前説

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いや、このタイトル何やねん。

そう思った人もいるかもしれない。

いや、単純に自分は「藤原」という名前がいるバンドに心を惹かれがちなーとふと思ったという話。

色んな藤原さんがいっらっしゃるけども、この記事では特に自分の中で存在感が強いお二人の藤原にスポットを当てたい。

本編

BUMP OF CHICKEN

「バンドマン 藤原」というワードで思い出すバンドといえば、BUMP OF CHICKENという人相当多いはず。

特に自分と同じような音楽遍歴をたどっている人は、きっとそういう人が多いはず。

ついに今年になってから新作をリリースしたわけで、今まで飢えに飢えたBUMPファンは目をギラギラに光らせて、BUMP側が発表する情報を咀嚼していることと思う。

BUMP OF CHICKENって独特なバンドだなーと思うことがひとつある。

それは、このバンドの構成なのである。

といいうのも、パブリックな音楽批評であれば、このバンドは藤原がいてこそのバンドだと思う。

人によっては、演奏技術は特筆することがないけれど、ボーカルの力と言葉選びだけは群を抜いていると評価するものもいる。

確かに藤原がいるからこそのBUMPであることは間違いない。

でも、藤原がもし他のメンバーとバンドを組んでいたら、自分の才能をここまで開花させることができていたのか、というと少し疑問が残る。

全ては結果論でしかないわけだけど、きっと藤原が藤原の持つ能力を発揮できているのは、BUMPがこのメンバーだからだと思うわけだ。

仲が良いとか、そういう話だけじゃなくて、もっと根源的なこのメンバー同士の波長だからこそ、BUMP OF CHICKENはBUMP OF CHICKENたらしめることができたように思うわけだ。

極端な話だけど、もしBUMP OF CHICKENのドラマーがめちゃくちゃに上手いバンドだったら、BUMP OF CHICKENはBUMP OF CHICKENじゃなかったと思う。

バンドの成長速度と、メンバーの演奏技術の成長がリンクしていたからこそ、BUMP OF CHICKENはBUMP OF CHICKENの音楽を描けたように思うわけだ。

なんというか、そういう速度感がこの四人は絶妙だったのではないかと勝手に思うし、良い意味でマイペースだったからこそ、藤原は「書きたい歌」を書けたんだろうなーと思うし。

少なくとも、20年経った今でも、このバンドが圧倒的な存在感を放っているのは、この四人がメンバーだったから。

それだけは間違いない。

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Official髭男dism

「今の音楽」が好きな人だと、バンドマン・藤原といえば、髭男のボーカルを思い出す人も多いはず。

伸びやかなハイトーンボイスと、バランス感覚の優れた言葉選び、メロディーメイカーとしても非凡な才能を魅せつける令和が生んだモンスターバンドのボーカルである。

BUMP OF CHICKENはある意味、やりたいことを貫き、当時の自分たちの実力でできることを全力でぶつけた、みたいなところがある。

一方の髭男は芸達者なバンドで、どんな音楽も鳴らすことができたバンドだったと思う。

何でもできるからこそ、音楽ジャンルは多岐にわたっていたし、それ故にバンドに泥臭さを求める人からは物足りなさを覚えることもあったのかもしれない。

まあ、好き嫌いな話はともかくであるが、この数年だけでも髭男のアウトプットした音楽のジャンルは多岐にわたる。

今の時代に求められる音楽を鋭敏に捉えつつも、新作でさらにその一歩先を捉えたような音楽を作ったりもする。

この一歩先感が髭男はすごいと思う。

単純に流行りを作るわけでもなく、二番煎じと揶揄されるような音楽を作るでもなく、そこを明確に超えていくものを提示していく。

彼らの音楽的なアウトプットを追いかければ追いかけるほど、そういうワクワクを感じさせてくれる。

その辺りが髭男はすごいし、きっとこのバンドは一発屋になることはなく、末永く愛されていく予感を感じるわけである。

そういえば、このバンドもメンバー仲が良いイメージがある。

少なくとも、メンバー同士が喧嘩しているイメージはないし、その繋がりもまた、このバンドの強さの秘訣なのだと思う。

とはいえ、単に仲良しごっこをやっているのではなく、ミュージシャンとしては妥協を許さない感があるところもよいところで、やっぱりこのバンドって穏やかなフリして、貪欲というか、うちに秘めた闘志がある感じがするんだよなー。

草食系のふりした肉食系というか。

そういうところも、Official髭男dismは良いんだよなーと改めて思う。

まとめ

特にまとめることはないんだけど、藤原がボーカルにいるバンド、改めて好きだなーということがこの記事の結論になります。

BUMPも髭男も今後のバンドシーンを牽引する存在であることは間違いないので、これから先どんなアウトプットを行うのかが楽しみで仕方がないですな。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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