前説

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THE FIRST TAKEのチャンネルで公開された動画が増えてきた。

そこで、この記事では個人的に好きなTHE FIRST TAKEの楽曲・パフォーマンスを紹介したい。

本編

崎山蒼志 「五月雨」

圧巻のギタープレイと独特の歌声が印象的な崎山蒼志のTAKE。

他のアーティストではあまり使わないコード進行と、高速カッティングでとにかくかっこいい。

弾き語りというありきたりな音楽形態で自分の色を魅せてきた崎山蒼志だからこその映像である。

名だたるTAKEがたくさんあるけれど、その中でも圧倒的な個性を放っている。

KANA-BOON(谷口鮪)× ネクライトーキー(もっさ) 「ないものねだり」

鮪ともっさというこの動画ではじめて観た組み合わせ。

ハイトーンであり、高速ビートの中でポップさを輝かせるという共通点があるが、二人の声がどんな融合を生み出すかは未知数だった。

TAKEは期待を超えるものだった。

というか、もっさの声ってKANA-BOONの歌がすごくハマるなーと思った。

ちょっと動画内に緊張感があるのが初々しくて、そこも良い。

鮪がサビを歌い忘れたり、もっさが歌詞を間違えたて、お互いが笑うシーンもすごく良いし、さらりげなくKANA−BOONメンバーがフレームインするのもすごく良い。

関連記事:KANA-BOONが切り開いた道の凄さについて

関連記事:ネクライトーキーはライブバンドなのだ

秋山黄色 「猿上がりシティーポップ」

ティッシュが印象的な動画。

「猿上がりシティーポップ」ってもともとはロックテイストのナンバーだけど、このTAKEではアコースティックギターで演奏していて、いつもと違う感じなのが良い。

こういうアレンジにすることで、より言葉が鋭利に響いて、秋山黄色の歌の上手さがフューチャーされている。

「ロック」な部分が強調されるアーティストなんだけど、秋山のロック性って「ライブ」に強いところに凝縮されていることがよくわかる動画である。

本人の持っているポテンシャルが存分にいかされていて、とても良い。

関連記事:ロックとポップを兼ね備えた秋山黄色の話

マカロニえんぴつ 「hope」

バンド全員が参加したこのTAKE。

バンドの仲の良さみたいなものも動画に出ていて、ほっこりする。

マイクにどかーんとぶつかるはっとりの手加減なしな感じにぐっとくる。

室内で撮っているけれど、勢いはライブハウスのときと変わらないし、躍動感に満ちあふれている。

でも、きっちり歌が上手いというところがポイント。

関連記事:メジャーデビューをしてもポップと変化球の間なマカロニえんぴつの話

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TK from 凛として時雨 「unravel」

わりとTHE FIRST TAKEってアーティストのスキが出ていることが多いんだけど、TKのアクトは全然違う。

なんというか、最初から最後までキレイなままというか、いつものTKがそこにいる感じなのだ。

あと、ここで紹介した動画の中でももっとも音源が幻想的だなーと思う。

宇宙のような壮大さと、風で水面が揺れるような心地を歌で感じさせるというか。

かっこよすぎるし、美しすぎる。

Omoinotake 「One Day」

まっすぐな人柄でているOmoinotakeのアクト。

ブラックミュージックを下地にした洒脱なサウンドと、洗練されたハイトーンがクセになる。

良い意味で音源と遜色ないというか、あまりにも「いつもどおり」すぎて震える。

路上で培ったライブ力の高さが室内でも否応なく発揮されている。

関連記事:2020年、大きく存在感を放つOmoinotakeについて

sumika 「ファンファーレ」

ここで紹介した動画の中でも誰よりも力強い歌声を魅せるsumika。

ポップバンドというイメージがあるけれど、この力強い歌声があるからこそ、sumikaの歌は魔法のように輝くんだなーと改めて思う。

最近はこの力強い歌声に独特の包容力を持ったように感じる。

暖かく包まれるイメージが連想されるのだ。

関連記事:実はsumikaはとても危険なバンドである説

女王蜂 「火炎」

アコースティックverにアレンジされた「火炎」。

もともとはダンサンブルなナンバーなんだけど、このTAKEではアヴちゃんの歌声が堪能できるようになっている。

高音と低音を鮮やかに使いこなしているし、語りと歌声も変幻自在だし、マジで歌の中に世界が作れている心地を感じる。

ボーカルとしての表現がずば抜けていることを知らしめるTAKEだし、もともとの「火炎」を超えてしまったところすらある。

関連記事:美しさと激しさを持ち合わせた女王蜂というバンドの話

Creepy Nuts 「生業」

テレビの人、というイメージもつきつつある彼ら。

でも、彼らがかっこいいと思えるのは、自分の生業で全ての批判を封殺するようなかっこよさを突きつけるから。

ラップもDJもスキがなくて、ただただパフォーマンスにのまれてしまう。

ラップが好きじゃなくても、きっと彼らのパフォーマンスにくらわされてしまう人も多いはず。

何より、他にもヒット曲がある中で「生業」というチョイスが良い。

関連記事:Creepy Nutsはマジでヤバイと感じる理由

まとめ

というわけで、THE FIRST TAKEでオススメしたいバンド・アーティストたちのTAKE、なのでした。

他にも素晴らしい動画はたくさんあるんだけど、個人的に特に「良いなあ」と思うものを紹介してみました。

観たことなかったという人はぜひこの機会にみてくださいな。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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