あるタイミングで”生まれ変わった”と感じるバンド特集
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バンドによって変化が目に付くバンドと、そうじゃないバンドがいると思うのだ。
もちろん、どんなバンドだって少なからず変化はしていると思うが、あるタイミングで大きな変化をしたなあ、となんとなく感じるバンドをいくつか紹介したいと思う。
本編
BUMP OF CHICKEN
新曲である「SOUVENIR」を聴いていると、思う。
昔のBUMP OF CHICKENならきっとこの歌があっとしても、こういうアレンジにして、こういう温度感で歌わなかったんだろうな、と。
これは「新世界」を聴いても感じることである。
別に良いとか悪いとかではなく、単純に昔と比較するとその作風に大きな変化を覚えるという話である。
その変化を指差して、自分は”生まれ変わった”と感じるのである。
若くして大きなヒットを飛ばしたバンドだからこそ、青さや荒削りさがより印象深く残るからこそ、なおのことだと思われる。
ただ、BUMP OF CHICKENの場合、確かに作品に大いなる変化を感じつつも、初期の頃から一貫して変わらないものもあって、おそらく長年ファンをやっている人は「変わったもの」と「変わらないもの」を両方感じるからこそ、新作がでるたびにぐっときたり、胸を震わせたりするんだろうか
KEYTALK
KEYTALKもあるタイミングで”生まれ変わった”と感じるバンドである。
俗っぽい言い方をするならば、初期の頃は「陰」の部分がわりとしっかり見える作品を生み出していた
「陰」というよりも、哀愁という言葉の方が近いのかもしれないが、何とも言えない切なさを音に落とし込んでいたし、バンド全体の雰囲気も”妙な暗さ”を感じる部分もあった。
でも、あるタイミングから、陽の部分が爆発的な存在感を放つようになるし、お祭りバンドっぽい装いも強くなっていく。
あえて言えば、ターゲットを変えた印象を受けたとでも言えばいいだろうか。
その変化に”生まれ変わった”感を覚えるのである。
ただ、今年発表された「夜の蝶」なんかもそうだが、近年の楽曲は初期の楽曲の空気感もあって、さらにKEYTALKというバンドを更新している印象だったりする。
なので、ここからさらに何回も”生まれ変わる”バンドになるんだろうなあとも思うのである。
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Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEって多様な面のあるバンドだと思う。
爽やかなバンドっぽい雰囲気もあるけれど、かなり哲学的な命題を歌っているケースも多い。
真っ直ぐなことを歌うバンドかと思ったら、ひねくれさを全面に出すこともある。
そういう両面を持ち合わせた不思議なバンドだった。
しかし、そういう振り幅が大きい中にも確かなミセスらしさというものがあって、形としてあるわけではないけれど、なんとなくのそれをバンドとファンは共有している印象があった。
しかし、Mrs. GREEN APPLEは活動休止を経て、メンバーに変化が生まれ、再活動を果たす。
その再活動で大いなる”生まれ変わり”を感じることになる。
今までのMrs. GREEN APPLEは、いわゆる”邦ロック”というカテゴリーで語られがちな色合いを持つバンドだった。
しかし、再結成後は”邦ロック”という言葉では語りきることができない変化を提示していた。
それどころか、”バンド”という枠組みすらも飛び出す変化を提示することになった。
ビジュアル面の変更も踏まえ、変化としては相当に大胆なものをMrs. GREEN APPLEは提示することになった。
楽曲は”あの頃”の良さを持ち合わせつつも、明確にバンドとして新章に突入した印象を与えたのだった。
MAN WITH A MISSION
深くは語らないが、このバンドの場合、不思議とバンドの誕生そのものが大いなる”生まれ変わり”のように感じる。
いや、MAN WITH A MISSIONは2010年の活動から、そこまで大きな変化は発生していないはずなのだ。
変わらぬ美学と変わらぬ志と変わらぬビジュアルをもって活動しているのだから。
ただ、逆に言えば、2010年から10年以上の月日が経っているにもかかわらず、あまりにも見た目が変わっていなさすぎるところに、妙な怪しさを覚えるのである。
いや、変化をしていないというのもちょっと違う。
たまに、ものすごく高級なスキンケアを行なったのか・・・?と思われせるほどに毛並みがまるで「新品」に替えたかのように綺麗になることがあるのだ。
他のバンドにはない、ビジュアルの変化である。
そう、まるでその顔面は「かぶりもの」であるかのような、そんな変化。
まるで、バンドとして”生まれ変わった”証が、その「かぶりもの」にあるかのような、そんな変化を不思議と感じてし
まとめに替えて
デモ、ドノバンドモ「変ワラナイモノ」モ確カニアッテ、ソレガアルカラコソ、ズットソノバンドニ惹カレルンダロウナアト思ウ。
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