前説

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2019年に圧倒的なブレイクを果たした人は、という問いをたてるとKing GnuやOfficial髭男dismの名前を挙げる人が多いと思う。

では、2020年に同じように名前をあげるとしたら、誰になるか。

この記事では、そのことを書いていきたい。

本編

瑛人

好き嫌いは置いといて、今年の音楽シーンは瑛人の「香水」を抜いて語ることはできないと思う。

音楽シーンでメガヒットを生み出すには、Tiktok→Twitter→テレビといった形で複数のメディアで話題になることが重要。

「香水」のヒットはそういうことを物語っているし、このヒットを生み出す中で、いわゆる大人の作為的な方法論やマネーゲームは必要としないことも証明した。

どんな音楽でも、タイミングさえあれば国民の多くが知るヒット曲になることを証明した。

そういう功績を打ち立てたということに関しては、「香水」は偉大なヒット曲だと思う。

あと、固有名詞を歌詞に取り入れるのは、インディーズな立ち位置のアーティストだからこそできるアプローチだよなーと改めて思う。

YOASOBI

「香水」とともにYouTubeでの再生数が1億回を突破したヒット曲。

もしかしたら「香水」ほどは高い知名度を誇っているわけではいなのかもしれないが、数字でみたらわかるとおり、今年圧倒的にこの楽曲がヒットしたことは間違いない。

ヨルシカやずとまよと合わせて「夜」系のアーティストという括りでも語られるアーティストでもある。

バズリズム2020のランキングでは、二位にヨルシカの名前を挙げられていたが、YOASOBIの名前はなかった。

今のヒット・ソングというのは、音楽業界の影響とは関係のないところで派生していることが証明できたという意味で、これは良い傾向なのではないかと勝手に思っている。

藤井風

かなり広い範囲にまでその名前を浸透させてきた藤井風。

実力派という言葉がぴったりな歌唱力と楽曲のアイデア。

ユーモアもあって、技術もあるんだから、そりゃあ売れるわなーと今だったら当たり前に思ってしまうアーティスト。

なお、今年の頭は「風」を「かぜ」ではなく「ふう」と読んでいた自分。

いますぐ、切腹したくなる事案である。

Creepy Nuts

もはやお茶の間のスターになりそうな勢いのCreepy Nuts。

まじでその辺の芸能人よりもテレビで観ることが多い。

数年前まではアングラな感もあった彼らだが、今ではテレビスターと言っても過言ではない輝きを放つ。

紅白のような大舞台に出演することになってももはや驚きがない。

この1年で、楽曲がどうのこうの以上に、存在感が段違いに強くなったよなーと思うアーティストである。

秋山黄色

「モノローグ」がドラマ「10の秘密」の主題歌に抜擢されたことで、一気に知名度をあげた秋山黄色。

「モノローグ」は再生数1000万を突破しているし、2020年を代表するヒット曲といっても過言ではないだろう。

「モノローグ」をテレビで披露した際のアグレッシブなパフォーマンスも話題になったものだった。

新曲「サーチライト」も名曲だし、これから先も秋山黄色は自分らしい形でビックアーティストの階段を駆け上っていくような気がする。

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Vaundy

2019年から話題になっていたアーティストであるけれど、一気に飛躍したのは2020年だと思うVaundy。

次々から次へと発表する楽曲は個性的かつカラフル。

毎回違う工夫をこらした楽曲で、たくさんの音楽リスナーを虜にしたのだった。

きっとライブがもっとできる環境だったら、もっとたくさんのリスナーを虜にしていたのではないかと思う。

オレンジスパイニクラブ

長い時間をかけて「キンモクセイ」が大きな話題となったオレンジスパイニクラブ。

今年はライブが思うようにできず、なかなか「飛躍」にまで繋げることができなかったバンドが多い中で、オレンジスパイニクラブはたしかに知名度をあげたのではないかと思っている。

YouTube再生も1000万を超えており、いわゆるバンド音楽を聴かない人にも楽曲を届けたのではないかと思う。

今後の活躍が楽しみなバンドの一組である。

yama

歌い手という立ち位置で圧倒的に飛躍したyama。

「春を告げる」はYouTubeでの再生数が4000万を超えており、紛いのないヒット曲となっている。

川谷絵音をはじめ、yamaのことを話題にする音楽関係者も多く、その実力は折り紙付き。

個人的には「真っ白」という楽曲が好きである。

SixTONES

思えば、彼らもCDデビューを果たしたのは今年だった。

すでに高い完成度の楽曲をリリースしていたので、もっと前からデビューしていた気もするが、それは気のせい。

大人びたシックな装いの「Imitation Rain」は、今年の音楽シーンにおいても重要な作品だと個人的に思っている。

「NAVIGATOR」、「NEW ERA」と発表する楽曲が「確かなもの」なのもSixTONESの凄さだなーと改めて思う。

LiSA

「今年のブレイク」では全然なくて、前からしっかりブレイクしているわけだけど、2020年の音楽シーンを語るといううえではやっぱり外せないよなーと思ったので、この曲を紹介。

「炎」は劇場版「鬼滅の刃」の主題歌である。

その劇場版「鬼滅の刃」が、どんな数字を叩き出したのかは、きっと多くの読者が存じていることだと思う。

その映画が不動の評価を得たのは、LiSAの「炎」が果たした役割も大きいと思う。

なんせ映画をみたら、この歌が主題歌であることに納得しかしないから。

「炎」のヒットをもってして、完全に国民的アーティストになったLiSA。

死ぬほど期待値があがっている主題歌において、きっちり応えることができるのが、LiSAのスターたる証だよなーと思う。

まとめ

好き嫌いはともかく、2020年を彩ったと思う楽曲を並べてみました。

リリースしたのは2020年じゃない楽曲もあるんだけど、リリースからタイムラグがあって話題になるというのが今のエンタメを反映していて面白いなーと思う。

知らない曲はほとんどないかもだけど、参考にしてもらえたら嬉しい限り。

では今回はこの辺で。

ではではでは。

p.s

このラインナップならNiziUも入れるべきだったなーと少し思う次第。

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