前説
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11月も終わりを迎えたので、先月のベストソングを記事を上梓しようと思う。
11月発表ではない楽曲も含めているけれど、その曲にハマったのが11月だったという感じです。
また、選曲対象にアルバム曲全てを含むと膨大になってしまうので、基本的にはシングル曲(配信含め)・YouTubeに音源があがっているものに限定しております。
では、どうぞ。
本編
スピッツ 「大好物」
11月は、スピッツの新曲からまず紹介。
スピッツはたまに自分の癖のど真ん中を突き刺してくることがあるんだけど、「大好物」はそんな代表曲。
かわいいんだけど、ひねくれていて。
ポップなのに、実はゴリっとしている。
そういうスピッツならではの瑞々しさが詰まった一曲である。
関連記事:スピッツの「大好物」を歌詞のフレーズひとつひとつから味わう選手権
マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」
はっとりだからこその言葉選びが炸裂しまくった一曲。
マカえんだからこそを踏まえつつ、今までのマカえんにはなかった楽曲展開なのがとても良い。
キャッチーな気もするけれど、かなり独特な展開で。
バンドとバンド外の音のバランスも絶妙で。
マカえんの新たな代表曲になりそうな予感がひしひしと伝わってくる。
関連記事:マカロニえんぴつの「なんでもないよ、」の歌詞が持つ文学性
Saucy Dog 「シンデレラボーイ」
メロディーが際立つバラードって、わりとストリングスを入れたり豪華なアレンジをしがちである。
でも、Saucy Dogって良い意味で素朴というか、土台はいつもシンプルかつソリッドなバンドサウンドなのが良い。
バンドだからこそ生々しさと、華やかな美しさを併せ持ちながら感情に攻め入る印象があるというか。
自分的には、スルメ曲で聴いているとどんどん好きになっていく、そんな不思議な楽曲である。
ハンブレッダーズ 「再生」
ハンブレの楽曲のパワーって、他のバンドとまたちょっと違う。
ロックとポップな感じのバランスが絶妙というか。
メロディーの際立つ方と、バンドとしての生命力のバランスが絶妙というか、
「再生」もまた、そんなハンブレならではの魅力を解き放っている。
関連記事:ハンブレッダーズは少し臭い
OKOJO 「鍋奉行」
OKOJOの新境地感のある楽曲。
ダンサンブルなアレンジと、大胆な打ち込みの取り入れ。
リズムフックの強度が増した感じがあるんだけど、その核にあるのは美しいメロディーライン。
OKOJOだからこそのワクワクに満ちた一曲だなーと思って、ついつい聴いてしまう定期。
関連記事:OKOJOが生み出した「YADOKARI」というアルバムについて
ザ・モアイズユー 「秒針に振れて」
圧倒的に切なくて哀愁深いメロディーライン。
もともと好きな歌ではあったんだけど、自分のイベントに出てもらう縁ができて、さらにきく機会が増えて、さらに好き度が増した次第。
サビに入って、タンバリンの歌が入ってきて、楽曲の空気が変わるところが個人的なツボ。
肌寒くなった今こそ破壊力があがっていく一曲だよなーと思う。
Organic Call 「Hello My Friend」
Organic Callの歌ってとにかくイントロが良い。
というか、イントロのワクワク感と壮大感と美しさが半端ないのだ。
イントロだけで何重にも景色を描いてみせる心地がするというか。
「Hello My Friend」もまた、冒頭のイントロがとにかく美して、これぞオガコって感じがする。
sumika 「Babel」
sumikaの新境地的な一曲。
ダークな部分を覗かせるというか、こういうアプローチもできるんだという驚き。
そう、とにかくかっこいいのだ。
でも、ちゃんとsumikaらしいキャッチーさも兼ね備えているのが絶妙で、自分的ヘビーローテションである。
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INI 「Rocketeer」
重たくてかっこいい音と、ソリッドなボーカルで魅了するINIの「Rocketeer」。
かっこいいという言葉がこんなにもすんなりとハマるのかという聴き心地。
サビのテンションも<聴かせる>というよりは、<魅了させる>っていう感じなのが良い。
ミニマムなのに迫力の伴った楽曲展開である。
関連記事:INIの「Rocketeer」や「Brighter」に感じる魅力
cinema staff 「海底」
cinema staffってナイフを振りかざすような激しさを宿している。
その一方で、細い穴に糸を通すような繊細さも伴っていて。
力強さと繊細の両輪を感じさせるようなバンドアンサンブルがたまらないのである。
バンドのかっこよさってこういうところだよね、って揺り戻されるようなパンチ力を秘めている。
「海底」は、そんな魅力が並々と表現された楽曲のひとつだと思っている。
Age Factory 「Feel like shit today」
今もっともかっこいいと思うオルタナティブなロック・バンドであるAge Factory。
持っている武器は他のバンドと同じはずなのに、その破壊力が他のバンドとまったく違うというか。
一振りの攻撃力が圧倒的というか。
硬派かつ壮大な歌の聴き心地ってこういうものなんだ、という気分にさせられる一曲である。
YAJICO GIRL 「どことなく君は誰かに似ている」
スタイリッシュかつ幻想的。
今のYAJICO GIRLのモードをたぶんに音に落とし込んだような一曲。
ビートの心地良さもあるし、メロディーの美しさも際立っているし、言葉選びも面白い。
もっと色んな人に聴いてみてほしいと思いたくなってしまう聴き心地なのである。
関連記事:MASH A’Rに所属しているバンド特集
水曜日のカンパネラ 「バッキンガム」
新星水曜日のカンパネラの楽曲。
ケンモチヒデフミの音楽センスがいかんなく発揮された歌で、やっぱり水曜日のカンパネラの歌は、ケンモチヒデフミの楽曲に限るよなーと思う自分。
詩羽のリズムの乗りこなしも絶妙で、異国情緒溢れる楽曲をスリリングに歌いこなしている感。
あと、単純に楽曲の中毒性が半端ない。
新しい学校のリーダーズ 「Pineapple Kryptonite」
ユーモアがただ漏れた言葉と楽曲展開。
・・・なんだけど、ただただ「面白い」で魅せるんじゃなくて、音楽としての強度も圧倒的というのがたまらない。
88risingにも所属しているということで、ワールドワイドな楽曲の雰囲気も絶妙である。
日本のポップスに新たな一石を投じるような勢い。
BE:FIRST 「Gifted.」
デビュー曲にしてラスボス感があると想っているBE:FIRSTの「Gifted.」。
この記事でも最後の紹介は、この曲にしてもらった。
歌の説得力が半端なくて、サビの高揚感がとてつもない。
テンポの妙ではなく、ゆったりとしているからこその破壊力。
高い表現力を持っているBE:FIRSTだからこその表現だと思う。
今後が楽しみで、仕方がない。
関連記事:BE:FIRSTの「Gifted.」がデビュー曲でありながらラスボスの件
まとめ
というわけで、11月にハマった楽曲を15曲紹介しました。
新たな音楽との出会いのきっかけにしてもらえたら嬉しいかぎり。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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