前説

スポンサーリンク

最近、お笑いを語る際、「第7世代」という言葉を切り口にして新しい世代を語ることが多い。

これにあやかって、先日当ブログでも第7世代みを感じるアーティストを紹介してみた。

関連記事:第7世代感があるなーと勝手に思っているバンド・アーティストたち

となると、次に気になるのが第6世代、あるいは6.5世代みのあるアーティストは誰だ、という話だ。

お笑い的に言えば、チョコプラやしそんぬ、ニューヨークや見取り図なんかがそこにカテゴライズされるのかもしれない。

基本的にはある程度年齢で区切り、若手よりも少し上、みたいな人たちを6.5世代などと形容して紹介しているイメージ。

それでは、バンドだと誰がここにノミネートされるのか。

この記事では、そのことを考えながら書いてみたいと思う。

なお、アーティストの場合は、世代で分けると少し煩雑になるので、大衆的なブレイクしたタイミング、というのをひとつの切り口にして、いくつかのバンドを紹介したい(お笑い芸人だったら間違いなく第7世代に入る人たちも、ここではどんどん6.5世代として紹介しますという話)

本編

WANIMA

髭男やKing Gnuが紅白に出演したのが2019年。

WANIMAが紅白に出演したのは、2017年。

お笑いだったら、2年の差は<同じ>にカテゴライズされるのかもしれないが、個人的にはここでけっこう空気の差があると思っている。

なので、自分的には<今の>第7世代のバンドのひとつ上の人たち、みたいな印象を持つのである。

あくまでも個人的には、という話。

SHISHAMO

そう考えたら、同じ年に紅白にSHISHAMOもここに入れるのが適任になるだろう。

年齢を考えたら、どう考えても第7世代の人たちなんだけど、ライブでの佇まいやバンドとしての完成度は若者のそれではない。

一見するとキュートなんだけど、内実はソリッドで骨太なロックサウンドだったりするから。

あと、SHISHAMOは高校生の頃から頭角を現しているので、20代前半でありながら円熟味が凄い、というのもある。

ヤバイTシャツ屋さん

2017年に圧倒的に知名度を爆アゲしたヤバTも、この枠に入れるに相応しいバンドだと思う。

まあ、ヤバTも第7世代感があるバンドな気もするんだけど、フェスシーンでみると<今の新世代>とはちょっと違うのではないか。

良い意味で安心感がある存在というか。

バラエティー番組のひな壇でいえば、(ある種)麒麟の川島とかアンガールズの田中みたいな安定感があるのだ。

だって、間違いなく楽しいし、間違いなく盛り上げてくれる存在だから。

たくさんライブをやって、パフォーマンスを磨いてきたバンドだからこその境地。

sumika

sumikaもまた、2016年〜2017年で一気に飛躍したバンドだと思う。

今や、誰もが知る国民バンドになっているし、紅白みたいなステージもとても良く似合うバンドだと思っている。

親御さんに安心して紹介できるバンド、NO1みたいなところがあるしね。

礼儀正しいし、歌う曲も間違いない。

でも、じっと観察していると時よりなんとも言えないあざとさを感じさせるのもこのバンドの特徴。

スポンサーリンク

04 Limited Sazabys

これは勝手な話なんだけど、このブログを始めて初期の頃に話題になったバンドに、自分は第6世代感を覚える。

ちょうどこのブログをはじめたとき、04 Limited Sazabysがどんどん存在感を強めている最中だったのだ。

ロックシーンだったり、パンクシーンが幕開けた感があって、新しい風が吹いた心地を覚えたものである。

そんなフォーリミは今やパンクシーンの中心的な存在にもなった。

<新しい世代>というよりも、下の世代も巻き込んで引っ張りつつ、上の世代にも経緯払う<真ん中>の世代感が自分的にはある。

そう考えたとき、第6とか6.5という言葉がふと腑に落ちるのである。

というわけで、フォーリミもまたここに名前を書かせてもらいました。

THE ORAL CIGARETTES

フォーリミの名前を入れるなら、このバンドも入れるしかないでしょ。

ということで、奈良が誇る圧倒的な攻撃力を誇るバンド、THE ORAL CIGARETTESの降臨。

邦ロックの文脈を踏襲しつつ、V系的なエッセンスもまぶして、他のバンドとは違う層にもそのかっこよさを提示したところが、このバンドの凄さだよなーと思う。

そして、今なおその音楽性を進化させているのが、このバンドの凄さでもある。

BLUE ENCOUNT

2010年代後半のロックシーンを引っ張ってきたバンドといえば、ブルエンも忘れてはならない。

もうちょっと上の世代のギターロックのエッセンスを吸収しつつ、10年代前半のフェスシーンのエッセンスも吸収しつつ、自分たちの色に染め上げ解釈しなおしたところに、自分は6.5世代感を覚えるのである。

BLUE ENCOUNTって他のバンドに比べて功績が語られていないイメージだけど、BLUE ENCOUNTはエモというジャンルに大きな風を起こしたと思っている。

ギターロックのフォーマットは崩さず、新しいことに果敢にチャレンジする音楽性は、もっと評価されて然るべきだと思っている。

Mrs. GREEN APPLE

最後は、このバンドを紹介。

このバンドの場合、世代とか流行りがどうのうこうという部分を超越している気はするけども。

生き急ぎすぎじゃん・・・・って思うほど、キャリアに対して円熟するスピードが早すぎるのだ。

音楽性もバンドの形もどんどん塗り替えていく凄まじさがあるから。

とはいえ、Mrs. GREEN APPLEみたいなバンドがロックシーンに存在感を示したという事実を含め、6.5世代という言葉が似合うのではないかと思う。

<今の若手>とは、また違う軌跡を確かに描いているのが何よりの証左だと思うのだ。

まとめ

というわけで、第7世代感があるなーと勝手に思っているバンド・アーティストたち、なのでした。

まあ、人によっては全員<第7世代>じゃんと思う人もいるかもだけど、個人的な独断と偏見で選んでみました。

よかったら、あなたの意見もきかせてね。

では今回はこの辺で。

ではではでは。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket