前説

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そもそも自分は男なので、母性とはどういうものを語る資格はないんだけど、でも、かっこいいとかトキメキとはもうちょっと違う、不思議な感情を推しに対して宿らせることはあると思うのだ。

もちろん、前提として曲が好きだからっていうのは当然あるんだけど、でも、それだけは説明できない推しに対する独特のトキメキ。

僕はその独特のトキメキのことを「母性」という言葉で表現してみたいなーって思ったのだ。

今から紹介するバンドは、そんな独特なトキメキをファンに抱かせがちなんじゃないかなーと思うバンドたち。

バンドとしては間違いないばかりなので、ぜひご査収ください。

それでは早速みていきたいと思う。

本編

Official髭男dism

個人的に、今もっとも母性をくすぐるバンド、それはヒゲダンことOfficial髭男dismなのではないかと考えている。

なんというか、ヒゲダンの魅了のさせ方って、愛に溢れていると思うのだ。

比較するならば、少なくともV系バンドのそれではないと思うのだ。

ライブのスタンスだって「かかってこいやーっ!」とか、「盛り上がっていこうぜーっ!」みたいなマッチョイズムと対極にあって、平たく言えば、みんな自分のペースでいいから楽しんだらいいんだよ的な、そういう多幸感に包まれている。

なにより人柄が謙虚だし、メンバーが結婚しても祝福なムードに包まれている感じからみてもわかる通り、良い意味でバンドとファンの関係に愛が包まれている。

なぜ、ヒゲダンとファンの間には愛が包まれているのか。

それはボーカル藤原を始めとするメンバー全員が、とにかく母性をくすぐる存在だからなのではないか。

そんなことを僕は思っている。

10年代の国民的バンドの名を欲しいままにしている気がする。

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BUMP OF CHICKEN

ヒゲダンに比べると、ファンの熱量は少し過激かもしれないが、基本的にBUMPにおいてもファンが見つめるメンバーの視座は保護者的であることが多い。

これは、BUMPのメンバーが良い意味でスキがあるからだろうし、良い意味で青年的であるからだろうと思う。

そういえば、BUMPもボーカルの名前が藤原なので、もしかしたらボーカルが藤原だと、不思議とみんな母性が溢れ出てしまうシステムなのかもしれない。

なんてことを一瞬間考えていると、脳内にいる藤原竜也が「そ゛ん゛な゛こ゛と゛あ゛る゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と騒ぎ立て始めたので、何事にも例外あるのかもしれないと思う。

関連記事:BUMP OF CHICKENが単にヤバイバンドであることに気づいた

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フレデリック

知り合いのマダムが母性全開で溺愛してました。

たぶん良い意味で、昔のイケメン感があるので、母性をくすぐるんだと勝手に思っています。

関連記事:フレデリックの「フレデリズム2」の感想とレビュー

フジファブリック

実を言うと、ヒゲダンとフジファブリックがMステに出るし、せっかくだから両バンドに興味をもってもらえるような記事を書きたいなって思ったのが、この記事を書くに至った動機だった。

で、両バンドの共通点ってなんだろうと考えていた時に頭に浮かんだのが、「母性」というキーワードだったのである。

フジファブリックに関しては、山内総一郎のTwitterのリプ欄をみてもらったらわかるかと思う。

あそこには母性しか宿っていない。

母性の花びらが、ひまわり畑のように咲き乱れている。いや、ほんと、マジで。

でね、いくつかのバンドを紹介して感じたのは、まず、前提として作る音楽がめっちゃ良いということ。

しかも、ここでいう良さというのは玄人にしかわからないそれではなくて、老若男女問わず楽しむことができる音楽であるということだ。

とはいえ、子供騙しのポップソングなのかといえば、そんなことはなくて、逆に音楽通も唸らせる熟達した音楽を発信しているのも共通点だったりする。

そんな音楽的にはスキのないバンドであるにも関わらず、メンバー自身には良い意味でどこかしらにスキがあって、そのスキもまた、たまらなく愛おしかったりするのだ。

この「スキすらも愛おしくなる感触」こそが母性に繋がるのではないかなーなんて思う。

あとは、ライブのテンションがマッチョイズムというよりも、どんな人も包み込む優しさでいっぱいになっているというところも特徴であろう。

かっこいいんだけど、可愛いも垣間見れるところも、ポイントだったりするのかもしれない。

あと、ここで紹介したどのバンドも、メンバー間のトークがすごくナチュラルで、裏表がなくて、仲が良さそうな感じが伝わってくる気がする。

そういう平和的というか、良い意味で穏やかなところも、メンバー全員の母性的なものに繋がっているのかもしれない。

そんなことを思う。

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