この記事では、BRAHMANのヴォーカルであり、鬼という異名を持つTOSHI-LOWの倒し方について書いてみたい。

なお、この記事はアンチではなく、むしろBRAHMANが大好きな人間が書いたものなので、安心して読み進んでほしい。

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昨今のBRAHAMANのライブに行くと、たいがいの場合、ライブの終盤でフロントマンであるTOSHI-LOWがお客さんの上に飛び乗ってくる。

そうなると、当然観客のボルテージも上がり、ダイバーの数も増えるのだが、それにしてもTOSHI-LOWめがけて転がってくるダイバーが多いこと多いこと。

人によっては、客の上にいるTOSHI-LOWをマジで倒そうとするべく突っ込む奴もいる。

とはいえ、日本ロックシーンでも随一であるTOSHI-LOWの筋肉はダテではなく、やってくるダイバーを片手で払いのけたり、持っているマイクでどついたりして、すべてのダイバーを駆逐するのだ。

最近は前から迫ってくるダイバーだけでなく、足元からの刺客も多く、TOSHI-LOWのズボンを引っ張って引きずり降ろそうとする輩の多いこと多いこと。

けれど、足場が悪い場合は問題無用に客の上を歩き、下からの攻撃を回避することで、何もなかったかのように歌い続けるのである。

ライブが終われば、TOSHI-LOWのズボンはビリビリになっているが、顔色ひとつ変えずにライブをやる切ってしまう彼の強さは流石というほかない。

もちろん、TOSHI-LOWの足場になった人間の体幹の強さや、TOSHI-LOWを支えるべくしっかりと彼の手を握っていた人間も敬意に値する。

ちなみに、転がってくるダイバーには県ごとに違いがあって、2016年の大トリを務めたライジングサンや東北でライブしたときに発生するダイバーは、友好的な人間が多いイメージ。(だから、MCでも「おはようございます」を言う余裕があったのだ(違う))

TOSHI-LOWを攻撃して倒そうとする人間なんてほとんどおらず、むしろ笑顔でハイタッチをしながら転がっていく人間の方が多かった印象。

一方、西のライブ(特に関西)では、前述したような人間砲台と化す輩が多いイメージである。(あくまでも個人的な観測の範囲です)

こんなところにも、県民性が出ていて面白いね、という話。

ちなみに、TOSHI-LOWは2012年のAIRJAMのMCで「ダイバーが当たってくることでマイクに前歯が当たり、そのせいで前歯の神経が死んでしまい、やがてホテルの歯ブラシの袋を歯で噛みちぎろうとしたとき、前歯が半分もっていかれてしまった」ということを話していたけれど(ちなみに、そのあと、歯にはインプラントを入れたとのこと)(なお、実はこれはインプラントではなくただの入れ歯であることは2018年のAIR JAMで明かされる)、あれから数年が経っても自身の肉体は衰えることなく、むしろ筋肉に関しては磨きがかかる一方であり、鬼という異名に恥じない鋼のボディーをキープしている。

さて、そろそろ本題に入ろう。

どうすれば、TOSHI-LOWを倒すことができるのかについてである。

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まず、TOSHI-LOWを倒すタイミングは、観客に向かってやってきている時間中ということになる。

震災以降、BRAHMANのライブにおいて、TOSHI-LOWが観客めがけてダイブするのは、ほとんどの場合「警醒」であり、たまにひとつ前に「ANSWER FOR…」中に飛び込んでくることもある。

(たまに「NEW SENTIMENT」とか「PLACEBO」とかで観客の中に入ってくることもあるが)

そのため、「警醒」のイントロが聞こえてきたら、飛び込む準備をはじめるべき、降臨したタイミングで本人めがけてクラウドサーフするのが倒すための正規ルートになる。

ちなみに、この「警醒」はメロディー部分(というか、ほとんどの部分)はTOSHI-LOW以外の他のメンバーが歌う。

彼が歌うのは2か所。(こういう言い方が正しいのかはわからないが)

そこでは、おのずとマイクを持つ手が口元に向けられるので、倒すための「スキ」ができる。

そのタイミングで、足元にごろんと転がり込み、TOSHI-LOWの身体に当たることができれば、つけ入るチャンスがくる。

あとは己の体幹との戦い。

ちなみに間違っても序盤で歌われることの多い「賽の河原」で倒そうと考えてはダメだ。

「賽の河原」のCメロ前の間奏で、TOSHI-LOWはマイクスタンドを天に掲げる。

その後、なぜかマイクスタンドは折れてしまっている。

つまり、この歌はTOSHI-LOWのパワーアップタイムというわけだ。

ポケモンでいえば、プラスパワーを使っている状態。

そんなときに攻めようとしたら確実にやられてしまう。

また、そこからここに立つ→其処に立つの繋がりで「BESIS」にいくときはパワーアップが更に強化されているし、「BEYOND THE MOUNTEN」や「SEE OFF」辺りに繋げるときは、ボロボロのマイクスタンドがオモチャのようにステージに投げ捨てられ、ハンドマイクモードで、鬼はステージ上を暴れくるうので、とても手に負えない生き物となっている。

戦うのは、非常に危険だ。

やはり、狙うなら客席降臨中に限る。

ちみなに、親友であり、一緒にユニット(?)も結成しているエルレ・エイタス・モノアイズの細美武士は2015年に尽未来祭の際のMCでこんな感じのことを言っていた。

「BRAHMANは最強に見えるけど、でもあいつらとは友達だから、弱ったり悩んだりしているところも何度も見てる。そんな時にあいつらをステージに立たせているのは、お前らの声と、暴れてる姿だよ」。

つまり、こっちが本気で「倒そう」と思う「行動」こそが、TOSHI-LOWを強くさせるのである。

関連記事:続・BRAHMANの鬼ことTOSHI-LOWとライブで渡り合う方法

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