懐かしくて、アイボリー的な音像を感じさせるホムカミのサウンドが炸裂している。

何気に良いメロディーの歌も多い。

個人的にこのバンドは”日本語”が合うバンドだと思っているので、今作もバンドの良さがよりわかりやすく出ている印象を受ける。

スポンサーリンク

Lucky Kilimanjaro 『Kimochy Season』

Lucky Kilimanjaroとして4枚目のアルバム。

今作は、よりバンドとして、ダンス的な要素を強めた印象を受ける。

ハウスやテクノ色の強い楽曲が増えたことが、そういう印象を与えている理由になっているのかな、と思う。

ただ、身体で踊れるだけの作品なのではなく、心の部分でも踊られるような仕上がりになっているのが、Lucky Kilimanjaroの作品としてみるうえでの大きな特徴という印象。

関連記事:クールで洒脱でかっこいいバンド特集

NEE 『贅沢』

NEEのメジャーセカンドフルアルバム。

今作は、前作よりもよりメッセージ性が際立った印象だし、そのメッセージはタイトルにもなっている「贅沢」という言葉に集約されている印象。

今後、このバンドがどういうモードで音を鳴らし、歌を紡ぐのか、そういう心意気が見えるような気がして、聴いていると想像力が喚起されていく。

もちろん、NEEとしてのシンセサイザーが際立つ中毒性ロックビートも健在。

関連記事:NEEが生み出す中毒性的不気味さについて

まとめに替えて

というわけで、 2023年4月個人的なベストアルバム、なのでした。

UNISON SQUARE GARDEN 『Ninth Peel』
ヨルシカ 『幻燈』
Homecomings『New Neighbors』
Lucky Kilimanjaro 『Kimochy Season』
NEE 『贅沢』

今回は5枚を選んでみました。

基本バンドのアルバムばかりを選んでいて、自分の好みを投影させまくった。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket