前置き

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ある程度、バンドが大きくなると、ファン層が香ばしくなることがある。

そして、ファンが香ばしくなることで、古参がさらに香ばしくなることもある。

この記事では、じゃあ一体誰が一番香ばしいのか?ということを考えてみたいと思う。

本編

バンドマンをアイドル視するファン

ある程度、バンドマンがかっこよかったり、爽やかだったり、母性本能をくすぐるタイプだったりすると、バンドマンのことをアイドル視するファンが増える。

アイドル視という言葉があまり良くないのだとすれば、偶像化してしまう人が増える、と言い換えておこう。

まあ、アイドル視でも偶像化でもいいんだけど、何が言いたいかというと、バンドマンのことを過剰に神格化してしまい、そのバンドマンの一挙手一投足に鼻血ドバーッとなってしまう状態。

こうなってしまったら、もうそのバンドマンのことをアイドル化させすぎ状態に突入したのだと思う。

とはいえ、別に僕はアイドル視することが悪いことだとは思わないし、ちゃんとその「好き」の根本に音楽があるならば、それはそれでひとつの愛の形だと思うのだ。

アイドル視することで、明らかにそのバンドマンを傷つけていたり、明らかに他のファンに迷惑を被っているわけではないのなら、全然良いと思うのだ。

話は少し変わるけれど、最近Twitterをみていると、同じアイドル視されるバンドでも、若い子(中学生とか高校生)にアイドル視されているバンドがいる一方で、僕よりも年配の方(僕はフォーリミGEN世代です)に愛でられまくっているバンドマンがいる気がする。

要は若い子ウケするバンドがいる一方で、叔母さまウケするバンドがいるというか。

どのバンドがそうとか言い出すと、そのファンから怒られそうなので、あまり余計なことは言わないが、母性本能をくすぐるタイプのバンドマンは、わりと年配の方からアイドル視されやすいかなーと思う。

誰とは言わないけども。

でも、音楽って面白いものでビジュアルや振る舞いと、奏でる音楽に相関性があるよなーとは思う。

今のフジファブリックの見た目で、SiMみたいな音楽は鳴らさないだろうし、ホルモンの見た目でファンモンの音楽はやらないだろうし、その逆もまた然りだし。

なんだかんだでビジュアルと音楽はシンクロする部分があるし、音楽性に引き寄せられながらビジュアルが変わることもバンドならよくある話。

だからこそ、音楽が好きになる延長上に、アイドル視があるのかなーなんて勝手に思ったりする。

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過激派する古参

たまにバンドマンをアイドル視する邦ロックファンのことを、揶揄する人がいる。

が、むしろ最近厄介だよなーと思うのは、そんな過激派の古参な気がするのだ。

どういうことか?

順を追って説明していきたいが、そもそも過激派古参とはどういう人なのかを示しておきたい。

個人的な見解としては、そのバンドが変わってしまったことを必要以上に嘆き、その嘆き方がクレイジーで、新参に不快な思いをさせるような奴だと思っている。

例えば、下記のような記事を書く人間のことである。

関連記事:過激派になりつつあるBUMPファンを片っ端から殴って行く!

いや、ほんとね、こういう奴が一番害悪だと思うんですよ。

そのバンドが真っ直ぐに好きと言いながら、少しでも自分の思っている方向性からズレると、過剰にクレームを漏らすなんて、クレイジーに他ならないと思うわけです。

だってさ、もはやこういう奴ってバンドマンの足を引っ張っていると思うんですよ。

昔は良かったって言ってみせて、ネガティヴキャンペーンを張るなんて、害悪ポイント50%って感じなのである。

とはいえ、この程度ならまだカワイイもので、一番エグいのは、古参がイキり倒すことで、新参の居心地を悪くさせたり、そのバンドのライブに遊びに行きにくくさせたりすること。

まあ、そのバンドが本気で売れるとむしろ古参が行きにくくなりがちなんだけどね。

これは、 どちらかというと、ちょっと人気の出てきたインディーズバンドの現場とかでよくみる光景。

イキった古参が最前をキープしたり、グッズ売り場を占拠したりしていることが多い。

こういう、ファンの数を増やすチャンスをことごとく潰していくタイプのファンは、ファンであってファンじゃないよなーと思うのだ。

こうなってくると、ある種、クレイマーに近い存在だよなーと思うのだ。

そのバンドマンは口では余計なことを言わないだろけど、本音を言えば、そういうファンは鬱陶しいと思っているんじゃないかなーって。

そりゃあね。

多くのバンドは、ファン全員が納得できるような形で活動していきたいし、ファン全員に「ありがとう」を言いたいだろうし、メンタル的には全員にハグしてやりたいと思っていると思うのだ。

だからこそ、ファン同士で誰かを排斥するようなマネをされると、むむむむむと思うのだろうし、自分のポジションを確保するために、マウントを取るためだけに、そのバンドのことを「ネタ」として使うファンには、鬱陶しさを感じるんじゃないかなーと思うのだ。

まあ、知らんけどね。

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