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前説

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今年は、当ブログでは1ヶ月単位で「個人的ベストソング」を更新しようと思う。(まだ1月中なのに、先に更新しちゃうのは個人的なスケジュール以外の何物でもありません)

なお、今回のベストソング10の中には、どうみても1月に発表された曲じゃないやん、というものもあるけれど、その辺りの曖昧さは許してほしい。

また、選曲対象は、(基本的には)シングル曲・配信曲・ネットに何かしらのMVがあるものに限定している。

では、どうぞ。

本編

1月のベストソング10

King Gnu 「Slumberland」

ほんの少し前まではSuchmosに熱狂していた人たちの多くは、今、King Gnuのことを絶賛していることだと思う。

確かに1月にリリースされたニューアルバム「Sympa」は純粋に良かった。

特に、この「Slumberland」は痺れる。

ダークな匂いを漂わせながら「演奏で魅せていく」感があるのに、メロディーはしっかり口ずさめるし、頭にも残ってしまうという万能感。

アングラな匂いがするのに、ポップスにも落ち着いてるバランス感。この辺りが、彼らは優れている。

King Gnuのボーカルって二人いて、ガレージ感のあるボーカルの常田と、綺麗目な甘い声のボーカルの井口がいる。

対照的な二人のボーカルがいるからこそ、彼らの持つバランス感がより上手い具合に発揮されている。

ただね、ここで特筆したいのは、そこじゃないんですよ。

注目したいのは、ボーカル井口のMVにおける存在感。

いや、みてくださいよ。

他のメンバーは、めっちゃかっこよくMVに映ってるでしょ?

常田なんてキレキレのパフォーマンスしていて、「オーラあるなあ〜」なんて感服するわけですよ。

でもね、画面をよ〜くみてると、一人だけ顔芸している人いるでしょ?

あいつね、超クールでカッコいいバンドの、ボーカルなんだぜ?

井口って言うんだけど。

そうなのだ。

King Gnuって、この辺のバランス感も優れていて、基本はクールでカッコいいバンドなのに、中心にいるはずのボーカルはなぜか顔芸をして、別の意味で存在感を強めるのである。

音楽センスだけでなく、ボーカルの声質だけでなく、バンドとしてのキャラクターまでも、King Gnuは今までのバンドになかったバランス感を持っているのだ

今までになかった音楽センスとか、ミクスチャー感で評価されがちなバンドだけど、それ以外の要素も一縄筋ではいかないからこそ、彼らは圧倒的存在感を放っているのだ。

フジファブリック「破顔」

1月にリリースされたニューアルバム「F」がマジで名盤で。

今までのフジファブリックの良さが凝縮された歌だらけなのだ。

特に、この「破顔」。

この歌はね、今までのフジファブリックの歴史を踏まえながら聴くと、よりぐっと心に響くものがある。

あと、思うのは、山内総一郎が本当に「ボーカル」になったなーと。

いやね、彼の歌、めっちゃ良いんですよ。

この「破顔」もそうなんだけど、バラードとかミディアムテンポの歌の時の山内総一郎が本当に良い。

ボーカルとしての表現力が高いなーって感じるのだ。

ボーカルとしての表現力が優れているからこそ、歌詞もスッーと入ってくるし、言葉のひとつひとつが胸に届いて、良い意味でセンチメンタルになるというか。

フジファブリックは志村時代で終わりだよと思っている人ほど、今回のアルバムは聴いてほしい。

今までの比ではないくらい、このアルバム、いいからさ。

Mark Morton 「Cross Off」

Lamb Of GodのギタリストであるMark Mortonのソロ曲なんだけど、驚くのはこの歌のボーカルを取っている人。

実は、Linkin Parkのフロントマンであった、故Chester Benningtonなのである。

亡くなってからさ、新曲聴けるなんて思わないやん?

だからさ、驚くわけですよ。

で、思うのだ。

やっぱりチェスターの歌声、良いなあーと。

あと、単純にMark Mortonの重いギターも痺れる。

硬派なロックなおっさんが奏でる、硬派なロックサウンドって感じで、おおおおお。ってなるのだ(語彙力不足)。

岡崎体育「からだ」

こういうテンポ感の岡崎体育の歌が個人的には好きである。

ってか、岡崎体育ってマジでラップ上手いよなーって実感する。

だって、まあまあ歌いにくいですよ、この歌?

でも、さらっとこういう高速ラップをカッコよく歌いきってみせるのだ、岡崎体育は。

おまけに、MVではキレキレのダンスを踊ってる。

ラップも上手いし、ダンスもすげえのだ。

おまけに作詞作曲もできるとなると、どんだけあなた、才能あるねん!と驚嘆したくなる。

何なら演技もできちゃうし、痛快なトークもできるし。

マジで能力値だけでいえば、米津玄師や菅田将暉の上位互換であるぞ(怒られる)。

ちなみにアルバムに関してはこちらに感想を書いたので、良かったら合わせて読んでみてほしい。

須田景凪「パレイドリア」

先ほど米津玄師の名前をチラッと出したが、岡崎体育以上に、語られるうえで米津玄師の名前を引き合いに出されるアーティストがいる。

それが、須田景凪だ。

米津玄師と同じボカロ出身のアーティストであり、確かに「パレイドリア」も聴きようによっては、初期の米津玄師を思い起こす人もいるかもしれない。

これって単に、ボカロPだからこそ持っているメロディーセンスやアレンジ能力って共通しているものがあるんだろうなーという話である。

まあ個人的には、ボカロ出身とかそんなのはどうでもよくて。

この歌で言いたいのはこの一言。

この歌、メロディー、めっちゃ良くないですか????

1月にリリースされた他のどの曲と比べても、群を抜いてメロディーが良いと思うのだ。

イントロのギターリフも印象的だし、何回聴いても飽きない良さがある。

須田景凪、イチオシです。

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OKAMOTO’S 「Dreaming Man」

1月のアルバムは良いアルバムがたくさん出たけれど、バンドのアルバムで一番サウンドがかっこいいと思ったのは、OKAMOTO’Sの「BOY」である。

この「Dreaming Man」はアルバムの一曲目を飾る曲なんだけどさ、いや、かっこよくないですか????

ギター、ベース、ドラム。

全てのパートがエグいくらいのカッコ良くないですか???

ここ最近のOKAMOTO’Sは、ぐうの音も出ないかっこいい音を鳴らすバンドになったと思うのだ。

素直にロックというモノと向かい合い、小細工抜きでかっこいいと言わしめてしまうこのサウンドメイキング。

もし今月、アルバムで一枚選ばないといけないとしたら、悩みに悩みながらもこのアルバムを選ぶかもしれない。

それくらいに痺れる一作。

長谷川白紙「毒」

この曲が収録された「草木萌動」は12月リリースだけど、個人的に1月に一番聴いたepは「草木萌動」だと思う。

いや、マジで聴けば聴くほど魅力が溢れるんですよ。

予想不能なリズム展開、音楽のお約束を破壊しまくるサウンドたち。

でも無秩序かというと、そんなこともないという、摩訶不思議超技巧派ソング。

本人はサカナクションの呪縛から抜け出せない〜なんてツイートしてたけれど、「いや、全然サカナクションの香りしませんから!!!サカナクションも好きだけど、それ以上に長谷川白紙の歌の数々、スリリングでドキドキしますから!!!」そんなことを思う次第。

いや、だってね、彼の歌、簡単に言葉でラッピングできますか?という話で。

Apple Musicでは「J-POP」というカテゴリーになっていたけれど、どうみてもそういう範疇の歌じゃないもん。

若干20歳くらいの人間が作る、予測不能な音楽世界。

もし聴いてない人がいるなら、長谷川白紙はガチだから絶対に聴くべき。

abelest + 諭吉佳作/men 「運動」

福岡を拠点とするプロデューサー・ラッパー・映像作家のabelestと、静岡県に住む高校生シンガー(あれまだ中学生だっけ?)がコラボしたこの曲。

諭吉佳作/menは僕がもっとも推している女性シンガーの一人なんだけど、abelestのボーカル・ラップもまた良い。

というか、二人ともボーカルとしての表現力が高いから、二人の声が重なるとドキッとするというか、引き込まれるというか。

長谷川白紙もそうだけど、こういう音楽を聴くと「平成」の次の音楽が始まったなーという気分になる。

二人の才能が交わるガチンコの音楽作品なのである。

宇多田ヒカル「誓い」

なんだかんだで強いわ。宇多田ヒカル。

同じepに収録されている「Face My Fears」は、KINGDOM HEARTS Ⅲのオープニングで、この「誓い」はエンディングテーマになる。

どちらの歌も捨てがたい良曲なんだけど、個人的には「誓い」の方が好きだったので、こっちをチョイス。

それこそ、リズムもサウンドメイクも、宇多田ヒカルって独特で、ちゃんとマーケティング的に相手のニーズを汲み取りつつも、それを自分のやりたいことに引き寄せる力が優れていて。

だから、音楽通も唸らせつつ大衆ウケも良くて、おまけにタイアップソングとしても精度の高いものを作るという凄みがある。

宇多田ヒカルの今のモード的に「海外」は相当意識しているようで、「Face My Fears」はまさしくそういう志向の歌だった。

洋楽を日本のセンスに置き換える才能も、宇多田ヒカルは優れているなーと思うし、「誓い」は宇多田ヒカル的ポップスセンスを堪能できる才能になっている。

才能ある若手がどんどん出てきている一方で、宇多田のような、90年代から第一線で活躍している人もスリリングな歌をリリースしているなんて素敵なことだと思う。

私立恵比寿中学「曇天」

本当はフル音源解禁前なので、ここに入れるのは相応しくないかもしれないけれど、最後はこの曲の紹介で終わりにしたかったので、無理矢理にねじ込んだ。

元々、私立恵比寿中学ってメンバー全員、歌が上手くて表現力もあって、一目を置いてるグループなんだよ。

ただ、この曲はそれを超えた。

というか、今までのエビ中にはない魅力に溢れているように感じた。

作詞作曲を担当した吉澤嘉代子は、新進気鋭の女性シンガーで、とにかく質の良い歌詞と切ないメロディーを書く人で。

今作はそんな吉澤嘉代子のソングライティングのセンスと、エビ中が持つ彼女たちならではの表現力が見事に噛み合った快作のように感じた。

だって、最初のAメロだけで「うわあ。やべえ音楽聴いちゃった」って感じがするもん。

一気に引き込まれるもん。早くフルで聴きたい。

ただね、一言だけ言いたい。

これだけは言わせてほしい。

なぜ、これをシングルにしなかったんだ、と。

いや、フル音源、楽しみにしてます。

まとめ

以上、個人的にグッときたベストソング10でした。

他にも色々入れたい歌(特に洋楽)はいっぱいあったんだけど、あえて10曲選ぶとしたら、これ!って視点で選んでみました。

もちろん、僕が聴いていないだけで、世の中には他にもたくさん良い曲があるとは思いますが、興味があればここで紹介した歌をぜひ一度聴いてみてください。

ではではではでは。

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