前説

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今年も2/3が終わろうとしている。

いやー早い。

というわけで、気がついたら月末になったので、月イチ恒例の月間ベストソング集を発表したい。

題して、2020年8月のバンド・アーティストの個人的ベストソング15。

なお、選曲対象にアルバム曲を含むと膨大になってしまうので、なるべくシングル曲・配信曲・YouTubeにあがっている音源に限定しております。

あと、8月より前に発表された楽曲も含んでいるけれど、その曲に出会ったのがこのタイミングだったということで、その辺の曖昧さは許してほしい。

では、どうぞ。

本編

米津玄師 「カムパネルラ」

まずは、米津玄師のこの曲から。

「カムパネルラ」はアルバムの冒頭を飾る曲で、独特の雰囲気を放っている。

まあ、米津玄師の場合、全ての曲が「独特」なので、こういう形容しても無意味な気もするけれど。

遊び心と挑戦心とキャッチーさのバランスが心地よい。

関連記事:米津玄師の「STRAY SHEEP」に対する軽薄すぎる感想と考察

あいみょん「朝陽」

あいみょんのシングル曲はフォーキーなものが多いけど、「朝陽」はフォーキーさの中にダンス的なものも組み込んだ印象である。

そのため、いつものシングルよりもビートに軽妙さを感じるというか、こういう展開で楽曲が進んでいくんだという驚きがある。

あいみょんの場合、どの歌もメロディーが綺麗すぎてさらっと聴けてしまうことが多く、良くも悪くも同じ点数になりすやいんだけど、この歌はそこから一歩逸脱したイメージ。

あと、Aメロの言葉の挟め方も爽快で気持ち良い。

関連記事:あいみょんとスピッツの良曲生産機な感について

キタニタツヤ 「悪夢」

ダークな装いをした一曲で、アレンジ全体が妙な不気味さに覆われている。

自分のアートセンスを音に落とし込んでいる感じが良いのである。

声も張り詰めている感じがして、良い。

なお、キタニタツヤはヨルシカのサポートベースを担当しているということもあって、楽曲も低音の使い方が絶妙である。

ずっと真夜中でいいのに。「低血ボルト」

ずとまよ的な邦ロックソングという感じで、スリリングなビートが印象的である。

キーボードをベースにしたジャカジャカ感が心地よいというか。

ずとまよってわりと曲の幅が広くて、楽曲ごとにアプローチが大きく変わるんだけど、この歌は盛り上がることを志向した感じが伝わってきて、そのノリノリさがやみつきになる。

キャッチーかつアグレッシブな一曲である。

関連記事:個人的に思うヨルシカとずとまよとYOASOBIの違い

sora tob sakana 「信号」

解散が決定したsora tob sakanaの新曲から一枚。

sora tob sakanaはもともと面白い音楽をやっているグループであり、個人的にはすごく注目していた。

クリエイティブの舵を切っていたハイスイノナサの照井という人間のクリエイティブが発揮されていたからこそ、面白い作品をたくさん作っていたんだけど、この「信号」でも照井のクリエイティブが発揮されている。

洗練されている世界観で曲が綴られているというか、探究心のくすぐるような奥深さが歌の中に宿っているというか。

いずれにしても面白い作品なので、ぜひ一度聴いてみてほしいなーと思う。

欅坂46 「誰がその鐘を鳴らすのか?」

欅坂46としてラストシングルとなるこの歌。

メンバー脱退などを経たあとにリリースされる歌ということもあって、今回の歌の評価が別れている印象を受ける。

個人的には、欅坂46のある種の呪縛から解き放たれつつも、きっちり自分たちの色を出した今作がすごく良いと思う。

ポエトリーの差し込み方や、サビの展開のさせ方など、欅坂46だからこそのドキドキがたくさん仕込まれている感じがするのだ。

少なくとも、自分はこの歌を聴いて、改めて欅坂46って良いなあと思った次第。

Hakubi 「ハジマリ」

シンプルなサウンドと、透き通ったボーカル。

この2つが共謀するととんでもないことになる。

Hakubiの歌を聴いていると、改めてそのことを実感するのである。

「ハジマリ」はHakubiの瑞々しさが詰まっている感じがして、すごく好きなのである。

ロックの爽快感と切なさが上手に音に込められていると言うか。

上手くは言葉にできないんだけど、そこがツボで、何度もリピートしてしまうのである。

betcover!! 「NOBORU」

ちょっと前に発表された歌なんだけど、このタイミングで改めて聴き直した歌。

バンドサウンドの構築の仕方が面白い歌である。

空間に対する音の置き方が良い、と言い換えてもいいかもしれない。

聴いてもらえたら、よくあるバンド曲とちょっと違うことを実感してもらえると思う。

その「違い」が自分には、たまらなく心地よいのである。

ぜひ聴いてみてほしい一曲。

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NEE 「不革命前夜」

アニメーションのMVが話題となっていたこの歌。

まだ無名に近いはずのバンドなのに、これだけ話題になっていることが凄いわけだけど、話題になっていることが納得できる一曲である。

アニメーションのMVというキャッチーさとは対照的に、サウンドはエフェクトを効果的に使いこなしており、中毒性が宿っているのだ。

ちょっと方向性は違うけれど、フェスシーンに出てくるバンドでいえば、フレデリック的なサウンドのはみ出し方をしている気がしていて。

いびつさがあるんだけど、そのいびつさが中毒性を生み出すというか。

この曲をきっかけに、これからどんどん話題になっていくバンドになるのかもしれない。

Hump Back 「ティーンエイジサンセット」

色んなバンドを聴いていくと、ついつい変化球を求めてしまう。

んだけど、そこに耳が集中しているときほど、逆に防御力がゼロになっていて、ど真ん中をストレートに射抜くようなロックにぶちかまされると、一気に心を持っていかれることもある。

Hump Backのこの歌は、そういう歌なのである。

拳を突き上げるのがロックンロールでしょうよ、みたいな説得力のあるストレートさにぐっと心を持っていかれるのだ。

あと、サウンドはゴリゴリだけど、声は透き通っているのも良い。

関連記事:手拍子封殺ロックバンドHump Backについて

そこに鳴る 「Lament Moment」

爆撃機のようなドラム。

空間を埋め尽くすような轟音。

技巧派バンドのそこに鳴るの演奏力が存分に味わえる一曲である。

バンドが紡ぐリズムの概念を塗り替えられるような作品なので、聴いたことがない人はぜひ聴いてみてほしい。

マジで演奏がかっこいいから。

UNISON SQUARE GARDEN「世界はファンシー」

早口で歌う、という概念を塗り替えるような一曲。

ライブでの再現性なんて考えてないだろ?と突っ込みたくなる一曲である。

が、このバンドが恐ろしいのは、そういう歌をきっちりライブで再現してくるところなのである。

なお、躍動感を持ちつつも細かくリズムを紡ぐドラムが個人的な推しポイント。

関連記事:UNISON SQUARE GARDENのユーモアとかっこよさについて

Creepy Nuts 「かつて天才だった俺たちへ」

もはやお茶の間の人気者となりつつあるCreepy Nuts。

ただ、どれだけ大きくなっても弱いものの視点を忘れないような歌を歌うのが、Creepy Nutsの魅力だと思う。

ヒップホップ界隈の人って俺たちすげーとか、陽キャで浮ついていることをキャラクラーにしている人も多い。

が、Creepy Nutsはどこまでも庶民派な目線があって、言葉にそういうニオイを忍ばせているのだ。

そういう感じがとても良い。

実力派なんだけど、どこか庶民派。

そういう2つの要素を兼ね備えたCreepy Nutsだからこその、メッセージ性の強い一曲であるように思う。

関連記事:Creepy Nutsはマジでヤバイと感じる理由

Sexy Zone「RUN」

ジャニーズなんてアーティストじゃないでしょ?

ただのアイドルなんでしょ?

そう切り捨てる人にこそ、ぜひこの歌を聴いてみてほしい。

円熟したサウンド、そのサウンドの期待に応えるようなボーカル。

キャッチーかつドキドキする曲展開と、「RUN」は聴きどころが盛りだくさんなのである。

高い音楽的水準でパッケージされているこの歌を一度ちゃんと聴けば、きっとその魅力に気づくと思うのだ。

そう。

「RUN」という歌を歌っているSexy Zoneというグループの魅力に。

関連記事:Sexy Zoneの「RUN」が自分の期待を大きく超えてきた件

back number 「水平線」

back numberは失恋ソングだけでない。

そのことを示した一曲。

もしかしたらback numberの新たなバラードのスタンダードになるのかなーと感じる一曲。

そっと背中を押してくれる言葉と、優しくも芯のある歌声が胸にくるのだ。

つくづく思うけれど、美しいメロディーと言葉の強いボーカルを持っているback numberって凄いバンドだよなーと思う。

「水平線」は、そういうback numberの凄さに改めて気づかせてくれる曲なのである。

この夏を代表するバラード曲であることに、間違いない。

関連記事:女々しいと言われがちなback numberの女々しくない「水平線」という歌について

まとめ

というわけで、今月ぐっときた15曲を紹介してみました。

複数のジャンルにスポットを当てたので、この記事が新しい音楽との出会いのきっかけになれたら嬉しい限り。

では今回はこの辺で。

ではではでは。

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