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長いこと音楽の趣味をしていると、どうしても目にしてしまうのがバンド解散という悲しい出来事である。

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バンドだって生き物なわけで、やっている人には生活だってあるわけで、それでなくても四六時中他人と一緒にいれば、仲が悪くなることもあるし、意見の衝突だってあるし、売れれば売れたなりの、売れなかったら売れなかったなりの問題があるわけで、大変なわけである。

契約のことだってそうだし、メジャーになればリリースのスケジュールの迫られる毎日にフロントマンのストレスは日々大きくなるし、それによりメンバー仲に亀裂が生じることもあるし、むしろ一度も休止せずに続けてるバンドの方がエグいのである。

しかも、ありとあらゆる媒体で発表される「今年ブレイクするアーティストの紹介」はそれが的を射ていれば射てるほど、それだけ音楽ファンから忘れ去れてしまうバンド、パイの取り合いに負けたバンドが出てくることも意味するわけで、厳しい競争社会なのだ。

大型フェスに行けばその力関係というか、人気の差みたいなのは如実に出るわけで、世代交代が明らかになりつつあるなかで、新規ファンやある程度の数の固定ファンを確定していないバンドは厳しい局面を迎えているわけだ。

というわけで大変な失礼な話ではあるが、このバンド、このままでは今年「休止」なり「解散」なりしてしまうのではないか、というバンドを9組選んでみた。

検討違いな物言いにイラっとされる方もいるとは思うので、そういう方は早めにこのページからは去ってもらった方がお互いのためになると思う。

ただこれをきっかけに、あ、こんなバンドいたんだ!って思ってもらい、音源手にしてもらえたらいいな、みたいな気持ちではあるのだ、個人的には。

まあ、早速みてみよう。

1.The Mirraz

Mステに出演したバンドの中でもっとも売れていないバンドのひとつだと思われる彼ら。昔はCDショップ大賞にノミネートされたりと耳ざといリスナーから支持されていた。

ドロスとか電話ズとかサカナとか、あの辺りがわりと同世代になると思うのだが、この世代は売れているものはその地位を不動のものにし、上手くいかないバンドは少しずつ姿を消してる。

フロントマンの畠山のブログを読めばわかるけど、所属していたレコード会社と揉めたこともあり、今はメジャーではなくインディーズで活動している。

ライブハウスの集客数は右肩下がりで、若者でミイラズ好きはあまり見ないし、新譜もあまり評判にならない。

新しく入ったドラマーがわりとすぐ辞めたのも、メンバー仲がそれなりにアレなことの表れだと思われる。

今年、何か手をうてれば、大きく風向きは変わると思うのだが。

2・Syrup 16g

新譜をリリースして、全国ツアーも行う。フロントマンである五十嵐のことを少しでも知っているものならば、2016年は活動しすぎであったことがわかるはずだ。

20年以上やってきたバンドが、2016年にバンド史上最大のツアーを行ったのである。

スケジュールはこちら。

syrup16g「tour 2016 『HAIKAI』」

2016年11月22日(火)石川県 金沢EIGHT HALL
2016年11月25日(金)宮城県 Rensa
2016年11月27日(日)北海道 札幌PENNY LANE24
2016年12月2日(金)福岡県 DRUM LOGOS
2016年12月4日(日)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2016年12月7日(水)大阪府 なんばHatch
2016年12月9日(金)愛知県 Zepp Nagoya
2016年12月14日(水)東京都 Zepp Tokyo
2016年12月15日(木)東京都 Zepp Tokyo

若手こバンドマンのライブスケジュールに毒された男女諸氏であれば、あれ?少なくない?と思うかもしれないが、彼らからすればどうみてもキャリーオーバーなスケジュールだ。

「疲れたからまたちょっと休みたい」

これだけ働いたなら、五十嵐はそう言うに決まっている。

というわけで、今年活動休止するバンドの本命なのである。

3・phatmans after school

歌によってはほんの少しだけBUMPの藤くんに声が似てて、待望のメジャーデビューはそのBUMPと同じTOY’S FACTORYである彼ら。

売れそうな気がしたんだけど、いまいち何やっても話題にならず、なかなかファンも増えていないところをみると、少し厳しいのかなーという気がする。

なにより、顔を隠していたバンドが顔を隠すのをやめる時というのは、あまり状況が良くないことのサインだったりするのだ。

彼らはついにそれをした。

思い返せば、Factだってそういうことだったのである。(もちろん、彼らとはまた事情は異なるわけだが)

いずれにせよ、売れなければメジャー契約も切られるし、希望のないバイト生活が続くわけだ。

このチキンレースにどこまで挑めるのかという話。

売れて欲しいんだけどなあ、歌はいいし。

4・パスピエ

顔隠していたバンドが顔を明かすとヤバイ。という勝手な持論があって、それに当てはまるこのバンド。

武道館やってもソールドしなかったり、イマイチお客さんの数が伸びていないパスピエはわりと黄色い信号なのではないかと思っている。

特にパスピエと同じ世代のバンドは伸びてるバンドと伸びてないバンドの差が激しく、どうしてもパイの勝ち取りあいに負けた印象。

いや、作る歌はすごくいいんだよ。

だから、極端な売れ方なんてしなくてもいい、というのもわかるんだよ。

でも、ファンの数の伸びをみてると、ここらで一発何か、大きな何かをして、変えたいんじゃないかと本人たちは焦っているように俺は見える。

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5・ヒトリエ

彼らも正直、近年お客さんの数が伸びていないバンドである。

同じボカロ出身の米津があんなに出世していることを考えたら、なおのこと辛いのではなかろうか。

伸びないということは、バイトをしないとメシ食えないわけであり、日々の生活がきつくなるわけだ。

こんなはずじゃなかった。

そう思い、バンドを辞めるものが出てもおかしくない。

もう少し大きなキャパでソールドできたら、色々見えてくるものがあるとは思うのだが。

6・グッドモーニングアメリカ

このままメインストリームを駆け上る、と思われたグドモも正直伸び悩んでる印象。新譜はロックに振り切れてすごくよかったけれど、ロックシーンにおけるグドモの存在は少し中途半端なものになってしまっているのではなかろうか。

ここでもう一回シーンに何かしらの衝撃を与えないと過去のバンドになりそうな気がする。

7・Czecho No Republic

明るくはなったけれど、やっぱりファンの伸びがないバンド。

どうにも話題になっておらず、若者からの認知が低い気がする。

作ってる曲調が変わりすぎて、初期ファンが去っているのも大きいかもしれない。

このまま右肩下がりが続けばやばそうな気がする。

8・ヤバイTシャツ屋さん

メジャーになって仕事忙しすぎて、バンドやっぱり嫌っ!ってなるんじゃないかと勝手に思ってる。急なブレイクはマジで生活リズムを狂わせるし、メジャーになればレーベルが作るリリーススケジュールもタイトになるわけで、この心理的負担は冗談抜きで大きいと思う。メジャーになったのに1年で休止wwwとか冗談交じりでそんなことをやりかねないと勝手に思ってる。

9・ゲスの極み乙女。

正直、立たされて局面は厳しいものだし、メンバーのバンドとしてのモチベーションだってあんまり良くないと思うのだ。誰かが「辞める」と言えば、そのバランスは崩れてしまうように思う。

こんなことで潰れて欲しくはないけど、もっとどうしようもないレベルで、彼らは足枷を嵌められているのだ。

そんな気がするのだ。

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