Snow Manの楽曲がカラーバリエーションに富んでいる事実

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今日は何の記事を書こうかなとYouTubeをぱーっとみていると、Snow Manの名前を見つけた。

「slow…」という楽曲のMVが4月19日に公開されたらしい。

3rd Albumである『i DO ME』をリリースするタイミングのようで、色んな楽曲のMVを挙げているらしいことを知る。

せっかくなので、このタイミングで、Snow Manの楽曲のいくつかについて、簡単な感想を書いてみたい。

本編

「slow…」の話

一言で言うと、めっちゃクールなダンスチューンである。

いわゆるJ-POPは楽曲が進行するにつれて盛り上げる構成を取るのが”ベタ”なので、音数的に情報量が多くなりがちだが、「slow…」は不必要に音数を増やさず、淡々としながらも切れ味の鋭いナンバーになっている。

特にサビの直前では、サウンドが止まり、ボーカルのみのパートを挟んでからサビに入る流れがクールでかっこいい。

しかもボーカルが少しゆっくりになって、慎重にメロディーを紡ぐ感じが良い。

そして、音数が少ないため、逆にダンスは自由度が高く、しなやかかつ鮮やかに身体を動かしていることに気づく。

アグレシッブな楽曲だとタメと動きの止めが多少雑でも何とかなるが、淡々としたテンポの歌だとこの部分を効果的にできているかどうかで、かっこよさが大きく変わる。

Snow Manの「slow…」はダンスにおけるタメとトメが効果的にキマっているので、よりダンスのかっこよさも際立っている印象。

「あいことば」の話

ハートフルな聴き心地になるミディアムソング。

「slow…」がクールなダンスソングなのだとしたら、「あいことば」はザ・ポップスという感じで各々の”歌”と”言葉”が際立つ内容になっている。

9人のグループということで、歌割りがけっこうムズイと思うし、それぞれのパートがどう表現するかで楽曲の聞こえ方って大きく変わると思う。

場合によっては、歌のメッセージがブレるケースもありえるとは思うんだけど、「あいことば」はそれぞれのボーカルの色が違う部分が歌のメッセージとリンクしており、より優しくて朗らかな歌として響いている印象を受ける。

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「オレンジkiss」の話

https://youtu.be/OX4ftAtTna8

「slow…」「あいことば」の流れで聴くと、「オレンジkiss」はあまりにも眩しくてキュートな楽曲になっている。

程よく元気をもらえる歌になっているというか、聴いていると不思議と明るい気分になる歌でもある。

良い意味でアイドルソング感がある、とも言えるのかもしれない。

こういうテイストの歌だからこそ、サビのメロディーがわかりやすく光を放つ構成になっているのが良いし、音の選び方も「わかりやすい」感じになっているのが良い。

この歌においては、変にアクロバッティクなことをしたり、変化球を投げる構成にするんじゃなくて、真っ直ぐに光を放っている感じが良いし、こういう歌もきっちりサマになって歌い切って見せるところが、Snow Manの魅力のひとつであることを実感する。

「W」の話

こちらは事前にシングルとしても発表されていた楽曲。

ロック寄りのダンスチューンである。

ロック寄りのサウンドではあるんだけど、バンド的なロックになっているんじゃなくて、ダンスを踊るグループだからこそのロックのテイストになっているのが良い。

メロとサビでビートの刻み方が異なっているのが特徴。

、メロではわりとしっかり尺を使うというか、あまりテンポは上げず、しっかり各々の伸びやかな歌声を聴かすことができる構成になっている。

一方、サビで一気にテンポを上げてドライブさせていき、アッパーな聴き心地にしている。

この対比が心地よい。

そして、こうせい構成の楽曲になっているからこそ、ビートはダンス、サウンドの表を飾る音はロックになっていることに意味が宿る印象。

シングル曲として、きっちりパンチ力がある歌になっているのも良い。

まとめに替えて

この記事では、「slow…」「あいことば」「オレンジkiss」「W」の感想を書いてみた。

流れで聴くと、どの歌もまったく違うカラーになっていることに気づくし、Snow Manがいかに幅広い楽曲を歌いこなしているかに気づく。

ただ、どれだけ幅広くなろうとも、Snow Manの根本はぶれていない印象も受けるので、流れで聴いたときにある種のまとまりも覚えるのだ。

そんな不思議な聴き心地を感じながら、この記事のまとめとしておきたい。

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