我々は初めての場所に訪れるとき、往々にしてその場所についてググる。

それは飲食店でもそうだろうし、旅行先でもそうだろうし、会社訪問とか受験する学校とかでもそうだと思う。

でも、訪れるその場所が新しい場所であれば、ググっても何の情報も引っかからず、それで不安は助長され、途方に暮れてしまう人も多いと思う。

そんな人をなくしたい。

そんな思いで、この記事を書いた。

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実は、今週新たなライブハウスがオープンするのだ。

その名をZepp Osaka Baysideという。

今回の記事は、そのライブハウスにまつわる疑問とか不安にお答えするような内容となっている。

さて、Zepp Osaka Baysideは新しいライブハウスの名前なのだが、「む。なんだか聞いたことがあるぞ」と思う方もそれなりにいるかもしれない。

それもそのはずで、実はZeppという冠がつくライブハウスは全国にいくつかあるのだ。

その全ては株式会社Zeppホールネットワークが運営している。

さて、Zeppの名前が付いたライブハウスで、今もingで稼働しているものは全国に5つである。

Zepp札幌
Zepp東京
Zeppダイバーシティ東京
Zepp名古屋
Zepp Namba

以上である。

昨年の5月まではZepp福岡もモリモリ稼働していたが、大人の事情により閉めることになった。

稼働している5つのライブハウスはライブハウスという名ではあるが、2000人以上のお客さんを集客できる大型中の大型の箱なのである。(名古屋はこの限りではないが)

新しくオープンするZepp Osaka Beysideも他のライブハウスと同じように大きい。

見てみよう。これが客席図だ。

ホール慣れしてる人ならこんなもん?と思うかもしれないが、便所がこれだけあるライブハウスなんて、少なくとも関西ではここだけである。

ちなみに前述したように、このライブハウスは、大阪の二つ目となるZepp系のライブハウスとなる。

ひとつはNambaという表記があるとおり、難波の駅近にあるライブハウス。

では、Zepp Osaka Baysideはどの辺に建てられているのだろうか。

これが地図である。

ユニバの近く、海沿いにあるライブハウスなのだ。

騒音の心配はしなくていいので、バンドマンからしたらありがたいライブハウスである。

しかし、一見すると辺鄙とも思われるこの場所。

なんでこんな場所に建てられたのだろうか。

先ほども述べたように、大阪のZepp系ライブハウスはこれで二つ目となる。

が、実はZepp Osakaというライブハウスは数年前にもあったのだ。

それはZepp Nambaができる前の話。

元祖Zepp Osakaは2012年に閉鎖されたのだ。(これはインテックス大阪とかがある南港あたりに建てられていた)

なぜ閉鎖したのか。

理由は色々あるのだが、簡単に言えば土地の賃貸の期限が切れたからである。

で、代替案として建てられたのがZepp Nambaだった。

なぜ難波に建てたのかといえば、都会に作ることでアクセスを良くするためである。

おかげで、お昼の時間つぶしにも打上げ場所にも困らない、スーパーマン的なライブハウスになった。

が、建てた場所が悪かった。

あろうことか、歩いて1分ほどの距離に、KUBOTAというメーカーの精密工業が建っていたのだ。

ライブハウスに行ったことがある人ならわかるが、バンドによってはライブ中のダイブやモッシュはすごいし、お客さん全員が飛び跳ねることもある。

で、2000人の人間が同時に飛び跳ねたら、周りの建物にもその振動が思いっきり伝わるのだ。

当然ながら、その精密工業にもその振動は伝わっていた。

精密工業なのだから、些細な揺れですら大きな問題となる。

ある日、業務に支障をきたしているとKUBOTAから文句をいわれ、それは新聞などのメディアに取り上げられるまでに発展した。

ライブハウス側からしたら、そんなこと言われも、、、な感はあるし、対策するといっても、出演するアーティストやお客さんからしたら、そんなこと知ったこっちゃねえという感じで暴れるので、両者の溝は深まるばかり。

これによりホルモンをはじめ、ライブが荒れることが予想されてKUBOTOに激おこされそうなバンドは、ほどなくして出禁となってしまう。

こんなイザコザ、もうごめんだぜ。
ライブハウスは暴れてなんぼだぜ!

そんな気概を形にするべく、桜島というなーんもないところにZepp Osaka Baysideは建てられることになったのだ(まあ、他にも色々理由はあるんだけど)

それを裏付けるようにZepp Nambaのライブスケジュールをみると、びーくりするほどバンドのライブがブッキングされておらず、モッシュが起こりそうなバンドは全てBaysideにブッキングされている。

まあ、これでお客さんも思う存分暴れられるわけだし、音を鳴らす分にはとても安心なんだけど、時間をつぶすとかそういう観点でみると、少し大変なのだ。

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いや、マジで何もないんですよ、この辺。

駅からのアクセスは良いのだ。歩いて5分で着く。

しかし、駅に隣接しているコンビニで買い物しなければモノを買うことができないくらい、周りは何にもない。

他のコンビニに行こうとしても、歩いて10分強はかかる。

しかも、歩いた先にあるコンビニは一件だけ。

そこから次のコンビニがまた遠い。

トイレはライブハウスのものを除けば、そのコンビニか駅だけにしかないという事態。(厳密に言えば、ホテルとかも近くにあるけれど、勝手には使えない)

うんこがしたくなったら、死亡するわけだ。

まあ、そんな場所だからこそ、色んなバンドを安心してブッキングできるわけで、京セラドームの出禁を受けたUVERもライブが決まっており、安心してライブできる状態になっている。

ちなみに土地は広いので、近くに駐車場はあるのだが、実際どれくらい空いているかはわからない。

と言うのも、USJも近くにあるので、そこの客と奪い合いことが予想される。特に休日は。

ちなみに駐車料金は1300円。(くらい)

さて、一番気になるのはロッカー事情だろう。

もちろん、ライブハウスにロッカーはある。

が、人数分あるのかはよくわからない。

国内最大級のライブハウスであり、2300人くらい集客できる、ってとこが売りなのだから、ロッカーは人数分ありません!遅刻した人は諦めてください!なんてことはないと思うのだが、正直よくわからん。

ただレポートを見る限り、ロッカー難民が出ることもあり、荷物持ったままライブを観ることになった人もチラホラいる(ロッカーの数は内外あわせて1200くらいなので、全員が使えば自ずと数百人の難民がでる)

いちおーやばいときは臨時のクローク出るみたいだけど、ケースバイケースなので、そこは要注意。

ちなみ「外ロッカー500弱、中ロッカー680弱であり、駅ロッカーは少ないので、完売公演に参戦する場合はやばいかも、と思っていた方がいいかもしれない。

ちなみにこのライブハウスのオープン初日の公演を飾るのは[Alexandros]である。

このライブハウスの「初めて」を奪うのである。

流石、ようぺいん。なんだかやらしい。

その後、こんな感じのメンツが控えている。

2月17日、18日、
[Alexandros]

2月19日
くるり

2月22日、23日
WAIMA

2月24日、25日
サカナクション

えらくグリーンズ主催のイベントが多いのは何か理由でもあるのだろうか。

ちなみに、風よけや雨避けができる建物がないので、物販とかで並ぶのはきついので、そこも注意。

ちなみにUSJからは近いが、歩いて10分以上かかるので、余裕をかまして歩いて行ったらわりと疲れると思うので、そこも要注意。

あとは行ってみてのお楽しみ。

音響とかその辺りはまだ未知数だけど、ライブの感想見てる限り、良さそうな感じ(新しいところだしね!)

そんな感じなので、行く予定のある人はコメントで感想とか書いてくれたら嬉しいです!

以上、Zepp Osaka Baysideについての記事なのでした。

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