前説
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とあるバンドがこんな歌を歌っていた。
この歌は、超能力戦士ドリアンの「いきものがかりと同じ編成」という歌だ。
超能力戦士ドリアンは三人組のバンドなので、いきものがかり同じ編成だったことから、「いきものがかりと同じ編成」という歌を歌ったのだった。
しかし、いきものがかりはメンバーの山下が脱退することを発表。
今後は二人組として活動することが決まる。
つまり、超能力戦士ドリアンはいきものがかりと同じ編成のバンドではなくなり、いきものがかりは超能力戦士ドリアンと同じ編成であることを降りたわけである。
超能力戦士ドリアンはこれを受けてメッセージを出した。
曰く、いきものがかりの形が変わっても、これからも「いきものがかりと同じ編成」を大切に歌い続けるとのこと。
時代の流れにちょっぴりの切なさを感じる次第。
しかし、ドリアンがいきものがかりと同じ編成のバンドではなくなったということは、今までいきものがかりと同じ編成ではなかったバンドがいきものがかりと同じ編成になるということでもある。
そこでこの記事では、今後、いきものがかりと同じ編成になるバンドたちを紹介していきたいと思う。
では、どうぞ。
本編
ポルノグラフィティ
いきものがかりのこれからの編成は、ボーカルとギターという二人構成である。
この要素に該当するバンドとして、まず名前を挙げたくなるのがポルノグラフィティである。
ポルノグラフィティといきものがかりは、編成以外でも共通点が多い。
例えば、本間昭光と関わりを持って活動をしていたことがある。
あるいは、メンバーの脱退を経験したという意味でも共通点があるといえるだろう。
まさに、いきものがかりと同じ編成、というワードはポルノグラフィティのためにある言葉、と言ってもいいのではないだろうか。
ヨルシカ
メンバーが演奏している姿をほとんどメディアに晒さないので、あまり編成ということに視点がいかないヨルシカ。
んだけど、バンドの編成としてはヨルシカもまたボーカルとギターで構成された二人組である。
なんなら、ボーカルが女性で、ギターが男性であり、そのギターの男性が作曲などを手掛けているという意味で、よりいきものがかりと近い立ち位置といってもいいのではないだろうか・
ボーカルのトーンではけっこう違いがあるけれど、表現力の幅が広いという意味では両者とも似ている。
Every Little Thing
Every Little Thingもまた、ボーカルとギターで構成されたアーティストである。
さらに言えば、メンバーの脱退を経験しているので、より立ち位置が似ているとも言える。
ボーカルが圧倒的な存在感を示しているという意味でも似ているけれど、ボーカルのトーンは大きく違う。
ELTはどちらかというと肩の力抜いた合気道のような存在感がある。
対して、いきものがかりは力強くてパワフルな歌を鮮やかに歌いこなす印象がある。
なお、両者とも紅白歌合戦にも出場した経歴がある、文字通り国民的なアーティストである点も共通点のひとつである。
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Do As Infinity
メンバー編成がまったくいきものがかりと同じといえば、Do As Infinityも忘れてはならないだろう。
さらには、一度活動休止期間（いきものがかりの場合、そのことを「放牧」と表現していたが）を経て、復活したと意味でも共通点がある二組。
楽曲が生み出すポップネスな感じもまたお互い似ている部分があると思うし、ボーカルのトーンでいえば、今回紹介したアーティストの中でもっともいきものがかりと近いのではないか、と勝手に思っている（あくまでも個人的な見解）。
フォーキーな歌をしっかり歌いこなすという意味でも、両者は似ている部分がある。
B’z
ギターとボーカルの組み合わせの二人組。
そういうカテゴライズだとしたら、忘れてならない人がもう一組いる。
B’zである。
まさしくボーカルとギターという編成で、もっとも日本で知名度があるアーティストの一人といえるのではないだろうか。
音楽ジャンルだけでいえば、まったくいきものがかりと違うB’z。
しかし、世代を越えて国民的に愛されているという意味では、お互い似通っている。
にしても、いきものがかりのような音楽性が大衆的に愛されるのは、なんとなくわかる。
吉岡の歌い手としての存在感も、大衆的に愛される感じなのがなんとなくわかる。
でも、B’zのような音楽性がここまで大衆的に愛されるのは、今思うと面白いよなーと思う。
音楽メディアにおいては、ロックは死んだとか死んでないとか色んなことを討論しがちだけど、B’zはずっと自分たちのロックを鳴らしているもんなあ・・・。
しかも、分厚い音でぶちかます感じの、ロックみの強いサウンドを鳴らしていて、この地位を確立しているのだから、凄い。
ちなみに自分はB’zのシングルなら「さまよえる蒼い弾丸」がものすごく好きだったりする。
まとめ
というわけで、今後、いきものがかりと同じ編成になるバンドたち、なのでした。
まあ、バンドと形容するべきなのかユニットと形容すべきなのか微妙な人もいたけれど、その辺も含めてこの記事では「バンド」として統一させてもらいました。
あと、この記事ではさらっとした紹介になってしまったが、ドリアンの「いきものがかりと同じ編成」も面白い歌なのでよかったら聴いてみてほしい。
では、今回はこの辺で。
ばいばい〜。
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