前説

スポンサーリンク

18祭というイベントが毎年、NHK主催で行われている。

年に一回開催されるこのイベントは、毎回一組のバンドとともに企画が進行していく。

イベントの概要はさておき、毎年この企画に抜擢されるバンドは「大物」という言葉がぴったりなバンドばかり。

NHKならではのスケール感だよなーと思うのである。

というわけで、この記事では過去に番組に出演したバンドを取り上げ、紹介してみたいと思う。

本編

ONE OK ROCK

https://youtu.be/RytzeSW0XBs

第一回に出演したのはONE OK ROCKだった。

そして、このイベントのスケール感を決定づけたのは、初回の出演がONE OK ROCKだったからだろう。

この番組を通して制作された楽曲が「We are」だった。

18祭というイベントの特徴は1000人の18歳と合唱するというところにある。

「We are」はTakaの類まれなる歌唱力があるからこその引き締まったバラードであるが、改めて楽曲をコーラスすることを想定して作っているからこその壮大感がある。

というよりも、1000人コーラスとTakaの歌声が混じり合うからこそ、他のバラードにはない高揚感が生まれたように感じる。

まさにこの企画があったからこその名曲であるように思うのである。

WANIMA

次の年に18祭に抜擢されたのはWANIMAだった。

WANIMAが作り上げた歌は「シグナル」という歌だった。

ONE OK ROCKは合唱にふさわしいバラード曲を生み出したが、WANIMAは自分たちの武器である疾走感を大切にしたアップテンポな歌を生み出した。

18祭で披露されたものとWANIMAがリリースされたものとではなく、「シグナル」の装いは大きく違う。

でも、自分たちらしい形でこの企画に向き合っているなーとは実感するのである。

合唱するからと言って、合唱という要素の寄せるのではなく、自分たちらしさを大切にした感じが伝わってくるというか。

ここでWANIMAがワンオクとはまったく違うテイストの曲をリリースしたからこそ、企画に幅が広がっていったんじゃないかなーと思ったりする次第。

スポンサーリンク

RADWIMPS

RADWIMPSは「万歳千唱」と「正解」という歌を生み出した。

どちらも合唱することを想定された歌というイメージが強い歌である。

「万歳千唱」は合唱によくあるバラードの装いではなく、サウンドにもメロディーにもリズムにも、しっかりとRAD節が宿っているキャッチーな歌である。

「前前前世」以降にRADが好きになった層にも親しみやすいナンバーなのではないかと思う。

「正解」はピアノの音色が印象的で、まさに合唱曲とうような装いである。

もちろん、コード進行や言葉選びはRADならではと思わせることも多いし、こういう歌でも個性を出しまくれるところが流石だなーと思うんだけどね。

というか、RADは本当に楽曲の幅が広すぎる。

曲をリリースするたびに違うアイデアを提示してくる。

アウトプットの幅広さは様々いるバンドの中でも随一なのではないかなーと思うのである。

[ALEXANDROS]

「Philosophy」という歌は[ALEXANDROS]の歌の中でも随一の優しさが滲んでいる歌だなーと思う。

あまり[ALEXANDROS]って大勢のコーラスをバックにして歌うってイメージがなかったんだけど、「Philosophy」はきっちりそういう要素と混じり合っていたように思うのだ。

こういうテイストの歌だからバンドサウンドの演奏でゴリゴリ引っ張るのではなく、メロディーをきっちり前に持ってくる感じがして、それが[ALEXANDROS]として珍しい感じがするんだけど、その感じがちょうど良いというか。

あと、けっこう合唱ソングって日本語ソング感を強く出していくけれど、[ALEXANDROS]の場合、どこかUKロックっぽさがあるというか、日本の歌感すぎないカジュアルさに良さを感じるのである。

とはいえ、[ALEXANDROS]の歌としてみたらかなりきっちり合唱の要素と向き合っている感じもして。

そういうトータルがこの歌の良さなのかなーと思う。

比較的地味な一曲だけど、メロディーラインとかめっちゃ綺麗だしね。

まとめ

というわけで、過去の18祭の曲をフューチャーしてみました。

ところで、例年どおりに18祭が行われるとしたら、次に出演するバンドは誰なのだろうか。

個人的にはUVERworldが良いんじゃないかなーと思うんだけど、どうなのだろう。

まあ、この辺はワクワクしながら情報発表を楽しみにしたいなーなんて思う次第。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket