2022年2月後半、バンド・アーティストの個人的な月間ベストソング
スポンサーリンク
まもなく2月が終わろうとしている。
色々なことがあった月になったけども、ブログ的にはしこしと記事をアップしていこうと思う次第。
月末なので、本日は今月2度目のベストソングの記事を執筆しようと思う。
では、どうぞ。
本編
[Alexandros] 「Rock The World」
まず、紹介したいのは[Alexandros]の「Rock The World」。
この歌は、アニメ―ション映画「グッバイ、ドン、グリーズ!」の主題歌である。
[Alexandros]らしい疾走感と、熟達のバンドアンサンブルが印象的なナンバーである。
一見すると、軽やかでキャッチー。
でも、丁寧に聴くと、サウンドが相当荒ぶっていて、ドロスにしかできない音を奏でいていることを実感するような手触りなのである。
というわけで、まずはこの曲を選出させてもらった。
関連記事:バンド名以外はカッコいい[ALEXANDROS]について
ずっと真夜中でいいのに。 「袖のキルト」
映画「HOMESTAY(ホームステイ)」の主題歌であるこの歌。
ずとまよのポップな部分が色濃くでたナンバーで、一聴するだけで耳に残る求心力がある。
ずとまよの歌も、一見するとポップな印象が強いんだけど、サウンドアプローチがゴリゴリで、かなりエッジが効いていることを実感する。
絶妙なバランスの中で<聴かせる>歌を生み出していることを実感する一曲である。
関連記事:ずっと真夜中でいいのに。とかヨルシカのような匿名性のあるアーティストの話
空白ごっこ 「ラストストロウ」
TVアニメ「プラチナエンド」 の主題歌である空白ごっこのファーストシングル。
個人的に、この歌が好きなのは、どことなく死生観が漂っているから。
割れ物を扱うような繊細な感情を、エモーショナルな温度感で表現している感じにぐっとくるのである。
ポエトリーな性質が強くて、ひとつひとつのフレーズが印象に残るのも良い。
WON 「ヘイトキラー」
一聴しただけで、漂う圧倒的な中毒感。
実際、聴けば聴くほどにメロディーが頭にこべりつくのだ。
歌声とサウンドがシンクロする<ぐるぐるぐるぐる>が、たまらない。
作編曲を担当したボカロPの100回嘔吐のセンスと、WONの歌声が美しい化学反応を起こしているのが、良い。
4s4ki 「Punish」
フューチャーポップ感のある4s4kiの一曲も今月のベストソングに選出した。
音の選び方や、声の響かせ方、エフェクトのかけ方が絶妙で、近未来世界に舞い込んだような聴き心地にしてくれるのだ。
楽曲の高揚感もピカイチだし、リズムフックも面白い。
「Punish」は、gu^2とのコライト曲らしく、それ故音楽的アイデアが面白い角度から次々に飛び込んでくる構成もたまらない。
関連記事:新世代感を感じさせてくれるバンド・アーティストたち
スポンサーリンク
文藝天国 「花咲く君の滑走路」
色彩作家のすみあいかと音楽作家のko shinonomeによるオルタナティブロックユニットの文藝天国。
そんな二人の才能が鮮やかに混じり合った「花咲く君の滑走路」が、自分的なツボで。
メロディーの美しさが際立つ楽曲なのかなーと思ったら、サウンドが良い感じに躍動するし、2番から畳み掛けるようなラップパートも差し込んできて、その流れも面白い。
聴き始めと聴き終わりで、良い意味で楽曲のイメージが変わる構成の秀逸さに、見事に惹き込まれてしまった次第。
ズカイ 「酸素」
音源だけでもひしひしと感じる音の分厚さ。
そして、分厚い音の中で確かに輝くセンチメンタルなメロディーライン。
「酸素」は、言葉を越えた部分で自分のツボに刺さっており、ついつい何度もリピートしてしまうのである。
さらっとサビに入っていく流れも、個人的なツボのひとつ。
関連記事:今後の活躍が楽しみな若手バンド8選
adieu 「旅立ち」
adieu(上白石萌歌)の一曲もベストソングに選出。
「旅立ち」は、betcover!!として音楽活動をしている柳瀬二郎による作詞作曲で、編曲はYaffleという圧倒的な布陣。
故に、アーティスト性の高い作品になっているんだけど、その才能をより高みにもっていくadieuの歌い方が良いのである。
変化球感のある歌謡曲として、絶妙的な音の響きを解き放つ、そんな一曲。
osage 「yorunokakera」
oasageのこの歌も好きで、何回もリピートしている。
osageらしい哀愁漂うサウンドとメロディーが良いのはもちろん。
・・・なんだけど、その中でも個人的に良いなあと思うのが、DADARAYのボーカルでもあるNIKKIIEとのデュエット。
男女の歌声が溶け合うことで際立つ楽曲の美しさ。
これがたまらなくて、ぐっときてしまうのである。
関連記事:涙腺を追撃してくるエモみのあるギターロックなバンド特集
This is LAST & 純猥談 「私、結婚するかも」
This is LASTと純猥談のタッグ。
そりゃあ、とんでもないパンチ力になるよなーと、聴きながら(観ながら)思ったナンバー。
とりとめのない言葉を、疾走感あるサウンドで表現するタイプのThis is LASTの歌が好きで、とにかくよく突き刺さるのである。
よりバンドサウンドがシャープかつ先鋭化しているのも良いし、最後の転調の高揚感も半端ない。
関連記事:This is LASTというバンドを自分が好きな理由
まとめ
[Alexandros] 「Rock The World」
ずっと真夜中でいいのに。 「袖のキルト」
空白ごっこ 「ラストストロウ」
WON 「ヘイトキラー」
4s4ki 「Punish」
文藝天国 「花咲く君の滑走路」
ズカイ 「酸素」
adieu 「旅立ち」
osage 「yorunokakera」
This is LAST & 純猥談 「私、結婚するかも」
売れてる・売れてない、有名・有名じゃない、ジャンルのアレコレも気にせず、ただただ2月の好きな曲を選んでみた。
この記事が何かの出会いのきっかけになったら嬉しい限り。
それでは、今回はこの辺で。
ではではでは。
関連記事:2022年2月前半、バンド・アーティストの個人的な月間ベストソング
スポンサーリンク