前説

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ミルクボーイ構文を使って、ネタを書きたいバンドが一組いる。

それは、ポルノグラフィティだ。

きっとこのネタにきれいにハマると思うのだ。

というわけで、早速書いてみたい。

では、どうぞ。

本編

「オカンがな、好きなロック・バンドの名前を忘れたらしくてな」
「そうなん?じゃあ俺も一緒に考えたるから、どんな特徴やったか教えてーや」
「えっとな、メンバーが広島県出身で、昔は三人組やってんけど、今は二人組で活動している、ヒット曲がたくさんあるバンドやねん」
「それ、ポルノグラフィティやん。そんなんすぐわかったわ。ポルノグラフィティ、略してポルノ、これで決まりやん」
「いや、俺もそう思ってん。でもなあ、オカンが言うには、そのバンドのグッズ、全て実用的らしいね」
「ほな、ポルノと違うかあ。実用的ってことは普段遣いができるってことやと思うけど、ポルノは臼とか壺とか用途がよくわからんグッズも平然と発売してくるもんなあ。じゃあ、ポルノと違うかあ。他にどんな特徴があったのか教えてや」
「えっとな、そのバンドのメンバー、わりと天然なところあるらしいわあ」
「ほな、ポルノやないかあ。テクニックは凄腕やし、見た目もかっこいいのに、二人ともどこかスキがあるようなキャラクターやからなあ。そんなん、ポルノで決まりやんか」
「でもなあ、そのバンド、全盛期はもうとっくに過ぎたらしいねん」
「ほな、ポルノとちゃうやんか!今でもドームのライブは満員だし、新曲はめっちゃ良いし、誰がどうみても今が全盛期やからな。演奏もボーカルもキレキレで、メンバーのソングライティングは間違いなく今が一番輝いているからなあ。過去のバンドって思っている人もいるけど、それは今の魅力を知らんだけ。ちゃんと知ったら今が全盛期やと絶対思うもんなあ。ほなら、ポルノとちゃうわ。他になんか言ってなかった?」
「ボーカルの声の伸ばし方にクセが強いらしい」
「ほな、ポルノやないかっ!独特の声の伸ばし方のあまり、テキスト化するだけでも個性しか見えてこない岡野昭仁のボーカルは、クセが強いと評しても過言やないからなあ、そんなんポルノで決まりやんか」

「で、ほとんどの楽曲で、ボーカルがクセを発揮しながら高らかに声を伸ばしているらしい」
「ポルノやないかっ!その特徴も完全にポルノやないかっ!」
「で、サウダージの時は特にそのクセが強いらしい」

「それはポルノやっ!もう完全にポルノやないかっ!」
「ちなみに、ちまたでは京都のドブネズミと呼ばれてるらしい」
「それはロットングラフティーや。名前は少し似てるけど、まったく別のバンドや。でも、ボーカルの声の伸ばし方にクセがあるなら、絶対ポルノや。これで決まりっ!」

「ちなみに、ホームページの曲紹介のページとかによく出てくる単語らしい」
「それはディスコグラフィーや。でも、ボーカルの声の伸ばし方にクセがあるなら絶対ポルノ。ポルノグラフィティっ!これで決まりっ!」
「ちなみに、QUEENの映画と同じ名前らしい」
「それはボヘミアン・ラプソディや。でも、声の伸ばし方にクセがあるなら絶対ポルノ。ってか、そのボケ方はミルクボーイというより、ハライチやからな。紛らわしいから止めてっ!」
「でも、そのボーカル、声の伸ばし方にクセがあるけど、それ以上に自由にマイペースにやってる感が強くて、過去に井上陽水ともコラボして「ありがとう」っていう歌をリリースしたことがあるらしいわあ」
「ほな、ユニコーンや。声の伸ばし方にクセがあるボーカルはボーカルでも、それ、岡野昭仁やなくて、奥田民生や。たぶん、サウダージもカバーして歌ったんやろ。じゃあ、オカンが好きなバンドは、ポルノやない。ユニコーンや。これで決まり」

まとめ

結論。

ポルノもユニコーンも偉大である。

それは間違いない。

ただ、奥田民生もポルノの二人も同じ広島出身だが、奥田の出身地である広島市とポルノの生まれ故郷である因島では、環境が全然違うらしい。

因島は、マジで本気の「島」らしい。

そういう噂を聞いたことがある。

実態はよく知らない。

「わからへんねん」
「わからへんことない、ユニコーンで決まり、オカンが好きなバンドはユニコーン、これで決まり!」
「でも、オカンが言うにはユニコーンではないっていうねん」
「ほな、絶対にユニコーンちゃうやんか!俺が奥田民生のモノマネでサウダージを歌ってたとき、どない思っててん」
「すまんすまん。ただ、オトンが言うには、Perfumeやないかって言うねん」
「いや、絶対ちゃうやろ」

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