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人の欲望は他者を媒介して生まれるものである。

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ん?なんだなんだ、ロッキンファッキン野郎はついにエセ哲学なポエムを呟くようになったか?寝言はネットの海じゃなくて、便所の落書きにでも書いてろ!このネット弁慶がっ!な〜んて突っ込まれそうだが、まあ落ち着いて聞いてほしい。

いきなり厳かな物言いからはじめてしまったので、理解の追いつかぬ読者諸兄もいるかもしれぬが、先ほどの前文で言いたいのはこういうことである。

「欲望」というのは、他者がいて初めて成り立つものである。

そういう話である。

ん?まだ、よくわかんないって?

では、もう少しこの事を整理して考えてみたいと思う。

例えば、ブランド服を欲しいと思う人がいるとする。

なぜ、その人は普通の服ではなく、ブランド服が欲しいと考えたのだろうか?

ブランド服を着てるとモテると思ったからだろうか?

ブランド服の着心地がすごく良いからだろうか?

ブランド服を着てるとすごく良いことが起こるようになるからだろうか?

否。

理由は、それがブランド服だからだ。

な〜んて言ってしまえばそれまでの話になってしまうが、要は、ブランド服を持っていると他人から羨ましがられる、という意識があるからブランド服を欲しいと思うのだ。

少なくとも、誰もブランド服に関心を示さない世の中になれば、その人はブランド服に関心なんて持たないだろうし、そもそもそうなった頃には、それは「ブランド服」ではなく、ただの服に成り下がっていることだと思う。

つまり、ブランド服がブランド服たらしめているのは、他者を通してその服の価値を見ているからだ。

ブランド服をブランド服と認定する他者がいて、他者がブランド服を認定していることを知っているから、その人もそれをブランド服と了解するのだ。

つまり、人の欲望は他者を媒介して生まれるもの、というわけだ。

え?よくわかんないって?

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では、喩え話を少し変えてみよう。

ネットには、よく「リア充爆発しろ」なんて言葉なんて言葉が溢れているが、これも本質としては同じことである。

こういったメンタリティーの背景にあるのは、リア充をみて、自分も恋人が欲しいなーと思ってるわけだ。

リア充を羨ましいと思い、俺も恋人が欲しいと欲望するが、自分には恋人がいない。

だから、意味なくリア充を意識してしまい、そのリア充を爆発させたくなってしまったり、クリスマス中止の嘘のお知らせを流してしまうのだ。

また、恋人が欲しいと一口で言っても、恋人であれば誰でもいいというわけではないだろう。

じゃあどんな恋人がいいのかと言えば、他者が欲しいと思うような、自慢できる人が良いと望みがちである。

だからこそ、カッコイイ人や可愛い人を恋人にしたくなるのである。(もちろん、これには異論もあるだろうが、その人を欲望していく構造を掘り下げてみると、自分と相手とは違う<他者>の存在が浮き彫りになる可能性は大いにある)

もっと言えば、カッコイイとか可愛いの尺度だって実は他人に依存している。

仮に、新垣結衣のことを誰も可愛いと思わない世の中になれば、誰も新垣結衣を可愛いと感じなくなる世の中になる。

昔の美人と、今の美人では違いがあることを確認すれば、それも一定の説得力があるとは思う。

ところで、これ、バンドマンの人気にも同じことが言える。

あるバンドマンがある程度人気になると、そのバンドの人気が一気にグッと急上昇することがある。

これは、他者の欲望がさらなる他者の欲望を喚起していき、欲望のドミノ倒しが起こるからであり、そうなったとき、その欲望はすべからくエグいものとなるわけだ。

みんながそのバンドを好きだから、そのバンドのことが好きになる人が増える。

自分の感性でそのバンドを選んだつもりでも、意識的であれ無意識であれ、他人の欲望に不思議と感染しているものなのである。

だから、オーラルだって急に売れるようになったんじゃね?知らんけど。

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