前説

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以前、こんな記事を書いた。

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要は、高い声だと喉がしんどくてカラオケで歌えないし、最近流行りのバンドは声高い人が多いから歌える歌ないよって嘆きだった。

んだけど、もちろん、世には売れているけれどハイトーンじゃないボーカルだって当然いる。

もちろん、リズムの面や息継ぎの面など障壁がないわけではない。

けれども、声の高さ的には良心的なバンドだっているわけだ。

そんな喉元の救世主的なバンドである、声の高さ的には歌いやすいバンドやアーティストを紹介したいと思う。

では、どうぞ。

本編

BUMP OF CHICKEN

息継ぎがしにくいとか、メロディーが詰まっているのでそもそも発声が難しいとか、カラオケで歌う上でのハードルはたくさんある。

んだけど、KEYの高さという意味において、明らかに俺の味方。

歌詞だけじゃなくて声の高さ的にもBUMPは俺たちに寄り添ってくれるのだ。

なにより、BUMPの「天体観測」は邦ロックをまったく聴かない程でも認知している層が多い。

つまり、職場・友人・同窓会、急遽発生した爆弾だらけのカラオケ大会でも、比較的安心して披露することができるのだ。

まさしくノットハイトーンボイスなカラオケリスナーにとっては、最強の武器。

BUMPだけで一体いくつの修羅場をくぐり抜けてきたことだろうか。

ただし、唯一の難点は、画面に表示される歌詞が良すぎて、わりとマジで歌詞をガン見してしまうところ。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカンの楽曲の認知度が高く、KEYの高さも安定している歌が多い。

「リライト」「ソラニン」「君という花」辺りはマジでお世話になりっぱなしだ。

特に「リライト」の場合、多少音を外していても、サビで叫んでいたらそれだけでサマになっていることが多いので、歌唱力が低い自分のようなタイプでも、比較的安心してカラオケに入れることができる。

しかも、だ。

アジカンの場合、一番のサビが終わったらそこから長めの間奏に入ることも多い。

そのため、安心して息継ぎをすることができるのだ。

これはマジで大きなポイントである。(そういう意味では、BUMPは息継ぎポイントを無視して曲を展開することが多いので、油断が禁物なのである)

アジカンの唯一の難点は、本人映像ありのカラオケが多いところ。

これにより、わりとマジで映像をガン見してしまうし、「君の街まで」なんかはMVがシュールすぎて、映像だけで微妙な空気になることも多い。

諸刃の剣なのである。

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くるり

岸田繁のメロディーラインもKEYの高さ的には歌いやすいことが多い。

とはいえ、決して歌うのが簡単なわけではない。

むしろ複雑なメロディーラインであることが多いので、歌うこと自体は難しいことが多い。

聴いている分には歌えそうだなーと思って、軽いノリでカラオケに入れると、大誤算な展開になることも珍しくない。

あと、くるりの場合、世間の認知度が微妙というか、カラオケとしての盛り上がりには欠けてしまうところもある。

少なくとも、みんなで盛り上がる感じの歌ではないので、入れるタイミングをミスると、ただただ、みんなのお手洗いタイムになってしまこともしばしば。

ちなみにこれは、自分の経験談であります。

星野源

老若男女における認知度、声の低さ、曲のキャッチーさ、全てにおいて申し分のないお方。

全ノットハイトーンカラオケリスナーが待望していたような存在。

マジで俺が大学生の頃に、星野源が今の知名度だったら、星野源縛りで全てのカラオケを乗り越えていたと思う。

ただ、星野源も声の低さには定評があるけれど、他のアーティスト同様、決して簡単に歌えるわけではない。

人気曲に限って難易度が高い歌が多いし、KEY的に歌えそう〜と思って調子のってカラオケで歌ってみると、無残にも音程が迷子になってしまう。

ヘンゼルとグレーテルもびっくりの結末を迎えてしまうわけだ。

頭の中ではあれほど完璧なイメージだったのに・・・。

い、一体どういうことだ???

そう思って、ふと自分のことを客観的に分析してみて、はじめて気づくのだ。

そもそも、自分のカラオケの腕前は、KEYの高さとかそういう問題ではないということを。

KEYの高さが足りていないから、カラオケが苦しいわけではない。

様々なパラメーターがまったく足りていないから、カラオケが苦行になってしまうのだ。

つまり、足りていないのはKEYの高さだけではなく、リズム感とか声の伸びとか色々あるということ。

なにより、致命的なほど、音痴なのだ。

だから、どんな歌も歌いこなせないのだ。

まとめ

なななななな、なんてこった〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

試しに自分の歌声を録音して聴いてみると、泥水のように醜いハーモニーが自分の鼓膜を震わせる。

こ、この無様な歌声が、俺の歌声だと・・・。

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!

心の叫びがとどまることはない。

隣人は立派 そんな奴が頑張れってさ・・・
死にたくなるよ 生きていたいよ・・・

カラオケに入れたBUMPの歌が、どこまでも僕の胸を軋ませる。

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