前説

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この前、ミルクボーイのあやかって、記事を一本を書いてみた。

関連記事:バンド界隈でありそうなミルクボーイのネタ特集

なので、次はぺこぱがM-1で存在感を示したので、俺もぺこぱのツッコミにあやかって、一本記事を書きたい。

題して、バンド界隈でありそうなぺこぱのネタ特集。

本編

その1

「ロックフェスって、ダイブもモッシュもないからめっちゃ安全やで。」
「ロックのライブにダイブもモッシュもないわけないやろっ!!・・・・・って言ってられるのもあと数年の話かもしれない。この数年の観客のマナーが将来のロックフェスの環境を大きく変えるんだ。そうだろっ!?」

その2

「アンコールで手拍子なんて今どき古いよ!スマホライト使お〜わ〜い」
「何言ってるんだっ! 手拍子がアンコールをするときのスタンダートだろっ!?・・・・・・・って思っていた時代が過去のものになってしまうのも時間の問題なのかもしれない。アンコールのあり方だって大きく変わってしまうんだ。時を戻そっ!?」

その3

「じゃじゃ〜ん!」
「ジ・フォーラル、フィガレッツィ〜〜〜〜〜〜!!!!!」

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その4

「お腹いたくなってきたぞ!トイレが混んでいてすぐにトイレ入れそうにないから、この場所でうんこしよう〜〜〜〜!!!」
「バカヤローっ!そこでうんこをしていいわけないだろ!!!・・・・・いや、でも、圧倒的に数が足りない便所たち、そこに群がる果てしないトイレ待ちの人たち、絶望的に伸びてしまったトイレ街の列ができてしまっているとき、果たして俺たちは、限界までうんこを我慢した結果、その場でうんこをしてしまったその人を非難することができるのだろうかっ!?」

その5

「どの街もすっかりフェスをやらなくなったよね」
「いやいやいや、今も毎週のようにどこかでフェスは開催されているから!!・・・・・・・・って言ってられるのも今のうちだけかもしれない。一人一人の音楽ファンのあり方が、未来のフェスシーンを大きく変えてしまうんだ。そうだろっ!?」

その6

「今どきのバンドって、音楽やる人っていうよりも、Tシャツ屋さんみたいな存在だよね」
「そんなわけないだろっ!!!!バンドやアーティストは音源を作るのに一番力を入れているんだっ!!!!Tシャツ屋さんなんて表現、ふざけるのも大概にしろ・・・・でも、稼ぎ的にはグッズに頼っているバンドがたくさんいるのは事実だっ! そして、そのあり方を指差して、Tシャツ屋さんと揶揄するのはあながち間違いではないのかもしれない。多くのバンドは、音源で稼ぐことが難しくなってしまったっ!!!! なぜなら、音源をタダで聴く環境は揃っているからだっ! でも、音源を聴くコストは下がっても、音源を作るコストが同じだけ下がったわけじゃないっ! 音源を作るのはお金がかかる。そして、バンドマンはボランティアで音源を作っているわけでもなければ、どこかで利益を生まないとその活動を止めなくちゃいけない。だから、みんな、何よりもTシャツなんかグッズに力を入れる。活動をするうえで、グッズの売上がとても大切だからだっ!!!!そういう利益構造だけをみると、バンドの多くは、もはやある種、Tシャツ屋さんなのかもしれないし、それは仕方がないことなのかもしれないっ! 時を戻そうっ!」

まとめ

ライブの空気とかフェスのマナーというところだけに目をやっても、数年も時間があれば“当たり前”は簡単に変容してしまう時代だ。

自分は常識側にいると思い、非常識側を揶揄できる立場にいたはずが、いつの間にか自分の思っていた常識が簡単に瓦解していることだってありうる。

それが笑える話になるなら別にそれもいいだろう。

けれど、必ずしもそうじゃない。

瓦解したら大変なことになってしまう常識だって、たくさんあるわけだ。

そういうことを忘れないようにしながら、生きていたんだよな・・・と思っていたら、ふとあいみょんの顔が浮かんできた。

まあ、なんにせよ、多様性を認めながらも、ある種の常識も大事にしないと、自分の大切なものってあっという間になくなるのかもなーって思ったという話。

現実は、時を戻すことが、できないのだから。

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