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春フェスのタイムテーブルなんかを見てると、ようやくバンドの世代交代が進んだ感があるけれど、ようやくメインのステージに立てるようになった若手っぽいバンドマンの年齢を見たら30を超えてるし結成10数年目です、なんていうのはよくある話。

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それこそ、この前ヨンフェスを開催した童顔のフォーリミのGENだってもうすぐ30歳である。

バンドマンが売れるのは時間がかかるわけだ。

確かにバンドマンはなんだかんだで下積みが必要なのは間違いないし、下積みをしたからこそ良いライブができる、っていうのはある。

けれど、思うのだ。

バンドマンとお笑い芸人は年々売れるまでの平均年齢が上がり過ぎなのではないか、と。

若手バンドだって良いバンドはたくさんいる。

それに、別の世界を見てみたら若手の躍進は凄い。

フィギュアの世界だったら羽生くんは23歳でもう引退という話が出ていたりするし、将棋の藤井くんだってあの若さでブイブイ言わているわけで。

音楽はある程度歳をとって場慣れしないと一人前のパフォーマンスができないと意見があるかもしれないが、スポーツは言わずもがな、将棋の世界ですら若い才能が溢れていることは重要である。

将棋だけじゃない。

アプリ周りで企業して社長になってる人間は20代の人間が多いし、話題のサッカーの監督だって日本では40歳未満の監督はいないが、海外なら普通にそういう人が出てきてて、そういう若い監督に限ってしっかり成果をあげている人が多い。

監督業ですら、ちゃんと若手にやらせてあげれる環境があれば、成果を出す人がいるわけだ。

ならば、バンドマンなんか言わずもがなではないか?

実際、海外と日本の音楽シーンにおいて一番溝があるなーと思うのは「才能のある若い子の使い方」である。

アイドルシーンなんか若い子を使い捨てのように使って消耗させて、ただのエンタメビジネスにして終わらせてしまっている場合が多いし、しょーもない芸能界の慣習とやらのせいで若い子がちゃんと力を発揮できない場面だって多い。

そりゃあ歳をとることで見えることだってあるし、下積みは必要なのかもしれない。

けれど、芸能なんて本質的に歳なんて関係ないし、余計な慣習なんてぶっ潰して若い人間が精一杯力を出せる環境があれば、日本の芸能はより良くなるのだ。絶対に。

音楽だって、その限りだ。

ロックバンドなんて年齢の関係のなさがもっとも顕著なはずなのに、若手バンドになかなか脚光が浴びないというのはちょっと微妙なのではないかなーと思ったりもして。

対バンまわりのブッキングをみてみても、どんどんロックバンドは村社会化しているように見えてしまうし。

売れてるバンドの対バンで、まだ名前の売れてないバンドをブッキングしてキャッチアップしてあげようとしているバンドがどれほどいるだろうか?

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大体のブッキングは身内で終始する。同じくらい売れてるバンド同士でのブッキングで。

そりゃあ売れてるバンド同士の対バンの方が見ている人は嬉しいだろうけども……。

ってわけで、どうしたら若手バンドは「若手の間」に売れることができるのかを少し考えてみた。

①強靭なるインフルエンサーに情報を拡散してもらう

アジカンのゴッチはわりと無名のバンドをキャッチアップして、このバンド良いよ〜なんて報告するし、フォロワー数の多い業界人が「このバンド、マジでいいよ」と勧めたら、少しはそのバンドの注目も集まる。

とはいえ、情報過多な現代において、相当に信用されたインフルエンサーの発言でなければ、その情報は埋没しがちだったりはするのだけれども。

②SNSなどで悪目立ちする

リビジョンなんかがその最たる例だけど。(まあ、リビジョンは若くはないんだけど)

実際問題、若いうちに少しでも売れるための最短ルートは、色んな慣習をすっ飛ばして、たくさんの人に認知してもらうことにある。

その方法としてもっとも手っ取り早いのが炎上である。

まあ、これはあくまでも「認知されるためだけの方法」であり、認知されてからは実力の世界になるわけで、そこでなにひとつ魅せるべきポイントがなければ終わってしまうわけだけれども。

③勝負する場所を変える

さっきのSNSで悪目立ちする、という話とも通ずることだが、みんなと同じ場所で勝負しようとするから磨耗してしまうし、売れるまでに無駄に時間がかかってしまうのだ。

例えば、音源に自信のある人間ならどのようにしたら音源を聴いてもらえるのかのチャンネル作りに精を出すべきだし、とりあえずライブを見てほしくて、俺たちは無料でも一発みてもらえたら絶対に心を掴めるって自信があるなら、ライブハウスに拘らず、路上でバチバチのパフォーマンスをしたらいいのだ。

あるいは、こういう面白い発想があって、けれどライブでやる分にはお金がかかってそれができない、というのであればネットなんかで「自分はこういう面白いアイデアを持ってる人間なんです」ってのがわかる何か(動画でも何でもいいと思うが)見せて、それを伝えるという方法もある。(そこからクラウドファンディングでお金を集めるなんてパターンもあり得るかもしれない)

バンドだからライブハウス、という考えは一度捨ててしまって、裏へ裏へと行けば、わりとチャンスがあるんじゃないかなーと思ったりして。

全然関係ないけど、ぼくりり君が出てきた頃はぼくりりと呟くだけでファボされていたこともあった。あれに効果があったのかはわからないけれど、それもひとつの作戦なわけだ(今は全然ファボしてくれないけど)

まあ、アイデアさえあれば何でもできる世の中だし、そのアイデアによっては色んなステップを飛び越えることができる。

音源をどうやって人に届けるのか、自分のライブをどのようにすれば見てもらえるのか、どうやって自分をブランディングしていけば色んな人に話題にしてもらうのか。

そういうことをデザインすることが大事だし、そこの戦略がしっかりしていれば、若いうちに若手バンドとして売れることができるのかなーと。

だってさ、インディーズバンドってみんな演奏は上手いんだけど量産型になりがちで、個性が見えづらいんだよ。

まずは、その「量産型」から抜けることが大事なわけで。

まあ、結局のところ、そのアイデアを考えることが何よりも大変なんだけどね。

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