2019年6月のベストソング

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当ブログでは1ヶ月単位で「個人的ベストソング10」を更新している。

今回は、6月のベストソング。

ベストソングの中には、6月に発表されたものではない作品もあるけれど、その辺りの曖昧さは許してほしい。

また、選曲対象は(基本的には)シングル曲・配信曲・ネットに何かしらのMVがあるものに限定している。

では、どうぞ。

お気に入りの10曲

サカナクション「忘れられないの」

今月リリースの作品で名前を挙げるとしたら、まずはこれだと思う。

懐かしさのあるサウンドなのに、新しさも感じさせる不思議な楽曲。

サカナクションの音楽的センスが凝縮された一曲で、MVの「外し方」も絶妙で素晴らしい。

今月のサカナクションは他にも良い歌がいっぱいあるんだけど、その中でも特に存在感が強いこの歌を代表で推せてもらった。

関連記事:サカナクション「834.194」の感想とタイトルの意味

NICO Touches the Walls「18?」

NICOのアルバムも素晴らしい。

サカナクションはバンドサウンドの解体のさせ方が素晴らしいのだとしたら、NICOの素晴らしさはバンドサウンドの突き詰め方だと思う。

一言で言ってしまうと、演奏とボーカルがとにかく上手い。

ロックの掘り下げ方が一味違うし、聴けば聴くほど、味わい深い作品である。

細かい話は別記事に書いてあるので、よかったら読んでみてほしい。

関連記事:NICO Touches the Wallsのアルバムを聴き、ライブを観て感じたこと

スピッツ「優しいあの子」

スピッツ待望の新曲は、瑞々しいミディアムナンバー。

この歌は、楽曲構成が素晴らしい。

軽やかすぎるサビの突入と、サビをどこまでもさらっと流す独特の薄味感。

これが絶妙なのである。

スピッツだからこそ成立しているナンバーであり、スピッツの良さが凝縮された一曲であるとも言える。

関連記事:スピッツ「優しいあの子」と「悪役」の繋がりについて

NOT WONK「Down the Valley」

イントロの手触りはブラックミュージックのそれで、でも聴き進めていくと、NOT WONKが持つパンク性が垣間見られる。

もしパンクの最新版というものがあるのだとしたら、NOT WONKが今、鳴らしている音が一つの解答だろう。

それくらいにパンクとしての新境地感がすごい。

ロックが持つ様々なジャンルをミックスさせて、サウンドを鳴らしているのだ。

また、ヒリヒリした空気感のパッケージ化も見事であるこの歌は<音の鳴っていないところ>にもきちんと音があって、無音そのものが表現になっている。

だからこそ、それと対比して、ギターががむしゃらに弦をかき鳴らし、音を塗りつぶすときの響き方にグッとくるのだ。

元々、NOT WONKは大好きなバンドだったんだけれど、今作をきっかけに、さらに好きになった。

この歌が収録されたアルバムがマジで良いアルバムなので、ぜひ聴いてみてほしい。

ナードマグネット「透明になろう」

元々はパワー・ポップなサウンドを鳴らしていたナードマグネット。

んだけど、今作はそこからさらに一歩踏み込んだ作品となっている。

個人的に「おっ!」って思ったのは歌詞。

この歌の歌詞のテーマが同調圧力からの解放みたいなところがあって、すんげえ時代の空気を反映した歌だなーと思った。

今の世の中の仮想敵って、大人でもなければ学校の先生でもなくて、SNSなんかでもあるように、相互監視するフォロワーのあいつだったりするわけだ。

なにかあればすぐに揚げ足をとられ、晒され、そして袋叩きにされる。

こうして、見えない同調圧力が生まれてしまう。

だから、みんなキャラクターを演じて「ツッコミ」をされないように生きていくわけだけど、ナードマグネットのこの歌は、そういう空気感に一石を投じる歌となっている。

そういう世の中の描き方とポジティブの与え方に「おっ!」って思ったわけだ。

感度の高い「ポップスター」って、きちんと時代を切り取った題材を扱い、それを歌にしがちなんだけど、ナードマグネットのこの歌も、まさしくそれなのである。

だから、シンプルにすげえなって思ったのだ。

ほんと、社会の空気を嗅ぎとる感度が、ポップスターのそれだもん。

というわけで、ぜひ推しておきたい一曲。

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black midi「Ducter」

ロンドンのバンドなんだけど、これがマジで良い。かっこいい。

演奏技術が卓越していて、特にビートの刻み方に「うおっ!」って思うことが多い。

曲の展開も目を見張るものがあるし、トータルで言ってしまえば、とにかく演奏がカッコいいのだ。

ここで紹介した作品で言えば、NOT WONKなんかと同じようなジャンルの横断の仕方をしており、刺激に満ちたサウンドを響かせ続ける。

グッとくる演奏のロックが聴きたいという方は、ぜひ一聴してほしい作品。

100 gecs「money machine」

シカゴが生んだポップラップデュオ。

……なんだけど、なに?この新世界。

ピッチシフトやオートチューンを駆使した不思議なラップがベースで、トラップ感のあるラップソングなのかと思ったら、唐突に荒々しいギターをぶち込んできたりする。

そういう雑多感がすごいのだ。

カツ丼の上にさらにお寿司を載せたみたいな、とんでもないエネルギーを持った作品で「音がヤバイ」とは、こういうものを言うんだろうなーと思える一作。

ただただ、そのセンスが素晴らしい。

菅田将暉「キスだけで feat.あいみょん」

RADWIMPSのアルバムを聴いたときも思ったんだけど、あいみょんが男性ボーカルとコラボすると、急に作品の空気が変わる。

おそらくボーカルとしての表現力が卓越で、しかもその表現力がカメレオン的であるから、作品の空気をガラリと変えたり、引き締めたりできるのだと思う。

しかも、今回はボーカルで「演技」させたら右に出るものはいないあの菅田将暉のコラボ。

ともなれば、その楽曲が放つ艶やかさはエグいことになるわけで。

そのエグさは聴いてもらったらわかると思うが、今作は菅田将暉とあいみょんの二人の表現力の底なし具合を体感できるものとなっている。

メロディーも美しいし、文句なしの名曲である。

関連記事:米津玄師「灰色と青」の歌詞の意味は?解釈と考察!ボカロ時代の話も込みで!

ずっと真夜中でいいのに「正義」

ずとまよって、意外とサウンドの引き出しが多いんだなーとびっくりした今作。

色んな音楽の要素を上手に咀嚼し、それを絶妙な形でポップスに着地させる。

そのおかげで、良い意味でライトノベル感のある歌詞がどこまでも瑞々しく響く。

そんな作品となっている。

個人的には、イントロのリフが好き。

関連記事:ずっと真夜中でいいのに。とかヨルシカのような匿名性のあるアーティストの話

KANA-BOON「まっさら」

一時期のKANA-BOONの楽曲は微妙だと思っていたんだけど、この「まっさら」は素直に良い曲だと思う。

というか、KANA-BOONの良さが前面に出た一曲のように感じる。

Aメロ→Bメロでジワジワと盛り上げていき、サビでどかーんと爽快に突き抜ける感じ。

サビのおーおーおーもすごく気持ちが良いし、とにかくメロディーが素晴らしいのだ。

昔のKANA-BOONは好きだったんだけど、最近は聴いていないなーという人こそ、ぜひ一度聴いてみてほしい作品である。

関連記事:KANA-BOONって昔ブレイクしたバンドだよね?と思っている人に捧げる記事

まとめ

というわけで、ざらっとではあるが、個人的に推したい楽曲を10曲を紹介してみました。

もちろん、ここには紹介していない歌でも良い歌はたくさんあったし、僕が聴いていないだけで、世の中には他にもたくさん良い曲があるとは思う。

が、ここで紹介した曲は個人的には文句なく推せる作品ばかりだと思っているので、興味があれば、ぜひ一度聴いてみてほしい。

というわけで、6月のベストディスクなのでした!

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